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北海道旭川市のファミリー向けスキー場
旭川サンタプレゼントパークはFIS(国際スキー連盟)のスノーボードワールドカップが開催されたスキー場です。そう聞くと上級者向けのスキー場というイメージを抱くかもしれませんが、ファミリーでも安心して遊べる工夫がされています。また、全日本スキー連盟公認のスクールもあるので、スキーをきちんと習って始めたい人にもおすすめです。そんな初心者や家族連れも訪れやすいゲレンデの特徴を紹介します。
初級から中級がメインのコース編成
コースは全部で6本で、そのうち上級レベルは1コースと、初級から中級レベルがメインのコース編成になっています。
リフトにはスムーズに乗車できるよう補助する「ローディングカーペット」を設置。子どもや初心者でも利用しやすい工夫がされているので安心です。ソリ遊びや、スキー・スノーボード初心者の練習場所としても使えるキッズゲレンデには、スノーマンなどの雪のオブジェも隠れていて、初めての雪を楽しめるエリア編成になっていますよ。
スノーボードやモーグルも楽しめる
モーグルの練習にぴったりなモーグルコースもあります。平均斜度は20度、最大でも23度と緩めの斜度なので、コブの練習をするにはちょうどよいでしょう。滑走距離は500メートル、エアーを体験できるエアー台も設置されているので、慣れてきたらトライすることもできます。
トップアスリートたちの大会は普段とは別に作られたコースで開催されますが、同じスキー場で滑るのはちょっとした特別感も感じられそうですね。スキーだけでなく、思う存分スノーボードやモーグルも楽しめます。
旭川サンタプレゼントパークでのレンタルサービスや設備は?
スキーを始めたいけど、用具やウェアがないという人は多いでしょう。スキー場でどんなものがレンタルできるのか、ご紹介します。
ファンスキーやスノースクートのレンタルも充実
スキー用具やウェア、帽子や手袋などの小物はもちろん、ちょっと珍しいファンスキーやスノースクートがレンタルできるのも、サンタプレゼントパークの特徴です。
ファンスキーはスキーとスノーボードのよいところをあわせたようなスキー板で、板の長さが130センチメートルより短く、初心者でも挑戦しやすく気軽に遊べます。スノーボードのジャンプやエアーなども、長い板より簡単に滑れるでしょう。
一方、スノースクートは自転車のタイヤの代わりに短いスノーボードをつけたようなそりです。ハンドルの操作で滑るので上半身のバランスが取りやすく、最初からまっすぐ滑れます。気軽にレンタルして、スキー以外にもウィンタースポーツを初体験してみませんか?
宿泊で行くスキーヤーに嬉しいお荷物預かり
思う存分スキーをしたい人に嬉しいお荷物預かりサービスもあります。預かり料金は、1日・1カ月・1シーズンと長さも色々あるので、泊まりで行く人や何度か訪れたい人などスケジュールに合わせて利用しましょう。
旭川サンタプレゼントパーク内での食事
小腹が空いたら、スキー場で焼きあげるメロンパンがおすすめ!外はサクッと中はふんわり、焼きたてならではのおいしさが味わえます。神居古潭産りんご入りのプレミアムメロンパンは、水曜&土曜の限定商品!プレーンもプレミアムも数量限定なので、早めにチェックしましょう。
また、しっかり食事をとりたいときには、クリスマスロッヂのレストランがおすすめです。
クリスマスロッヂ2階のレストランスペース
クリスマスロッヂの2階にある「キッチントント」には、旭川名物の旭川ラーメンやカレー、丼物など、寒い日にも心底温まる料理が揃っています。ホッとひと息つきたいときに寄りやすい、リフトに乗らずに行けるお店です。食券を渡すセルフサービス方式のお店なので、食券の買い方などわからない場合はスタッフの方などに声をかけてみましょう。
旭川市内からのアクセスの良さも魅力的!
ワールドカップ開催時には世界のスノーボーダーが絶賛した、旭川サンタプレゼントパークのパウダースノー。旭川市内から車で20分ほどで、スキー場にたどり着けますよ。昼間は旭山動物園、夜はスキーといった楽しみ方もおすすめですよ。
旭川空港から車で約30分
旭川空港からは、道道937号線や国道237号線を利用して、約30分のドライブで到着します。看板などは少なめですが、カーナビを利用するのはもちろん、国道からも見える、標高330mに建つニコラス展望タワーを目指して進めば安心ですね。
JR旭川駅から道北バスで約25分
公共交通機関を利用する場合は、JR旭川駅で下車します。駅から道北バス「サンタプレゼントパーク行」に乗って、終点「サンタプレゼントパーク」で下車します。駅から約25分の道のりです。現地の交通事情はシーズンごとに変わることもあるので、事前に確認しましょう。
スキー場からも行きやすい!旭川の宿泊施設
旭川は大きな都市なので、色々なタイプの宿泊施設がたくさんあります。好みやスケジュールにあったホテルを探しましょう。なかでもおすすめの宿泊施設を紹介します。
モダンな空間「星野リゾート OMO7旭川」
旭川サンタプレゼントパークからは車で約15分の場所に位置します。2018年4月、人気の星野リゾートが旧旭川グランドホテルをリニューアルし「星野リゾート OMO7旭川」として生まれ変わりました。
コンパクトながら、使い勝手よくリノベーションした「スタジオルーム」や、リッチにゆったり過ごせる「エグゼクティブスイート」など、さまざまなタイプの部屋が揃っています。150平方メートルもある「インペリアルスイート」はエレガントな調度品が魅力です。また、併設の「OMOカフェ&バル」では、遊んだ後のいわゆる「締めパフェ」もありますよ。
「ブックトンネル」は、屋根裏部屋のような落ち着くスペースで本が読める、こもりたくなるような場所です。おしゃれな「星野リゾート OMO7旭川」に滞在して、心ゆくまでスキーを楽しみましょう。
星野リゾート OMO7旭川
住所:北海道旭川市6条通9丁目
ゆったりほっこりできる、和風旅館「扇松園」
和のテイストが好きな人にはこちらの宿泊施設をおすすめします。「扇松園」は旭川サンタプレゼントパークからは、車で5分ほどです。創業80年を超える和風旅館「扇松園」は、「旅色」という電子雑誌でおすすめの宿としても紹介されるような、ゆったりとくつろげる大人の雰囲気の旅館です。
2~3人向けのお部屋や、グループで泊まれる広々2間つづきのお部屋など、さまざまなタイプがあります。料理は「扇松園」こだわりの、地元旭川の食材をふんだんに使った和食中心。見た目も鮮やかに、旅を美味しく締めくくってくれるでしょう。自然石を使ったサウナ付大浴場もあるので、滑り疲れた体もゆっくりとほぐせます。
和風旅館「扇松園」
住所:北海道旭川市高砂台3丁目8-3
旭川観光でスキーも楽しもう
旭川サンタプレゼントパークは、旭川中心部から近く、上質な雪が楽しめるスキー場です。美しい夜景を眺めながらゲレンデを滑る快感も味わえる旭川サンタプレゼントパークに足を運んで、心ゆくまでウインタースポーツを楽しみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
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コース | 6 |
リフト | 4 |
最長滑走距離 | 1,000 m |
最大斜度 | 25 ° |