日本海側に位置する新潟県は、言わずと知れた日本屈指の一大人気スノーリゾートです。豪雪地帯でもあるため雪の量は多く、ハイシーズンにはたっぷりと積もるため春先まで営業するスキー場もあります。今回は、スキーヤーなら一度は訪れたい新潟県の代表的なスノーエリアを紹介します。
駅周辺に10箇所以上のスキー場が集結「湯沢エリア」
![湯沢エリア](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/adc722ed00b3fabece3da468d38044a9f53cd2f0.jpg?1566340906)
新潟県最南端に位置する湯沢町は、県内でも特に積雪の多いエリアで、大小合わせて合計10箇所以上のスキー場があります。東京から、スキー場の最寄り駅である越後湯沢駅までは、上越新幹線で約1時間16分とアクセス抜群です。同駅東口のバスロータリーからは、「湯沢高原スキー場」「NASPAスキーガーデン」直行のシャトルバスも運行し、移動もスムーズです。
![湯沢エリア](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/48cccd6eb6e3d0fd182cac875c13c15a90412eed.JPG?1566340846)
特に「GALA湯沢スキー場」は、スキーセンターとガーラ湯沢駅の改札が直結しているため、到着してすぐにスキーを楽しむことができます。初心者がスキーをするなら、アクセスの良い湯沢エリアが良いでしょう。
2つのスキー場を行き来できる「苗場エリア」
![苗場スキー場](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/0c7d8fee24806ae8551de9e95bf26a75d66104e5.jpg?1566340858)
「苗場スキー場」は、日本を代表する歴史あるスキー場として知られており、ある程度滑れるようになり色んなコースを楽しみたいという方におすすめです。同スキー場は入場者数日本一を誇り、初心者から中上級者、子どもから大人まで多くのスキーヤーで賑わっています。広大なゲレンデには、傾斜が8度となだらかな「第4高速ゲレンデ」や、標高1,789メートルの山頂から滑り降りる「筍山スカイライン」など、合計22種類の多彩なコースが充実。
![苗場スキー場](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/e0cbcfb8cc4eb37b3369a508f2c32304a7dd6aee.jpg?1566340852)
ゲレンデ麓、苗場ステーションから運行の世界最長「ドラゴンドラ」に乗車すれば、約15分ほどで、隣接する「かぐらスキー場」へもアクセスすることが可能です。2つの山にまたがるスキー場の総面積はかなり広いといえます。
![苗場スキー場](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/a292edbbb549f5d621de2b9499523bd41f3a1521.jpg?1566340866)
苗場スキー場は、傾斜が急な中上級者コースが多いため、テクニックを磨きながら滑るのにはぴったり。ゲレンデは、標高1,845メートルの麓に位置し気温が上がりづらいことから、例年11月下旬から5月まで滑走を楽しむことができます。
温泉とスキーの両方を楽しむなら「六日町エリア」
![六日町エリア](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/f464566a83edd351bd822cb465db97e4f8734902.jpg?1566340870)
六日町までは湯沢町から車で25分、電車であれば上越線各駅停車で45分ほどでアクセスすることができます。六日町のスキー場は、湯沢エリアに比べて混雑が少ないため、自分のペースで練習をしながら滑りたいという初心者や子連れ家族におすすめです。
また、スキー場周辺には日帰り入浴を楽しめる六日町温泉があります。茶室をイメージした畳敷きの開運茶室露天風呂を完備の「ホテル坂戸城」や、自然石を敷き詰めた天然温泉「龍氣」など、レトロな温泉街にさまざまな宿泊施設が立ち並んでいます。コースを滑ったあとは、湯気が立ち込める温泉に浸かって疲れを癒しましょう。
ホテル坂戸城
住所:新潟県南魚沼市坂戸292-4
龍氣
住所:新潟県南魚沼市小栗山2310
一晩で2メートルの積雪も!日本有数の積雪を誇る「妙高エリア」
![妙高エリア](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/df4f67be5cf1a17c04027f05518c9f2114dd15f7.jpg?1566340910)
新潟県上越地方の妙高エリアは、長野県のすぐ隣に位置しています。同エリアは、真冬2月を迎えると気温がマイナス10度まで下がり、一晩で2メートル近い雪が降り積もることから、特別豪雪地帯に指定されている地域で、雪質も抜群。
![妙高エリア](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/fd6edf52a85d0e32b3942c08d606ec307947eb1a.jpg?1566340880)
市内には、「妙高杉ノ原スキー場」や「池の平温泉スキー場」などがあり、さらさらとした粉雪を楽しめるパウダーコースが充実しています。ゲレンデ山頂から望む見渡す限りの大雪原は、時間を忘れてずっと見ていられる幻想的な美しさです。冬の雪景色をバックに、記念撮影も楽しみましょう。
日本百名山の麓の温泉街で疲れを癒そう「赤倉エリア」
![赤倉温泉スキー場](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/0981d2b23041f0119fe3a32b404ce2ce42712b55.jpg?1566340889)
新潟県妙高市の赤倉エリアでは、パウダーエリアが充実している「赤倉観光リゾートスキー場」、初心者コースが豊富な「赤倉温泉スキー場」という2つの山岳リゾートが有名です。これらの施設はホテルを併設しているので宿泊にも便利。いずれも12月中旬から5月までの長い間スキーを楽しむことができ、暖かい日差しを浴びながらの滑走は冬とはまた一味違った爽快感です。
![赤倉温泉スキー場](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/b1d635b5e3bac38e407cd247cd634743319f2317.jpg?1566340917)
また、スキー場の麓には日帰り入浴が楽しめる赤倉温泉街があることで有名です。赤倉温泉は、日本百名山のひとつである妙高山の麓に位置し、200年以上の長い歴史を誇ります。泉質は炭酸水素塩泉で、冷え性や胃腸機能、筋肉痛の改善に効果が見込めます。温泉に浸かれば、スキーの疲れも癒えて体も気分もスッキリするのでおすすめです。温泉街とスキー場を行き来する無料送迎シャトルバスが運行しているので、スムーズに移動できます。
赤倉観光リゾートスキー場の詳細情報はこちら
全15コース!エリア最大規模のスキー場がある「新井エリア」
![ロッテアライリゾート](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/34640dd597bfc745de265649de003d3c0c79cabd.jpg?1566340885)
新潟県妙高市の新井エリアといえば、エリア最大規模のスケールを誇る「ロッテアライリゾート」があることで有名です。同スキー場は、日本屈指の積雪量を誇る大毛無山の麓に位置し、広大なゲレンデには、緩斜面が続く「ヴィレッジロード」やふかふかなパウダースノーを味わえる「ビーフリー」など合計15種類のコースを配置しています。
特筆すべきは、ゲレンデ中腹の「妙高ロングラン」。コーススタート地点からは、壮大な日本海と雪化粧した山々の大絶景を一望することができます。山の平均傾斜は8度と緩やかなため、スピードが出過ぎてコントロールできないという恐怖心もなく、初心者でも爽快感のある滑走を楽しめることでしょう。
こちらもホテルが併設されており、様々な宿泊プランが用意されていたり、施設内には13もの飲食店が揃う一大リゾートなので、宿泊もオススメです。
日本有数の雪量と雪質を誇る新潟のスキー場で春までスキーを楽しもう
![新潟エリア](https://d2r4787i3zn8dn.cloudfront.net/site_images/images/a94a3446f9d10be7874ba210497b358a15b6bedd.jpg?1566340921)
今回は、新潟県内の人気スノーエリアを紹介しました。新潟県は積雪量が多いため、早い場所では11月下旬からゲレンデがオープンし、5月上旬頃までスキーを楽しめます。少し長めに滞在して、複数のエリアを行き来しながら雪質やコースの違いを楽しむのも良いかもしれません。
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