目次
北海道の穴場!「国設南ふらのスキー場」
「国設南ふらのスキー場」は、富良野・トマム・サホロなどの人気スキー場に囲まれている立地です。このエリアは非常に雪質がよく、ウィンタースポーツを思い切り楽しむのに向いています。位置的には、ワカサギ釣りや犬ぞりなどで遊べる「かなやま湖」の南側にあり、ビギナーからエキスパートまで楽しめるスキー場です。
地元で人気!雪質が抜群のゲレンデ
周りに大きなスキーリゾートがあるせいか、比較的こぢんまりした「国設南ふらのスキー場」は、混むことがほとんどなく、穴場的な存在のスキー場になっています。地元の人たちに人気のこちらのスキー場は、富良野の寒さが作りだす雪質のよさが自慢です。この雪質は「アスピリンスノー」と呼ばれ、粉状のサラサラとした雪のことを指します。きっと素晴らしい雪質に出会えるでしょう。1,500メートルあるダウンヒルを思い切り滑り降り、ダイナミックに楽しみましょう。
地形を活かした誰もが楽しめるコース
「国設南ふらのスキー場」は、ペアリフトとシングルリフトが1本ずつあり、5つのコースから成り立っています。
ペアリフトは中間駅があり、ビギナーはその付近から始まる斜度7~8度の「ファミリーコース」が楽しめるでしょう。シングルリフトを降りると、ほかの3本のにつながるコース編成となっています。
最大斜度30度で縦に延びる上級者向け「ベテランコース」、中・上級者向けの平均斜度18度の「ダイナミックコース」、中級向けで1,500メートルの「シルバーコース」が堪能できますよ。
このように初級者から上級者まで、誰もが楽しめるバラエティある地形が自慢です。
「国設南ふらのスキー場」の営業期間や気候は?
「国設南ふらのスキー場」は、毎年12月下旬~3月中旬ごろがオープン期間です。
スキー場は晴天率が高く、眺望もよいことが多いですが、車で行く場合、途中の国道38号狩勝峠付近は路面凍結することもあるようです。
天気予報や積雪情報などを出かける前には必ずチェックして、スタッドレスタイヤやチェーン装着などしっかりと準備し、安全運転で行きましょう。
「国設南ふらのスキー場」のおすすめポイント
「国設南ふらのスキー場」はどんな腕前の人も楽しめるスキー場ですが、さらにおすすめのポイントがいくつかあるので、紹介していきます。
町営ならではのリーズナブルなサービス
南富良野町が経営しているので、道具や食事など、すべてにおいて比較的リーズナブルなサービスが受けられます。
少し節約ができる分、スキーの前後に北海道ならではの美食を堪能し、かなやま湖で冬のアクティビティを楽しむのもよいですね。
ゲレンデにはナイター設備も
雪質もよく、整備もきっちりとされている「国設南ふらのスキー場」は、ナイターも評判が上々です。
毎週火~日曜の21:00までナイター営業があります。月曜日はスキー場の定休日ですが、祝日の場合はオープンし、前日の日曜日はナイターで滑ることも可能です。
夜になると気温がさらに低くなるので、雪質がしまって、より快適に滑れるでしょう。
スノーボードも全面滑走可能
「国設南ふらのスキー場」は、スノーボードも全面滑走できます。スキーヤ―とスノーボーダーの比率は、日によって違いますが、スキーヤーのほうがやや多めの印象です。スノーボード専用のパークはありませんが、比較的空いているスキー場なので、爽快に滑り降りることができるでしょう。大会のために練習する地元のスノーボーダーに混じって腕を上げてはいかがでしょうか。
スキー場で休憩したい時、ゲレンデ食はある?
「国設南ふらのスキー場」には、麓に赤い屋根と白壁が可愛いらしいロッジがあります。たくさん滑って空腹になったら、こちらで食事をとってひと休みしましょう。吹雪での一時的な休憩や、家族連れの場合、お子さんを休ませることもできますね。
「国設南ふらのスキー場」ロッジで昼食をとろう
スキーロッジの食堂は100名まで収容できる大きさです。家族連れでもゆったり座れるでしょう。特別なものを食べられるレストランではありませんが、地元の食堂らしく、ほのぼのとして落ち着いた雰囲気です。ラーメンやカレー、豚バラ炙り丼などで身体を温めて英気を養いましょう。休憩時間には、温かいココアを飲んでリラックスするのもいいですね。
「国設南ふらのスキー場」へのアクセスは?
「国設南ふらのスキー場」は、札幌から車で2時間強と便利なアクセスです。アクセス方法を紹介します。
車でのアクセスと駐車場情報
札幌市内からは車で2時間30分程度で到着します。様々な行き方があるので、カーナビ付きのレンタカーを借りて、スタッフなどに行き先を入れてもらうなどお願いした方が安心でしょう。
今回は、最短で行ける一例を紹介します。
まず、札幌市内からは道央自動車道へ入り、道東自動車道へ進み、トマムICで道東自動車道を出ます。道道136号線、道道1117号線、狩勝国道/国道38号線を進むとスキー場へ到着します。
電車でのアクセス方法
札幌駅から「国設南ふらのスキー場」までは、時間帯にもよりますが、最短で約3時間で到着します。最寄駅はJR根室線の幾寅駅。駅からスキー場までは1キロメートルと大変近く、便利です。徒歩の場合は所要時間15分ほどかかるので、天候や荷物を考えるとタクシーを利用する方がいいでしょう。駅からはタクシーで約3分です。
「国設南ふらのスキー場」周辺の宿泊施設
スキー場の近くで、おすすめ宿を2軒紹介します。
幾寅駅からすぐ!「旅籠や なんぷてい」
JR根室線の幾寅駅から、スキー場とは逆方向に、徒歩1分のところにあるのが、「旅籠や れすとらん なんぷてい」で、スキー場までは車で約5分です。
部屋は、和室・洋室・和洋室が揃う本館の他、敷地内の別館と、古民家を改装した「古民家改装別館」があります。シンプルながら清潔感のある明るい雰囲気のお部屋で、館内はWi-Fi利用が可能です。
旅館は「れすとらん なんぷてい」併設で、地場産の食材にこだわった、心を込めて作られたメニューは定評があります。
ぜひ食べてほしいのは定番メニュー「ザ・プレミアム なんぷカレー」。1982年に誕生しロングセラーとなった「なんぷカレー」がさらにパワーアップして生まれ変わったカレーで、ふらの牛または国産和牛と、色とりどりの野菜にカレールーをかけながら食べます。
クセのないエゾシカの料理もあります。遊び心があって、見た目がおしゃれなこだわりの料理を堪能しましょう。
旅籠や なんぷてい
住所:北海道空知郡南富良野町字幾寅966
湖畔の森の中、木のぬくもりを感じる「かなやま湖ログホテルラーチ」
「かなやま湖ログホテルラーチ」は、かなやま湖畔にあるログハウススタイルのホテルです。スキー場から車で約15分のところにあり、事前連絡で最寄駅までの送迎も対応してくれます。
客室は採光がよく、明るくゆったりとくつろげる雰囲気です。北海道産カラマツ(LARCH)という木材をふんだんに使った部屋は、全室メゾネットタイプで、本格的なコテージも9棟用意されています。
また、開放感あるレストランは格調高い雰囲気。北海道の食材をメインにした料理が魅力です。朝食もおしゃれな洋食が基本ですが、事前に連絡すれば和食にも変えられます。朝からゆっくりと味わえば、気分上々になれそうですね。
午前中にスキーを楽しんだ後に、ゲレンデランチではなく、のんびりとリッチに昼食を楽しみたい人は、こちらのレストランで富良野ポークをメインにしたコース料理をいただいてみてはいかかでしょうか。
雪質もコースも抜群!穴場の「国設南ふらのスキー場」
「国設南ふらのスキー場」は、大きな有名スキー場に囲まれて見落とされがちなスキー場です。しかし、雪質やコース設定も抜群で、あまり混み合わないので、ゆっくりと滑りたい人にとってはとても魅力的なゲレンデです。「国設南ふらのスキー場」でのスキーは、ほかのスキー場と併せて訪れても楽しめますし、ほかのアクティビティや観光と組み合わせることもできます。思い思いの過ごし方で、冬の富良野で楽しいスキーの思い出を作ってください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
国設南ふらのスキー場 北海道
コース | 5 |
リフト | 2 |
最長滑走距離 | 1,000 m |
最大斜度 | 30 ° |