札幌スキーエリアの特徴は?
札幌市は、190万人以上の人々が暮らす北海道の県庁所在地。北海道で一番の都会でありながら、中心部から車で20分も走れば豊かな自然が広がっています。山に囲まれた立地であり、気候が厳しい豪雪地帯でもあるのでスノーリゾートにはピッタリで、11月下旬を迎えると数多くのスキー場がオープンを迎えます。シーズンを通して降雪量が多く、雪質もかなり良いことで知られています。初心者でも滑りやすいコースが多く、ゲレンデデビューに最適です。
アクセス抜群のスキー場が多数
北海道の玄関口となる札幌市周辺には、意外にも数多くのスキー場があります。「札幌国際スキー場」や「さっぽろばんけいスキー場」では、札幌市内とゲレンデを行き来するバスも運行。慣れない雪道で、重たい荷物を持って移動する大変さがなく行き帰りもスムーズです。
また、札幌駅の近くには、市内の街並みを一望できる「JRタワー展望室」や有名ラーメン店が集結する「札幌ら~めん共和国」、約3,000店舗以上もの飲食店が軒を連ねる「すすきの」など、観光スポットも豊富。新千歳空港へ乗り換えなしで行けるバスや電車など交通機関も充実しているため、スキーと一緒に観光も楽しんでみてはどうでしょか?
個性豊かなスキー場から好みの場所を選ぼう
スキー場と一口にいっても、雪質やコースの難易度、ゲレンデ規模などそれぞれ特徴があります。豊富な種類の中から目的やスキーレベルに合わせたスキー場を選んで、思う存分ウィンタースポーツを楽しみましょう。
また、スキー場の周辺には、美肌の湯として有名な「豊平峡温泉」や、スキー場への送迎シャトルバス運行の「札幌プリンスホテル」などスキーを満喫できる宿泊施設も充実。日帰りでも十分楽しめますが、滞在期間を長めにして温泉とスキーの両方を楽しむのも、冬の北海道を旅行する楽しみのひとつです。
札幌エリアのスキー場を一挙紹介
今回は札幌駅からのアクセスが良好な人気のスキー場をピックアップしました。日帰り、宿泊どちらもオススメなので、旅行の日数に合わせてプランを考えてみてください。
札幌駅から直行バスが運行「札幌国際スキー場」
「札幌国際スキー場」は、札幌駅から1時間30分の場所に位置しています。駅前のバスターミナル17番乗り場からは、シャトルバスが運行しており移動もスムーズです。ただし、土日や大型連休中はスキー客で混雑しバスに乗れないこともあるため、利用するなら平日が良いかもしれません。
コースは7本あり、ほとんどが幅も広く傾斜もなだらかななため初心者の練習に最適です。コース最上部の「林間コース」「メルヘンコース」の2つを繋げて滑ると、最長3,600メートルのロング滑走を楽しめます。真っ白なゲレンデで、冬の冷たい空気を全身に浴びながらスキーを満喫しましょう。慣れてきたら最大傾斜30度のダウンヒルコースで、テクニックを磨きをかけてみてはどうでしょうか?
札幌国際スキー場
住所:北海道札幌市南区定山渓937番地先
営業期間:例年11月中旬〜5月上旬
公式サイト:https://www.sapporo-kokusai.jp/
22:00までたっぷり滑れる「さっぽろばんけいスキー場」
「さっぽろばんけいスキー場」は、例年12月中旬からクローズする4月上旬までの期間中、毎日ナイター営業を実施。朝から晩まで心ゆくまで滑れると、口コミでも好評です。昼間は眼下に広がる日本海のパノラマビュー、夜はしんしんと降り積もるライトアップされたゲレンデで、違った雰囲気を味わいながらの滑走を楽しめます。
同スキー場のゲレンデは横に広く、慣れないうちは雪の上を歩いてリフトへ移動するだけでも体力を消耗してしまうことも。最初のうちは、ゲレンデ中央の初心者用「センターA・B・Cコース」でゆっくりと滑る練習しましょう。
さっぽろばんけいスキー場
住所:北海道札幌市中央区盤渓410
営業期間:例年12月中旬〜4月上旬
公式サイト:https://www.bankei.co.jp/winter/ski/
霧氷を一望しながら初心者も楽しく滑れる「サッポロテイネスキー場」
「サッポロテイネスキー場」は、ハイランドゾーンとオリンピアゾーンの2つのゲレンデで構成されています。初心者が最初に滑るなら、「白樺サンシャイン」がおすすめです。コース幅が広く傾斜が非常に緩やかなため、スピードが出過ぎる不安や周囲の人と衝突する心配もなくのびのび滑走を楽しめます。
滑り慣れてきたら、ゴンドラに乗ってハイランドゲレンデ最上部の「ナチュラルコース」に挑戦してみるのも良いかもしれません。雪が降り積もった木々の霧氷が美しく、絶景を眺めながらの滑走は非日常の貴重な体験になることでしょう。
スキーヤー専用で初心者も安心な「札幌藻岩山スキー場」
「札幌藻岩山スキー場」は、札幌市民に親しまれているスキーヤー専用ゲレンデ。コースは、傾斜の変化を楽しめる「観光道路コース」、幅が広くターンの練習をしながら滑るのに最適な「フレンドリーゲレンデ」など、初心者がのびのびと滑れる10本のコースがあります。
16:00からのナイター営業では8本のコースを開放し、ライトアップされたゲレンデは昼間とは違った幻想的な雰囲気です。夜は吹雪が吹くと視界が遮られてしまうため、ゴーグルは必ず着用し安全に滑りましょう。
子どものゲレンデデビューのスキー場なら「Fu's snow area」
「Fu's snow area」は、家族連れから高い人気があります。コース本数は6本とゲレンデ規模はこぢんまりとしているものの、傾斜がなだらかなで幅広いため初心者や子どものスキー練習にはうってつけです。
リフト待ちの時間が少なく空いていて滑りやすいと、口コミでも好評を得ています。ゲレンデ麓にはそり遊びができるキッズパークもあり、小さな子どもがいる家族でも安心です。
アクセスは札幌駅前から路線バスで行くか、地下鉄南北線真駒内駅からの送迎サービスもあり、良好です。
日本海を一望できる「スノークルーズオーンズ」
北海道小樽市の「スノークルーズオーンズ」は、海岸沿いに位置しています。ゲレンデ山頂からは日本海の大パノラマが広がり、エメラルドグリーンの海、真っ白な雪景色、透き通る青空のコントラストは圧巻の美しさです。コース最上部の「パノラマコース」から「フォレストコース」「ファミリーコース」3つを連続して滑ると、最大で約1,000メートルのロングランを楽しめます。
子どもが楽しめるアクティビティが充実「滝野スノーワールド」
「滝野スノーワールド」は、ファミリーに人気のスノーリゾート。ゲレンデ麓には、国内最大規模のスケールを誇る全長200メートルの「そりゲレンデ」を完備しています。浮き輪に乗ってゲレンデを滑る「スノーチュービング」、親子で楽しめる「ソリ」など、スキーを滑らなくても旅行を堪能できるアクティビティが満載です。
アクセスの良い札幌市内のスキー場は気軽にスキーを楽しめる
今回は、スキーをするのが初めての人やお子様連れの方でも思う存分楽しめる札幌駅周辺のスキー場を紹介しました。多くのスキー場では、スキー板やストック、スノーブーツなどレンタル用品も充実しているため、手ぶらで行っても大丈夫な場合も多いです。札幌観光の際は少し足を延ばしてウィンタースポーツも楽しみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
札幌藻岩山スキー場 北海道
コース | 10 |
リフト | 5 |
最長滑走距離 | 2,620 m |
最大斜度 | 38 ° |
スノークルーズオーンズ 北海道
コース | 8 |
リフト | 2 |
最長滑走距離 | 1,500 m |
最大斜度 | 30 ° |
サッポロテイネスキー場 北海道
コース | 15 |
リフト | 10 |
最長滑走距離 | 5,700 m |
最大斜度 | 38 ° |
コース | 6 |
リフト | 3 |
最長滑走距離 | 1,800 m |
最大斜度 | 38 ° |
滝野スノーワールド 北海道
コース | 1 |
リフト | 1 |
最長滑走距離 | 250 m |
最大斜度 | 10 ° |