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「舞子スノーリゾート」までは東京駅から『上越新幹線Maxとき』で約2時間
「舞子スノーリゾート」までは、新幹線とバスを利用し、2時間ほどでアクセスできます。東京駅発の『上越新幹線Maxとき』に乗車し、スキー場の最寄り駅であるJR越後湯沢駅までは1時間30分ほどで到着。
JR越後湯沢駅に着いたら、改札を出て東口のバスロータリーへ。
バスロータリーに着いたら、「R353広域観光駐車場」と書かれた右手のバス乗り場に向かいます。
さらにそこから無料送迎シャトルバスに乗って、20〜30分ほどで「舞子スノーリゾート」に到着。
少し見づらいのですが、無料送迎シャトルバスの時刻表はこんな感じです。
曜日や行き先によってバスの運行時間&本数が微妙に違うため、間違えることのないようにしましょう。
ナイターリフト券は「舞子高原ホテル」の受付で購入可能
「舞子高原ホテル」までは、駐車場にとまる無料送迎バスに乗って3〜4分ほどで到着。
ゲレンデ直結のリゾートホテル「舞子高原ホテル」への無料送迎シャトルバスは、大体1時間に1本運行されています。
まずは、リフト券の購入。16:00〜20:00までのナイターリフト券は、「舞子高原ホテル」のレセプション左手のカウンターで販売されています。
ナイター券以外にも、オープンからクローズまで利用できる1dayパス、発券から5時間まで使える5時間券、1回券というように、旅行スタイルに合わせて選べるさまざまなリフト券を用意。
初心者コースで家族揃ってのんびりとスキーを楽しみたいというファミリーには、第1&第2ペアリフト、ファミリーリフトでのみ利用できるサンロク割がおすすめです。
手ぶらで行ける! 8:30~20:00まで営業のレンタルショップも併設
リフト券の購入を済ませ、次はスキー板やストック、ブーツなどのスキー用具をレンタルしようと思います。レンタルショップは、レセプションと同じフロアの奥に併設。ナイタースキーが終了する20:00まで営業しています。
写真手前の台に置かれた申込用紙に、名前や身長、体重、足のサイズなどを記入します。受付・清算を済ませたあとに、ウェアやブーツのフィッティングを行います。
スキー板は身長よりも10センチメートル短いもの、ブーツは普段履いている靴より1センチメートル大きめのサイズを選びましょう。スキーは膝の屈伸をうまく使い、体重移動しながらターンをしたり止まったりするのですが、その際につま先に負荷がかかります。
ブーツが小さすぎると指先が詰まって靴擦れの原因になるため、少しゆとりのあるサイズがおすすめです。
スキーやスノーボードアイテムだけではなく、ウィンタースポーツ未経験者でも楽しめるスノースクートのレンタルもあります。スノースクートとは、雪の上を滑る自転車とスノーボードを組み合わせた新感覚のアクティビティーです。
ウェアやブーツを買い揃える必要がなく、ハンドル操作に慣れれば誰でも簡単に乗りこなすことができるため、小さな子どもからも人気を集めています。機会があればぜひ挑戦してみてください。
「舞子スノーリゾート」では、ニット帽やグローブ、ゴーグルといった肌に直接触れる小物類は衛生面を考慮して、レンタルを行っていません。
ホテル入り口の売店では、ニット帽やネックウォーマーなど、さまざまな防寒アイテムが販売されています。ゲレンデは風が強く吹雪になると更に冷えるため、防寒対策は忘れずに!
売店には、防寒アイテムのほかにも「舞子スノーリゾート」のロゴがプリントされたオリジナルTシャツや、
南魚沼産コシヒカリ100%のお米で作った日本酒や銘菓など、地元ならではの特産品も数多く販売されています。自分へはもちろん、家族や友人へのお土産にぜひおすすめです。
レンタルショップの隣には、更衣室やコインロッカーも併設。ウェアを借りたらすぐに着替えを済ませることができます。
ウェアへの着替えが完了したら、レンタルショップ正面の階段で2階へ上がり、
すぐ目の前に見える出入り口からゲレンデへ。
見晴らしの良い「パラダイスコース」は初心者でも安全に滑れる
滑る前に、リフト乗り場のすぐ横にあるゲレンデマップでコースを確認。
夜で辺りが暗く見えづらいのですが、マップ右側エリアは初心者向けのナイターコースが充実しています。
スキー初心者が一番最初に滑るなら、「舞子スノーリゾート」のメイン「パラダイスコース」がおすすめです。
それでは早速、「舞子高原ホテル」を出てすぐ左手にあるリフトに乗ってコースへ向かいたいと思います。
スキー場の多くは標高が高い山奥に位置しています。山の天気は変わりやすく、横から強く吹き付ける大粒の雪によって視界が遮られてしまうことも。
防寒対策だけではなく、視界を確保して安全にスキーを楽しむためにも必ずゴーグルを着用しましょう。
リフトに乗ってから3分ほどで「パラダイスコース」のスタート地点に到着。
「パラダイスコース」は、滑走距離が760メートルとやや短めではあるものの、コーストップからゴール地点が見えるほど見晴らしが良く山の傾斜が緩やかになっているのが特徴です。
そのため、スピードをコントロールしながらじっくりターンの練習をしたい初心者が滑るのには最適です。
写真左に見えるドーム型の屋根の建物が、先ほどまでいた「舞子高原ホテル」。隣は、コースに設置されたポールを避けながら一気に滑り降りる貸切ポールバーンのレーンとなっているため、間違えることのないようにしましょう。
吹雪いていますが、真っ白な雪がライトに照らされた非日常的な雰囲気の中でスキーを楽しめるのも、ナイタースキーならではの魅力。
滑り慣れたら「キンダーコース」なら浮遊感を味わいながらスリリングな滑走を楽しめる!
次に私が滑ったのは、「パラダイスコース」のすぐ隣にある「キンダーコース」。
ここは、コースの最大傾斜が10度となだらかなので、初心者はもちろん小さな子どもがいるファミリーにおすすめ。とにかくコース幅が広いので他の滑走者との衝突の心配がなくのびのびと滑れます。
少し分かりづらいかもしれませんが、コース途中にはいくつかの波打つ大きなウェーブが施され、スピードに乗って滑ると体が宙に浮いているかのような浮遊感を味わえます。
「普通に滑るだけではちょっと物足りない!」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、コースは滑走痕が残り凸凹しているため、スキー板がふかふかの雪に埋まってうまくターンができず転倒してしまうことも。
滑りはじめてしばらくは、体のバランスを崩さないようスピードを落としてゆっくり滑った方が良いかもしれません。
ナイター後は20:30まで営業の「メインダイニング ギャラリー」でディナーブッフェを堪能
スキー後の空腹を満たすなら、「舞子高原ホテル」2階の「メインダイニング ギャラリー」がおすすめです。
ゲレンデ内の多くのレストランは、一番長く営業しているところでも18:00でクローズしてしまうのですが、「メインダイニング ギャラリー」なら21:00までゆっくりと食事を楽しむことができます。
「メインダイニング ギャラリー」はブッフェスタイルとなっており、日本海で水揚げされたばかりの甘海老やサーモンといった海鮮をはじめ、
越後の採れたて新鮮な野菜、
濃厚なチーズに角形にカットしたパンや野菜を絡めて食べるチーズフォンデュ、
子どもが大好きなガトーショコラや胡麻団子、
パイナップルやオレンジなど、豊富な種類のお料理が所狭しと並べられています。
窓際席からライトアップされたゲレンデの絶景を眺めながら、ゆったりとディナーを楽しんでみてください。
余談ですが、更衣室までスニーカーを取りに戻る時間がなく、スノーブーツを履いたまま入店したところ、スタッフの方が歩きやすいようにとスリッパを用意してくれました。
スキーの際に使用するスノーブーツは、足首まで固定されていて歩きづらいため、こうしたきめ細かな気遣いは嬉しい限りです。
ちなみに、「メインダイニング ギャラリー」はホテル宿泊者以外の方も利用できます。ホテル1階のレセプションで前もって予約しておけば、混雑しているときも待ち時間がなくスムーズに入店することが可能です。
「舞子スノーリゾート」ならグルメも温泉も楽しめる!
「舞子高原ホテル」の1階には、日帰り入浴を楽しめる舞子温泉「飯士の湯」も併設。泉質は低張性弱アルカリ温泉で、筋肉痛や疲労回復に効果があると言われています。
展望ジャグジーも完備されているため、雪景色を見ながら非日常の時間を満喫するのも旅行の楽しみのひとつです。スキーを思う存分楽しんだあとは、熱々の温泉に浸かって疲れを癒やしてください。
ちなみに、「舞子高原ホテル」からJR越後湯沢駅へ向かうシャトルバスの最終時間は20:30(ナイタースキー実施日)となっています。最終バスに乗り遅れることのないよう、レンタル用品の返却や着替えの時間などを考慮し、余裕を持って行動するようにしましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。