【札幌市内】観光スポット14選!車なしでもアクセスしやすい名所を厳選

2022年11月29日(火)
北海道の中心地である札幌市は、バスや地下鉄でアクセスしやすいスポットが多い街。今回は、人気の撮影・グルメスポットのほか、展望台や温泉など、札幌を堪能できる観光スポットをまとめて14箇所紹介します。札幌駅に近い場所から順番に紹介するので、観光するときの参考にしてください。

札幌観光の中心地「大通公園」

大通公園西4丁目噴水とテレビ塔
「大通公園」は、札幌市の中心地を貫くように通る縦長の公園です。その長さは約1.5kmに及びます。美しい景観が魅力で、札幌市民の憩いの場として親しまれています。

大通公園のライトアップ
大通公園は、「YOSAKOIソーラン祭り」「さっぽろホワイトイルミネーション」など、一年を通してさまざまなイベントが催される札幌のメインゲートとしての役割を持っています。雪の祭典「さっぽろ雪まつり」のメイン会場になるのもこの場所。夜にライトアップされる噴水はとても美しく、昼間とは違った雰囲気を味わうことができます。

アクセス
市営地下鉄「大通駅」 / 「西11丁目駅」からすぐ

大通公園
所在地:北海道札幌市中央区大通西1~12丁目
大通公園公式サイト

札幌のランドマーク「さっぽろテレビ塔」

さっぽろテレビ塔
札幌のランドマークともいえる「札幌テレビ塔」は、大通公園の東端、西1丁目に立っています。高さ約90mの展望台から、昼間は季節の風景、夜は大通公園の夜景を見渡すことができます。駅から近いため、観光客のほとんどが訪れる人気スポットとなっています。

札幌テレビ塔から見たさっぽろ雪まつり
ライトアップされる夜は、幻想的な雰囲気を醸し出します。特に「さっぽろホワイトイルミネーション」や「さっぽろ雪まつり」の時期は、イベントを上から一望できるとあって多くの人で賑わいます。

アクセス
市営地下鉄「大通駅」27番出口から徒歩約1分

さっぽろテレビ塔
所在地:北海道札幌市中央区大通西1丁目
さっぽろテレビ塔公式サイト

記念撮影の超定番スポット「札幌市時計台」

札幌市時計台の冬景色
札幌でトップクラスの知名度を誇る定番の撮影スポット「札幌市時計台」。1878年に北海道大学の前身である札幌農学校の施設として建てられました。現存する日本最古の時計塔であり、今でも毎時鐘の音が鳴り響きます。

館内では時計台の歴史を学べる展示や、塔時計の姉妹機のデモンストレーションなどを見学できます。有名な名言を残したクラーク博士の像と一緒に記念撮影できるベンチも人気です。

おすすめの撮影スポットは、時計台の敷地に設けられたスポットのほか、近くに2箇所あります。ひとつは時計台の向かいにある「札幌MNビル」2階のテラス、もうひとつは札幌市役所の駐輪スペースです。どちらも無料で時計台撮影スポットが設けられているので、ぜひ探してみてください。

アクセス
札幌駅南口から徒歩約10分
市営地下鉄「大通駅」市役所側出口から徒歩約5分

札幌市時計台
所在地:北海道札幌市中央区北1条西2丁目
札幌市時計台公式サイト

札幌中心地で海鮮類を探すならココ!「二条市場」

二条市場
札幌中心地にある札幌市民の台所「二条市場」。カニ・ホタテ・イクラといった色鮮やかな海鮮類のほか、干物・海産加工品などが店頭に並びます。活気のある市場では、特産のメロンやとうもろこしなどの野菜・果物を扱う店で試食できることもあります。

海鮮丼
市場で外せないのは、豪勢な寿司や海鮮丼といった北海の海鮮類を食べること。イートインコーナーが併設された鮮魚店もあるので、各店のネタを見比べて、より美味しそうな一品を探してみてください。

アクセス
市営地下鉄「大通駅」から徒歩約7分

二条市場
所在地:北海道札幌市中央区南3条東1〜東2
二条市場(札幌観光協会)公式サイト

札幌の繁華街で名物探し!「すすきの」

すすきの
北海道一の繁華街として有名な「すすきの」。札幌駅から徒歩20分ほどで行ける場所にあり、スープカレー・ラーメン・ジンギスカン ・海鮮類など、さまざまな北海道名物を食べられる料理店や居酒屋がひしめきあっています。

ここ数年で周辺にはおしゃれなホテルが増えたうえ、2023年にはすすきの駅前にホテル・映画館・ショップなどが入った複合施設が完成する予定です。札幌の住民や観光客が入り混じって、さらに活気を増すことでしょう。

アクセス
市営地下鉄「すすきの駅」/「豊水すすきの駅」からすぐ

すすきの
所在地:北海道札幌市中央区南8条西2-5(すすきの観光協会)
すすきの観光協会公式サイト

北国の動物たちに会える「円山動物園」

円山動物園のホッキョクグマ
「円山動物園」は、ホッキョクグマ・アザラシ・エゾシカ・エゾヒグマなど寒さに強い動物をはじめ、アジアやアフリカの動物たちが飼育されている動物園。中でもホッキョクグマ館は見もの。ホッキョクグマとアザラシがダイナミックに泳ぐ姿をさまざまな角度から観察できます。

円山動物園のレッサーパンダ
日によって、動物の食事風景や生態を飼育員が解説してくれる「円山ZOOガイド」などのイベントも実施。動物の餌を保管する場所を案内してくれる「冷蔵庫ツアー」も開催されます。興味がある方はぜひ参加してみてください。

アクセス
市営地下鉄「円山公園駅」から徒歩約15分
市営地下鉄「円山公園駅」から路線バス「動物園線」で約7分、「動物園前駅」からすぐ

円山動物園
所在地:北海道札幌市中央区宮ヶ丘3-1
円山動物園公式サイト

エゾリスも出現するパワースポット「北海道神宮」

北海道神宮
「北海道神宮」は、円山動物園から歩いて行ける位置にあります。初詣・厄祓い・節分・結婚式と、北海道民の生活に今でも密接に結びついている神社です。

広大な敷地には美しい自然が広がっており、神聖な空気に触れることができます。静けさを感じられる独特の雰囲気が漂っており、観光客だけでなく、地元にもファンが多いのが特徴です。運がよければ、野生のエゾリスが走り回る姿を見られるかもしれません。

北海道神宮の入り口
春は約1,400本の桜と約250本の梅がほぼ同時に開花し、花見客で賑わいます。境内で採れた梅を使った梅酒など、梅や桜にちなんだお土産も売られています。

アクセス
市営地下鉄「円山公園駅」から徒歩約15分
市営地下鉄「円山公園駅」から路線バスで約5分、「北海道神宮」からすぐ

北海道神宮
所在地:北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
北海道神宮公式サイト

ジンギスカンとビールを味わいながら開拓の歴史に思いを馳せる「サッポロビール園」

サッポロビール園
新鮮なラム肉を使ったジンギスカンとともに、ここでしか味わえないビールを飲める「サッポロビール園」。1890年に製糖工場として建設された「開拓使館」をはじめ、雰囲気たっぷりのホールで味わう食事は格別です。

赤レンガの建物やビール樽などで撮影スポットを探したり、日本最古のビール博物館「サッポロビール博物館」を訪れてみたりと、食事以外にも過ごし方はさまざま。ビール好きでなくても十分楽しめる観光スポットです。北海道遺産に指定された建物に囲まれて食事をする体験は、忘れられないものとなるでしょう。

アクセス
札幌駅から路線バスで約7分、苗穂駅から徒歩約7分

サッポロビール園
所在地:北海道札幌市東区北7条東9-2-10
サッポロビール園公式サイト

お菓子好きの天国?!「白い恋人パーク」

白い恋人パーク
「白い恋人パーク」は、北海道を代表する銘菓である白い恋人の製造見学やお菓子作り体験ができる人気のテーマパークです。チョコレートについて学べるツアーやアンティークのコレクションルーム見学、オリジナルの白い恋人作り体験など、子供だけでなく、大人も夢中になれる仕掛けが満載です。

人気のスイーツのほか、さまざまなカレーを提供するレストランもあります。季節に合わせたスイーツも登場するので、ぜひお腹を空かせて行ってみてください。

アクセス
市営地下鉄「宮の沢駅」から徒歩約7分

白い恋人パーク
所在地:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11−36
白い恋人パーク公式サイト

札幌の絶景を見渡せる360度パノラマ「藻岩山」

藻岩山にあるオブジェクト
札幌市は「日本新三大夜景」に選ばれた街のひとつ。その美しい街並みを一望できるのが藻岩山です。絶景を見渡せる標高531mからの景観は感動的で、癒されること間違いなし。札幌に訪れたら一度は夜に訪れてみたい場所です。

恋の南京錠
春から秋にかけては徒歩による登山も可能。山麓から「もいわ山ロープウェイ」に乗り、中腹からミニケーブルカー「もーりすカー」に乗り継ぐか、自然学習歩道を歩いて登ることができます。

山頂展望台にある「幸せの鐘」は、カップルに人気のデートスポット。二人の名前を記した愛の南京錠を幸せの鐘の周りに取り付ければ、そのカップルは別れないという言い伝えがあるとか。山頂展望台にある自販機のほか、中腹駅などで愛の南京錠を探してみてください。

藻岩山から見た夜景
冬は市街地から一番近いスキー場としても知られる「札幌藻岩山スキー場」で、ナイタースキーをしながら札幌の夜景を眺めるのも素敵です。

アクセス
市電停留所「ロープウェイ入口」から無料シャトルバスで約2分

「札幌藻岩山スキー場」が気になる方はこちら!

北海道の四季を堪能!「さっぽろ羊ヶ丘展望台」

さっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク像
「さっぽろ羊ヶ丘展望台」は、羊の放牧風景やクラーク博士像で有名なスポット。羊の毛刈り作業風景を楽しめる春、ラベンダー刈り取り体験が楽しい夏、グルメイベント目白押しの秋、雪遊びエリアが登場する冬と、季節ごとにさまざまな過ごし方が可能です。

敷地内には右手を掲げるクラーク博士像のほか、さっぽろ雪まつりの歴史を学べる「さっぽろ雪まつり資料館」、チャペルなども立ち並んでいます。ジンギスカン・ラム丼・オリジナルソフトクリームなどのグルメも充実。札幌の中心地から気軽に行ける場所にあって、北海道の大自然を感じられる貴重な場所です。

アクセス
市営地下鉄「福住駅」から羊ヶ丘展望台行きバスで約10分

さっぽろ羊ヶ丘展望台
所在地:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
さっぽろ羊ヶ丘展望台公式サイト

札幌市街のパノラマと共にジャンプ台を一望!「大倉山展望台」

大倉山展望台
国際大会で使用されるスキージャンプ競技場の急勾配を体感できる「大倉山展望台」。夏はもちろん、冬も競技がない日はジャンプ台の見学が可能です。展望台まで移動に使うリフトは競技選手も利用。リフトで上りながら、競技選手の気分を疑似体験できます。

展望ラウンジからは、眼下に広がる札幌市街地のパノラマと同時に、急勾配のジャンプ台も上から覗き込むように見ることができます。ジャンプ大会や公式練習日にはリフトを利用できませんが、例年4月下旬〜10月下旬までは夜まで営業しているので、夜景スポットとしても人気です。

アクセス
市営地下鉄「円山公園駅」からバスで約15分
※通年日中は4番乗り場からJR北海道バス・大倉山線「くらまる号」乗車、夜間は3番乗り場から無料シャトルバス「大倉山夜景号」乗車

大倉山展望台
所在地:北海道札幌市中央区宮の森1274(大倉山総合案内所)
大倉山展望台公式サイト

彫刻家イサム・ノグチ設計「モエレ沼公園」

冬のモエレ沼公園
「モエレ沼公園」は、廃棄物処理場として使われていた場所が再生された公園です。彫刻家イサム・ノグチによって基本設計が行われた公園は、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトの元に誕生。どこを歩いてもアートと融合した美しい景色に出会えます。

最大25mまで水が噴き上がる「海の噴水」を眺めたり、ランチボックスをテイクアウトして好きな場所でピクニックをしたり、楽しみ方はさまざま。秋は黄葉したカラマツ、冬はクロスカントリースキーをする人たちと、季節によって異なる景色も魅力です。

アクセス
市営地下鉄「環状通東駅」から中央バスで約25分、「モエレ沼公園東口」または「モエレ沼公園西口」下車
市営地下鉄「新道東駅」から中央バスで約20分、「モエレ沼公園西口」下車
※「モエレ沼公園西口」は例年12月下旬〜4月初旬の積雪時利用不可

モエレ沼公園
所在地:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
モエレ沼公園公式サイト

札幌駅から直行バスで約1時間!「定山渓温泉」

冬の定山渓温泉
支笏洞爺国立公園に位置する定山渓は、四季折々の自然と温泉が楽しめる場所。札幌駅から定山渓温泉直行バス「かっぱライナー号」で約60分と札幌市街地から気軽に行けるのも魅力です。

宿泊施設は隠れ家のような温泉旅館から巨大スパリゾートまでさまざま。日帰り入浴施設や足湯、温泉卵を作れる湯つぼなどでも温泉を堪能できます。

周辺には定山渓源泉公園のほか、白糸の滝・湯の滝・舞鶴の瀞など、季節ごとに印象的な景色が望めるスポットがあるのも魅力。車で約30分の場所には「札幌国際スキー場」もあります。

アクセス
札幌駅から定山渓温泉直行バス「かっぱライナー号」で約60分

定山渓温泉
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉
定山渓観光協会公式サイト

温泉に興味がある方は、札幌近郊の温泉を集めた次の記事も参考にしてください。
アクセス便利!日帰り可!地元民が教える札幌近郊の温泉

札幌には魅力的な観光スポットがいっぱい!

札幌観光
札幌市内にある公園・展望台・テーマパーク・温泉など、人気のスポットをまとめてご紹介しました。これらのスポットをすべてじっくり回ろうと思ったら、数日はかかるでしょう。滞在時間・季節・好みに合わせてスポットを組み合わせて、札幌の街を満喫してくださいね!

※記事内の情報は掲載当時(2022年11月3日)のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

関連するスキー場
12/25~3/24
コース10
リフト5
最長滑走距離2,620 m
最大斜度38 °
コース10
リフト5
最長距離2,620 m
最大38 °