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美しい景色が自慢の朝里川温泉スキー場
朝里川温泉スキー場は、北海道・小樽市の中心地からすぐのところにあります。山頂からは日本海や小樽港を見渡すことができる、絶好のロケーションです。市街地や海に近いので、小さなスキー場を想像するかもしれませんが、実際はワイドでゆったりとしており、山麓からは想像できない広さがあります。リフトは4基で、全9コースとバランスよく配置されています。スキーヤーとスノーボーダーでは、スキーヤーがやや多めの印象です。
ファミリーも上級者も満足できるコース設計
このスキー場のコース構成は、山頂からのコースが1本、そのすぐ下に2つに枝分かれしたコースがあり、その下方には、長さと斜度の異なるコースが、おおむね横並びに6本並んでいます。初心者には、緩斜面が多い「イエローB」がおすすめです。少し上達したら、やや傾斜のある隣の「イエローA」、多彩な地形に富んだ「ブルーコース」へ向かいましょう。
上級者の腕試しには、中腹少し上の、最大斜度30度でコブのある未圧雪コース「グリーンA」から「レッドB」への経路がおすすめです。また、走行距離は500メートルと短めですが、中腹の「オレンジコース」も最大斜度36度の未圧雪でスリルが味わえます。
このように、さまざまな地形で設計されており、多彩なコースが特徴です。それぞれのレベルにあったコースを滑ってみてくださいね。
コースの多彩さだけじゃない!朝里川温泉スキー場の魅力
朝里川温泉スキー場は、表情が異なる地形に恵まれており、雪質も良く、常に整備されていて楽しく遊べるスキー場です。多彩なコースに加えて、景色や雪質も魅力的。その特徴を見ていきましょう。
日本海を眼下にロングクルージング
リフトを乗継ぎ山頂まで上ると、晴れた日には石狩湾の向こうに増毛連山や雄冬岬までが見渡せ、反対側には小樽運河のある小樽港を見渡すことができます。
青い海を見下ろしながらの全長3,000メートルのロングクルージングは、その景色の美しさが道内でも評判です。山頂「パープルコース」から「グリーンB」に入り、「イエローコース」へ抜ける長距離の滑走は、爽快な気分を味わえるでしょう。
ふかふかのパウダーと絶景を堪能
朝里川温泉スキー場の立地は谷沿いにあり、風当たりは弱いので雪付きが良いと言われています。積もった雪は低温のため、ふかふかのパウダースノーになります。なかでも、スキー場中腹の「グリーンA」のリフト側と「オレンジコース」は圧雪車を入れないエリアです。上級者でパウダースノー好きの方は、ぜひ挑戦してみてください。
中腹あたりに枝分かれして並ぶ「グリーンB」は「グリーンA」よりやや容易で、コブがなく初・中級者のパウダースノー滑走の練習に向いています。絶景を堪能しながら、ふわふわさらさらの粉雪を楽しみましょう。
嬉しいレンタルや人気のスキースクール
朝里川温泉スキー場では、充実したレンタルシステムが自慢です。一般的な道具やウェアレンタルのほかに、さまざまなメニューが用意されています。
スキーヤーの方に向けた「手ぶらパック」は、スキーセット・ウェア・小物3点・リフト1日券付きという豪華さです。そのほか、ランチ・小樽朝里クラッセホテル・湯の花 朝里殿のいずれかでの温泉入浴・リフト1日券の「スペシャルパック」などもあります。
レベルに応じたレッスンをベースに運営されるスクールが「朝里スキースクール」です。一般クラスのほか、プライベートや初心者レッスンがあります。一般レッスンとプライベートレッスンはそれぞれ半日・1日クラスがあります。事前予約が必要で、平日・土日祝日などによって開催状況も異なるので、詳しくは公式サイトを確認してみてください。
スキーの後は観光も温泉も満喫できる
アフタースキーは、小樽観光や朝里川温泉など、まだまだ楽しみが尽きません。スキー場からバスや車で30分ほどで行ける「小樽駅」界隈には、有名な「小樽運河」があります。エキゾチックな雰囲気の運河沿いにさまざまな店が立ち並んでいるので、買い物や食事をしながら散策することができるでしょう。
お酒好きの方に立ち寄ってみてほしいのは「北海道ワイン株式会社 小樽醸造所 ワインギャラリー」です。朝里ICから車で約10分のところにあります。見学や試飲ができるので、現地でワインを味わいたい方はタクシーなどを利用するといいでしょう。
温泉派の方には、神経痛・筋肉痛・冷え性などに良い「朝里川温泉郷」がおすすめです。前述のレンタルパックの入浴ができるのは、「小樽朝里クラッセホテル」と日帰り温泉「湯の花 朝里殿」。「湯の花 朝里殿」はスキー場から車で数分の立地で、さまざまな湯船の種類が用意されているので、一度に色んな湯船で温泉を堪能できるのは嬉しいポイントです。
ゲレンデ内のレストランで食事休憩しよう
スキーで身体を動かしてお腹が減ったら、レストランで温かい食事や温かい飲み物を楽しみましょう!朝里川温泉スキー場は、ゲレンデ内のレストランの選択肢がいくつかあるという魅力があります。どこに行きたいか、場所やメニューの特徴を参考にしてみてくださいね。ただし、一つ注意が必要です。実は北海道内のローカルなスキー場では、クレジットカードが使えない施設が多く、朝里川温泉スキー場もそのひとつです。食事ほか、その場で生じる支払いは現金払いになるので、事前に準備しておきましょう。
ゲレンデ内には3つのレストラン
飲食施設は、山麓のセンターハウス内に「レストランバルト」、「シュネー」、ブルーコース麓ガルチックハウス内に「ガルチックレストラン」があります。
「レストランバルト」のあんかけ焼きそばやカツカレーなどはボリュームがあり、しっかりと空腹を満たせます。「シュネー」は麺を中心にした店でラーメンやうどんなどが並びます。「ガルチックレストラン」はカレーや牛丼がある広々とした220席のレストランです。
また、パープルコースのリフト乗り場にも、休憩所「レストハウスバルーガ」があり、自動販売機で乾いた喉を潤すことができますよ。
朝里川温泉スキー場へのアクセス
朝里川温泉スキー場は、札幌から車で約40分・小樽からは15分というアクセスの便利な立地です。新千歳空港からも、車で約1時間で到着します。アクセス方法を紹介します。
車でのアクセス
札樽自動車道の「朝里IC」からスキー場までは、約3キロで所要時間は5分ほどです。新千歳空港からは約65分、札幌市内からでも約40分という便利さです。ともに札樽自動車道を目指して運転してください。
電車やバスでのアクセス
JRを利用する場合は、函館本線の「小樽駅」で下車後「北海道中央バス」に乗り換えが必要です。バスは朝里川温泉線の終点「朝里川温泉」下車で約30分、その後は徒歩で3分となります。「小樽築港駅」から向かう場合は、バスの所要時間は約15分です。
朝里川温泉スキー場周辺のおすすめ宿泊施設
スキー場にほど近く、好評な宿泊施設を1軒紹介します。
朝里川温泉「小樽朝里クラッセホテル」
「小樽朝里クラッセホテル」は、自然のなかに建てられた洗練されたリゾートホテルです。客室は8階建てのホテル棟・コンドミニアム棟と、ほかにアネックス棟が連結しています。
客室棟の間に位置するプラザ棟は、ホテル運営の中心を担っており、フロント、レストラン、大浴場や合計3つの露天風呂がある場所です。ロードレストラン「シルフィード」では、本格フレンチコースから中華料理まで味わうことができます。食の宝庫、北海道ならではの良質で美味な食材を使いながらも、ヘルシーに仕上げられていて、女性にも嬉しいですね。
小樽朝里クラッセホテルは朝里ICからスキー場への途中にあり、スキー場からは車で数分の距離です。
小樽朝里クラッセホテル
住所:北海道小樽市朝里川温泉2丁目676
小樽で観光もスキーも楽しもう
札幌や小樽市内からアクセスが快適な「朝里川温泉スキー場」は、日本海が望めるパノラマの素晴らしさと、軽快に滑れるパウダースノーが楽しめます。ファミリーから上級者まで楽しめるゲレンデも魅力です。今年の冬は、朝里川温泉スキー場へ行って、スキーに小樽観光、温泉、食と贅沢に過ごしませんか?
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
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朝里川温泉スキー場 北海道
コース | 9 |
リフト | 6 |
最長滑走距離 | 3,000 m |
最大斜度 | 35 ° |