国内スキーエリアの最高峰!抜群のパウダースノーを味わえる北海道のスキーエリアを大解剖

2024年10月31日(木)
日本の最北端に位置する北海道は、国内屈指の一大スノーリゾートです。道内には、隣接する4つのスキー場からなる「ニセコユナイテッド」や、札幌駅からのアクセスが抜群な「サッポロテイネスキー場」など、数多くの大きなスキー場があります。

北海道は国内スキーの最高峰とも言える場所!

見圧雪ゲレンデ
北海道は、スキーヤーなら誰もが一度は行ってみたいと憧れる、ウィンタースポーツの聖地。人気を集める理由のひとつが、極上パウダースノーです。シベリアから吹き付ける乾燥した冷たい空気が、季節風に乗ってパウダースノーを作り北海道に降り積もります。

水分が少なく柔らかな雪は"JAPAN POWDER"と呼ばれ、世界中のスキーヤーを魅了しています。ふかふかのパウダースノーを堪能するなら、雪質の良さで特に人気の「富良野スキー場」や「ニセコアンヌプリ国際スキー場」がおすすめです。

北海道でもエリアによって特色が異なる

北海道でもエリアによって特色が異なる
北海道は、道南・道央・道東・道北4つのエリアに分かれています。太平洋や日本海、オホーツク海3つの海に囲まれていることから、地域によって気温や積雪量は千差万別。

太平洋に近い十勝エリアは比較的温暖な気候で積雪が少なく、日本海側に位置する倶知安町では10メートル近い雪が降り積もることもあります。エリアそれぞれで雪質の違いを楽しめるのも、北海道だからこその魅力といえるでしょう。

北海道のスキー場の数は?

北海道のスキー場の数は?
北海道は、豪雪地帯に指定されているエリア。雲が海のように広がる雲海で有名な「星野リゾート トマム スキー場」、ファミリーに人気の「さっぽろばんけいスキー場」など、大小含めておよそ50箇所以上のスキー場があります。

北海道スキー場の魅力をエリア別に解説

北海道スキー場の魅力
北海道のニセコや札幌、富良野といった主要エリアには、標高1,308メートルの山の麓に4つのスキー場が連なる「ニセコユナイテッド」や、バリエーション豊かな23種類のコースを配置した「富良野スキー場」など、人気スノーリゾートが数多くあります。ここでは、代表的なエリアの特徴と有名スキー場を紹介します。

札幌スキーエリアの特徴

札幌スキーエリア
北海道札幌市といえば、冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」の開催地として人気の観光名所。スキーシーズンの12月から3月下旬にかけての平均気温は、マイナス0.6度と他の地域に比べると比較的温暖なエリアです。

札幌スキーエリア
市街地から一番近いスキーヤー専用の「札幌藻岩山スキー場」、札幌駅から車で40分ほどでアクセスできる「サッポロテイネスキー場」などのスキー場が勢揃い。初心者向けのコースが充実しているため、ゲレンデデビューの場所としておすすめです。

「札幌藻岩山スキー場」が気になる方はこちら!

ニセコスキーエリアの特徴

ニセコスキーエリア
北海道虻田郡のニセコは、世界的にも注目度の高い道内屈指の人気スノーリゾート。ニセコアンヌプリ山の裾野には、「ニセコアンヌプリ国際スキー場」、「ニセコビレッジスキーリゾート」、「ニセコマウンテンリゾート グランヒラフ」、「ニセコHANAZONOリゾート」と合計4つのスキー場があります。

ニセコスキーエリア
各ゲレンデには、降り積もったままのふかふかな雪を味わえる非圧雪、コブ斜面、急傾斜、直線ストレートなどバリエーション豊かなコースが充実。4つのスキー場を合わせると、コースの数は69本にも及びます。

ニセコスキーエリア
スキー場周辺には、キッチン付きのコンドミニアムや露天風呂付き客室を完備した旅館など、宿泊施設がたくさんあります。ニセコまでは、新千歳空港から車で約2時間とやや離れた場所にあるため、滞在期間は長めの方がゆっくりとスキーを楽しめます。

「ニセコアンヌプリ国際スキー場」が気になる方はこちら!

小樽スキーエリアの特徴

小樽
北海道の南西部の小樽周辺は、真冬の最低気温はマイナス6度、雪は1メートル以上降り積もります。エリア内には、山頂から望む日本海の絶景が美しい「小樽天狗山スキー場」、山の傾斜を生かしたコースを楽しめる「仁木町民スキー場」などがあります。

スキーエリア
冬の小樽周辺では、スキーだけでなく、冬のイベントも見逃してはいけません。200個にも及ぶキャンドルが古い町並みを暖かく照らす「小樽雪あかりの路」や、冬の空を彩る「小樽雪花火」など、様々なイベントが繰り広げられます。開拓時代の面影を残す小樽運河でのイベントは、小樽の町並みを生かした独特な雰囲気で、冬の特別な思い出となることでしょう。

「小樽天狗山スキー場」が気になる方はこちら!

富良野スキーエリアの特徴

富良野スキーエリア
富良野エリアは、2月になると最低気温マイナス8度と厳しい寒さが続きます。ニセコなどに比べて積雪量は少ないものの、雪質の良さが抜群に良いと口コミでも好評です。エリアには、エリア最大スケールを誇る「富良野スキー場」や、幅が広く山の傾斜が緩やかなコースが特徴の「国設南ふらのスキー場」といったスノーリゾートがあります。

「富良野スキー場」が気になる方はこちら!

旭川スキーエリアの特徴

旭川スキーエリア
旭川市は、20種類以上の多彩なコースを楽しめる「カムイスキーリンクス」、子ども専用ゲレンデを完備した「サンタプレゼントパーク」など、規模が大きなスキー場が充実しています。旭川駅からスキー場まではシャトルバスで10〜30分ほどでアクセスできるため、行き帰りもスムーズです。

旭川スキーエリア
また、旭川に行ったら名物のラーメンも外せません。旭川市は、魚介と豚骨のダブルスープ発祥の地とも言われ、市内の至る所にラーメン店が立ち並びます。スキーのあとは、熱々のラーメンをすすって冷えた体を温めましょう。

「カムイスキーリンクス」が気になる方はこちら!

函館スキーエリアの特徴

函館スキーエリア
函館エリアのスキー場は、富良野やニセコに比べ規模は小さいものの、比較的空いている場所が多く初心者やファミリーでの利用におすすめです。4キロメートルのロングランが人気の「函館七飯スノーパーク」、緩斜面が多く滑りやすい「グリーンピア大沼スキー場」など、初心者がのびのびと練習できるスキー場が揃っています。

函館スキーエリア
また、函館といえば、ナポリや香港と並び夜景が美しい街としても有名です。函館山の展望台からは、真っ暗闇で光り輝く函館市内の絶景を一望でき、世界三大夜景のひとつに選ばれています。時間に余裕があれば、ロマンチックな函館の夜景も堪能してみてはどうでしょうか?

「函館七飯スノーパーク」が気になる方はこちら!

トマムスキーエリアの特徴

トマムスキーエリア
北海道勇払郡の「星野リゾート トマムスキー場」は、子どもから大人、カップルからファミリーまで多くの人々に愛されています。広大な敷地内には、幻想的な雲海を一望できる「雲海テラス」、氷でできたホテルで寝泊まりできる「アイスヴィレッジ」など、滑らなくても楽しめる多彩な施設が充実。「星野リゾート リゾナーレトマム」「星野リゾート トマムザ・タワー」2つ宿泊施設も併設し、思う存分冬のトマムを満喫できます。

トマムスキーエリア
小型雪上車に乗って白銀の世界を駆け抜ける「大雪原スノーモービル」や、手付かずの雪山を散策する「スノーシュー」など、アクティビティも満載です。

星野リゾート トマム スキー場の詳細情報はこちら

レベルに合わせたスキー場を選んでウィンタースポーツを満喫

ゲレンデからの眺望
北海道は、気温が低く豊富な雪に恵まれているため、多くのスキー場では例年11月中旬から4月下旬頃まで長い期間ウィンタースポーツを楽しむことができます。温かい日差しを浴びながらの春スキーは、冬とはまた違った気持ちよさです。

スキー場周辺には、天然温泉を楽しめる宿泊施設や新鮮な海鮮を味わえるグルメも充実しているため、北海道旅行の際はスキーと温泉、グルメを丸ごと味わい尽くしましょう。

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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