ナイタースキーの魅力・注意点&オススメのナイタースキー場3選

2021年10月26日(火)
多くのスキー場は、ナイター営業を実施しています。朝から晩まで、時間を気にせず、いつでも心ゆくまでスキーを楽しみたい方にはぴったりの遊び方!今回はナイタースキーの魅力と滑るときの注意点、オススメのスキー場を紹介します。旅の合間にナイタースキーを楽しみたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

日中のスキーと何が違う?ナイタースキーの魅力を紹介

夜のスキー場
日中と比べてナイターはコースに人が少ないのが特徴です。そのため、コースを広々と使うことができるのがメリット。初心者がターン練習をしたり、落ち着いてスキーを満喫したい方におすすめです。ロマンチックな雰囲気を味わうことができるのでカップルにも人気です。ナイタースキーならば日焼けも気になりません。

幻想的な雰囲気に包まれたゲレンデ

ライトに照らされたゲレンデ
ナイタースキーの一番の魅力はなんと言っても、幻想的な雰囲気の中で滑走を楽しめることです。日が沈むと、ゲレンデにはライトが照らされます。スキーをしながら、暗闇に浮かび上がる美しい光景を満喫しましょう。ほとんどのスキー場は標高の高い山奥に位置しているため、空気が澄んでいます。天気が良ければ星の群れが縦に伸びる天の川を見られることも。

日中と比べて混雑が少ないので快適

ナイターのスキー場
スキー場によって混雑具合は異なりますが、ナイターは日中に比べると比較的空いています。コースを広く使うことができるので、ターンやトリックの練習をするのに最適です。リフトの待ち時間も少なく、ストレスなく満足いくまでコースを楽しめます。

まぶしくない・日焼けをしない

ナイタースキーならば、直射日光による日焼けの心配もありません。ゲレンデでの雪による紫外線の照り返しは意外と強く、反射率はアスファルトの2倍以上あります。重度の場合は、角膜が傷つき、視力低下を引き起こして雪目になるリスクもあります。ナイターならば、日焼けや雪目を気にせず長時間滑ることができます。

ナイタースキーをするときの注意点

スキー場
夜のゲレンデは、日中に溶けた雪が寒さで凍る「アイスバーン」が現れます。転倒した場合は、怪我の危険性が高くなるので要注意。日が暮れると、場所によっては気温がマイナス20度近くまで冷え込みます。当日は防寒対策が必要不可欠です。

気温が下がりやすいので防寒は念入りに

日が沈むと、一気に気温が下がり、山頂付近では風も強まります。スキーは全身運動のため、思った以上に汗をかきます。リフトに乗っていると、汗で体温が奪われて風邪をひくリスクがあります。スキーウェアの下には、保温性と吸湿性に優れたインナーを着用しましょう。ネックウォーマーや耳当てなどの小物類も防寒対策に便利です。当日は、防寒対策を万全にしてナイタースキーを楽しみましょう。

ナイターはリフト料金が別途必要になる

ナイター営業を実施しているスキー場では、専用のリフト券を販売しています。一般的には、夕方16:30頃に一旦営業を終了し、雪上車でコースを整備してから、18:00頃に営業再開されます。ナイター営業がはじまる直前は、リフト券を購入する利用客で窓口が混雑します。ナイター利用の際は、前もって買っておいた方がスムーズです。

視界が悪いのでスピードを出しすぎない

夜のゲレンデは、日中に比べて視界が暗くなります。紫外線防止用のゴーグルは、レンズが暗くコースの先が見えづらい特徴があります。ナイター用のゴーグルを準備しておきましょう。コースの凹凸がはっきりわかる、クリアやブルー、イエローといった色のレンズがオススメです。ナイターコースは他の滑走者との衝突に注意しながら、スピードを落としてゆっくり滑りましょう。

ナイター営業が充実しているスキー場

雪山と星空
ここからは、群馬県にある「ノルン水上スキー場」や新潟県の「神立スノーリゾート」など、ナイター営業を実施しているオススメのスキー場を紹介します。

最長24:00までのロングナイターを実施「ノルン水上スキー場」

ノルン水上
「ノルン水上スキー場」は、標高1,341メートルを誇る吾妻耶山の麓に広がる山岳リゾートです。人気のロングナイター営業を実施しています。例年12月下旬から1月上旬までは22:00、積雪が多くなる1月から3月中旬の週末には24:00までオープンしています。ナイターでは、山の傾斜がなだらかな「Dコース」、直線ストレートで見晴らしの良い「Eコース」など、初心者でも滑りやすい2種類のコースを開放中です。冷たい雪山の風を浴びながら、爽快感のある滑走を楽しみましょう。

「ノルン水上スキー場」が気になる方はこちら!

初心者が練習しながら滑れるコースが満載「舞子スノーリゾート」

舞子
「舞子スノーリゾート」は飯士山の中腹に位置しています。初心者のスキルアップに最適です。例年12月下旬から3月中旬までのシーズン中は、毎日16:00から20:00までナイター営業を実施しています。

ゲレンデは、初心者のターン練習に最適な5種類のコースが充実しています。930メートルのロングランを味わえる「キンダー」、山の最大傾斜が9度の「バンビ」などが人気です。ゲレンデ麓にある「舞子高原ホテル」には、レストラン「MAIN DINING GALLERY」を併設しています。21:00まで営業しているため、ナイターの途中でも食事を楽しめます。レストランを利用する場合は、1階にある受付で予約しておきましょう。

「舞子スノーリゾート」が気になる方はこちら!

朝から晩までロングスキーを楽しめる「神立スノーリゾート」

神立スノーリゾート
「神立スノーリゾート」は、例年12月中旬から4月中旬の週末のみ、18:00から翌2:00までロングナイター営業をしています。朝から行けば、最大で17時間近く長時間のスキーを楽しめます。ナイターコースは、「プロキオン」「ポルックス」「ベガ」など3種類揃います。コース幅が広く、山の傾斜も緩やかなため、スピードが出過ぎる心配もありません。

スキー後は「GROUND BASE」に併設されている「神の湯」で1日の疲れを癒しましょう。週末は24時間営業です。コースを十分楽しんだ後に入浴施設で汗を流して、ゆっくりくつろげます。

「神立スノーリゾート」が気になる方はこちら!

夜のゲレンデで心ゆくまでスキーを楽しみ尽くそう

スキー場のナイター営業
スキー場によっては、夜景を楽しみながらスキーやスノーボードを楽しめるコースがあります。澄んだ空に輝く風景は寒さを忘れてしまうほど。スキー場のレストランは、夕方に営業終了となるところが多いため、ナイター前に食事を済ませておくことをオススメします。それでは、素敵なナイタースキーをお楽しみください。

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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