目次
酒粕ソフトも食べられる「高砂明治酒蔵」での酒造見学
「高砂明治酒蔵」は、明治時代、1909年創業の古い歴史を持つ老舗酒造会社です。旭川市は、真冬になると1.5メートル近くまで雪が降り積もります。屋根に積もった真っ白な雪と平屋づくりの門構えが、趣ある和の風情を感じさせてくれますよ。
「高砂明治酒蔵」では、北海道で生産されたお米で作った20種類近くもの日本酒を製造しています。特筆すべきは、昭和50年に誕生した淡麗で舌を刺激するような口当たりが特徴の日本酒「国士無双」。飲み心地は爽やかななのに、お米のほのかな香りと奥深い味わいが特徴です。
熱燗にして飲むと、純米の豊かな香りが一層深みを増し、さまざまな楽しみ方ができるのです。「高砂明治酒蔵」では、旭川を代表する銘柄「国士無双」が完成するまでの工程を間近で見られる見学もおこなわれています。3日前までに事前予約が必要なので、興味がある方は確認しておきましょう。
また、「高砂明治酒蔵」に隣接する売店では、「国士無双」はもちろん日本酒を作る際にできた酒粕を使った「酒粕ソフト」も販売。一口食べると、酒粕の芳醇な香りが口いっぱいに広がり、ほのかな甘みが疲れた体にじんわりと染み渡ります。アルコール成分は入っていないので、大人も子供も楽しめますよ。旭川駅から「高砂明治酒蔵」まではタクシーで5分とアクセスの良さも魅力。
高砂明治酒蔵
住所: 北海道旭川市宮下通17丁目右1号
馬に乗って白銀の世界を駆け抜ける「クラークホースガーデン」
北海道旭川市の観光スポットで外せないのが、「クラークホースガーデン」のホーストレッキング体験。ホーストレッキングとは、高原や雪山、海沿いの砂浜を馬に乗って散策できるアクティビティーのひとつです。
経験豊富なインストラクターが、乗馬のときの姿勢や馬への止まる、走るといった合図の出し方など手取り足取りレクチャーしてくれます。そのため、乗馬初心者の人でも安全に楽しくホーストラッキング体験ができますよ。
一面の雪景色のなかを駆け抜けるその様は、ドラマや映画のワンシーンに入り込んでしまったかのよう。きっと素敵な冬の思い出作りになるはず。ちなみに、料金は引き馬5分や乗馬Aコース40分など内容によって異なります。自分にあったレッスンを選びましょう。
クラークホースガーデンは旭川空港からだと車で30分、電車の場合は最寄り駅のJR桜岡駅から徒歩20分のところにあります。
クラークホースガーデン
住所:旭川市東旭川町桜岡160-4
子供から大人まで楽しめる「旭川市旭山動物園」
「旭川市旭山動物園」は、日本最北端にある動物園。キリンやアライグマ、白くまといった動物の生態を間近で見られる動物園として高い人気を誇り、国内外問わず毎年多くの観光客が足を運んでします。
子供たちから絶大な支持を集めているのが、「旭川市旭山動物園」の冬の風物詩とも言えるペンギン散歩。一列になってヨチヨチと歩くペンギンたちの可愛らしいその姿は、思わずため息が漏れてしまいます。このペンギン散歩は、雪が降り積もる12月はじめ頃から、翌年の3月にかけて開催されています。
旭川市旭山動物園
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
旭川市旭山動物園から車で20分の距離にある「キャンモアスキービレッジ」
そして北海道に来たからには忘れてはいけないのがスキー場です。「キャンモアスキービレッジ」は、旭川市旭山動物園からも車で20分ほどの場所にあるスキー場。旭川空港からの直通バスはありませんが、タクシーを使えば20分ほどでアクセスすることができます。スキー初心者向けの傾斜が緩やかなコースが充実しているため、ゲレンデデビューを飾りたいビギナーの練習にもってこいの環境です。
山麓では、スキーレッスンも開講されています。雪山を知り尽くしたエキスパートが、スキーの基礎をみっちり指導してくれます。スキーがはじめての人でも、楽しく練習ができますよ。「キャンモアスキービレッジ」のゲレンデ麓には、コンパクトなキッズスペースも完備されています。そりや雪遊びなど、子供も時間を忘れて夢中になって楽しんでくれるはずです。
また、「キャンモアスキービレッジ」ではスキー用具をお得にレンタルすることができます。スキー板、ストック、スノーブーツの3点+ウェア上下+手袋、ゴーグル、ニット帽と、フルセットで借りることもできるのです。
キャンモアスキービレッジ
住所:北海道上川郡東川町西5号北44番地
営業期間:例年12月中旬〜3月中旬
公式サイト:https://www.canmore-ski.jp/
北海道最高峰の旭岳からの景色を一望できる「大雪山 旭岳ロープウェイ」
旭川の景色を一望できるビュースポットといえば、「大雪山 旭岳ロープウェイ」。北海道の最高峰旭岳の麓にある山麓駅と、標高1,600メートルに位置する姿見駅を結ぶロープウェイです。ロープウェイの大きな窓から、およそ10分の空中散歩を楽しむことができるのです。窓の向こう側には、雪化粧をした雄大な山々がそびえ立ち、大自然の迫力を余すことなく堪能できます。
また、運が良ければ雲が海のように広がって見える雲海やダイヤモンドダストを見られることも。ダイヤモンドダストとは、気温が15度を下回ったときに見ることができる、水蒸気が粉雪のように空気中を舞う現象のこと。光に反射してキラキラと煌めく雪の粉が、神秘的な雰囲気を醸し出します。ダイヤモンドダストは、気温が低い旭川だからこそ見られる自然現象です。ぜひ一度、その美しさを体感してみてください。
大雪山 旭岳ロープウェイ
住所:北海道上川郡東川町旭岳温泉
ご当地グルメとスキーの両方を楽しめる「大雪山 旭岳スキーコース」
「旭岳スキーコース」は、「大雪山 旭岳ロープウェイ」の姿見駅から山麓駅にかけてコースがある、一般のスキーヤーやスノーボーダーにはあまり知られていないスキー場です。パトロールやレスキュー体制などがなく、あくまで登山の延長なので、初心者には難易度が高いでしょう。
「大雪山 旭岳ロープウェイ」のある北海道上川郡一帯は、スキーシーズンがピークを迎える12〜2月にかけて1.5メートルもの豊富な雪に恵まれているエリア。降り積もった自然な雪と旭川の大自然を全身に感じながら、心ゆくまでスキーを楽しむことができるのです。ほぼ平地に近い傾斜がなだらかなコースをはじめ、急勾配が続く中級者コース、林の間を滑り降りていくバックカントリーコースなど、バリエーションに富んだコースがあります。
「旭岳ロープウェイ」の麓にある山麓駅には、地元で採れた新鮮な野菜がゴロゴロ入ったカレーや地酒を味わえる食堂や売店が併設されています。スキーで滑り疲れたあとに食べるご飯は格別の美味しさです。
大雪山 旭岳スキーコース
住所:北海道上川郡東川町旭岳温泉
旭川市には観光スポットが充実!
いかがでしたでしょうか? 旭川に行ったら絶対に行くべきオススメの観光スポットと、旭川市街地や観光エリアから行けるスキー場を併せてご紹介しました。ここではご紹介しきれませんでしたが、旭川には魅力的な観光スポットやスキー場がまだまだたくさんあります。旭川市内の観光と一緒に、スキーも楽しんでみてください。
また、北海道には旭川以外のエリアにも様々なスキー場があります。スキー場情報を知りたい場合は、「WAmazing Snow」をチェックしてみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。