旭川スキーエリアとは?
北海道の旭川エリアは、例年10月下旬から雪が降り始める、日本でもっとも積雪が早い地域です。真冬1〜2月の最低気温はマイナス7度、雪は最大で2メートル近い積雪を観測。周辺には、豊富な雪を楽しめる大小さまざまなスキー場があり、早い場所では11月下旬にゲレンデオープンを迎えます。
市内や空港から出発交通便利なスキー場が多数
旭川エリアにあるスキー場の多くは、最寄り駅である旭川駅から車で30分〜1時間ほどでアクセスすることができます。旭川市中心部と周辺のスキー場を行き来する送迎シャトルバス"SNOW BUS"も運行し、重たい荷物を持って雪道を歩く大変さがなく移動もスムーズです。車がない場合はぜひバスを利用してみましょう。
北国のパウダースノーを満喫できる
市街地からのアクセスの良さはもちろん、旭川スキーエリアの最大の魅力は滑りごたえのある極上のパウダースノー。同エリアは内陸部に位置し、ゲレンデが標高の高い山々に囲まれていることから、ふかふかな粉雪を楽しむことができます。圧雪車で整備の行き届いたコースは、スキー板のエッジがきいてターンしやすく滑りやすいと口コミでも高評価です。
旭川スキーエリアのスキー場を一挙紹介
広々としたゲレンデでスキーを楽しめる「カムイスキーリンクス」や、コンパクトで家族でのんびり雪遊びができる「美瑛町民スキー場」など、旭川周辺のスキー場を紹介します。一緒に行く人やプランに合わせて、ピッタリのスキー場を見つけてくださいね。
コース幅が広く開放感あふれる「カムイスキーリンクス」
「カムイスキーリンクス」は、旭川駅からシャトルバス"SNOW BUS"に乗って約40分の場所に位置しています。広々としたゲレンデには、降り積もったばかりの新雪を味わえる「Jr.チャレンジ森道」やコース幅150メートルの広々とした「ゴールド1」など、ビギナーからエキスパートまで楽しめる多彩なコースが充実。
スキー場に到着したら、ゲレンデ麓のコースで足慣らしをしましょう。傾斜が緩く見晴らしの良い「ファミリー」「センター」といった初心者コースが豊富で、ウォーミングアップに最適です。
幻想的な夜景を一望できる「旭川サンタプレゼントパーク」
旭川市街地から車で約15分の「旭川サンタプレゼントパーク」には、コース幅が広くのびのびと滑れる「センターコース」や、アップダウンの激しい「スラロームバーン」など、バリエーション豊かな6種類があります。
全てのコースは、ハンドルで方向転換しながら進むアクティビティ「スノースクート」での滑走も可能なため、子どもから大人まで楽しめるのではないでしょうか?夜のナイター営業では、ゲレンデ最上部から旭川市内の美しい夜景を一望することができます。澄んだ冬の空に浮かぶ夜の景色は、幻想的な美しさです。
コンパクトで子どものスキーデビューにおすすめ「キャンモア・スキービレッジ」
「キャンモア・スキービレッジ」は、旭川空港から車で約15分のファミリーゲレンデ。コースは、ワイドで開放感のある「ラビットコース」や眺望が抜群な「メイプルコース」など全6種類。コンパクトではあるものの、スキー初心者がスキルアップしながら楽しく滑れるコースが満載です。
ターンがうまくできるようになったら、ゲレンデ最上部の「ロッキーコース」にも挑戦してみるのも良いかもしれません。コース脇には雪化粧した木々が立ち並び、非日常の空間でスキーを堪能できることでしょう。
キャンモア・スキービレッジ
住所:北海道上川郡東川町西5号北44
営業期間:例年12月中旬〜3月中旬
公式サイト:https://www.canmore-ski.jp/
旭川駅から近い!初心者の練習に最適「伊ノ沢市民スキー場」
「伊ノ沢市民スキー場」は、最寄り駅である旭川駅から車で約20分の場所に位置しています。比較的空いていてリフト待ちの時間も少ないため、初心者が自分のペースで練習をしながら滑るのにぴったりです。
また、ゲレンデ麓にはソリ遊びを楽しめる子ども用の「キッズランド」も併設。周囲はセーフティネットの仕切りがあり、遊んでいる最中に滑走者が滑り込んでくる危険がなく安心です。
ちなみに、同スキー場の休憩施設には食堂がなく、カップ麺と飲料水、スナック菓子のみの販売となっています。スキー場へ向かう前に旭川市内で食料を調達してから行った方が良いかもしれません。
伊ノ沢市民スキー場
住所:北海道旭川市神居7条18丁目
営業期間:例年12月下旬〜2月下旬
公式サイト:https://www.asahikawa-dpc.co.jp/4ski/skiindex.html
旅行者もOK!ゲレンデを無料開放「美瑛町民スキー場」
手軽に雪遊びを楽しみたいという方には、「美瑛町民スキー場」がおすすめです。同スキー場はゲレンデが無料開放されており、スノーボードも滑走可能。北海道の雪を楽しめる場所として地元の家族連れから高い人気があります。
また、美瑛町は旅行先としても人気の場所であるため、スキー場周辺には、ライトアップされた神秘的な世界が広がる「青い池」や、真っ白な雪景色の中にポツンと立つ「ケンとメリーの木」といった観光スポットも充実。雪遊びを思い切り楽しんだあとは、冬の北海道ならではの絶景スポットもまわってみてはどうでしょうか?
美瑛町民スキー場
住所:北海道上川郡美瑛町字村山
営業期間:例年12月下旬〜3月上旬
公式サイト:https://www.town.biei.hokkaido.jp/facility/sports.html#a2_1
初心者コースが充実「ぴっぷスキー場」
「ぴっぷスキー場」は、初心者が練習をしながら楽しく滑れるコースが充実しています。ゲレンデには、ワイドで滑りやすく子どもに人気の「カッパコース」や2,000メートルのロングランを味わえる「ファミリーコース」など、4種類のビギナー向けコースを用意。
自分の滑りに自信もついて、もう少し変化を楽しみたいという場合は、ゲレンデ最上部の「ダイナミックコース」に挑戦してみましょう。同コースは、アップダウンが激しい最大傾斜が25度の競技者向け。コーススタート地点と中間地点の雪質や緩急の変化を楽しめるので、滑りごたえも十分です。
ぴっぷスキー場
住所:北海道上川郡比布町北7線17号
営業期間:例年12月中旬〜3月下旬
公式サイト:http://www.town.pippu.hokkaido.jp/ski/
旭川エリアのスキー場は駅から近くて初心者家族が滑るのに最適
旭川市内には、駅から車で30分も走れば冬の絶景を楽しめるスキー場が充実しています。交通の拠点に近い場所にありながら混雑が少ないため、家族でのゲレンデデビューにはもってこいです。そして旭川の付近には観光名所もたくさんあるので、スキーの前後には「旭山動物園」や自然豊かな美瑛町などに足を延ばすのもオススメ。今年の冬は、旭川エリアでスキー旅行を堪能しましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。