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スキーやスノーボードに必須の小物3点セットとは？
スキーやスノーボードで欠かせない小物アイテムといえば、「ニット帽」「手袋」「ゴーグル」の3つ。標高の高いところに位置しているスキー場は、空気が冷たいため長時間滑っていると、体の芯から冷え切ってしまいます。防寒対策をしていない場合、重度になると、凍傷を引き起こしてしまう危険もあるのです。そのため、ニット帽や手袋は必ず着用しましょう。
また雪山は風が強く、雪で目が開けていられなくなり視界が遮られることも。滑るスピードが速くなるほど視界は狭くなるため、ゴーグルの着用は必須です。ニット帽や手袋、ゴーグルは、防寒や視界の確保だけではなく、転倒したときに頭や手、目の周りを守るプロテクターとしても役立ちます。ここからは、それぞれの必要性をもっと詳しく見ていきましょう。
ニット帽・ゴーグル・手袋それぞれの特徴と装着する必要性
小物3点それぞれをすぐにイメージできた方もいるかもしれませんが、最初はどういったものを選べばいいかわからないものです。それぞれの特徴と特性を見ていきましょう。
ニット帽
ゲレンデに出て滑る際は、必ずニット帽を着用しましょう。というのも、スキー場の多くは、積雪の多い山間部に位置していることから、真冬でも最高気温が零度を下回ることがほとんど。ニット帽を着用することで、体温が外に逃げていくのを防げるため防寒対策になるのです。
素材はコットンやアクリル、フリースなどさまざまなものがありますが、一番のおすすめはウール素材。暖かく吸湿性に優れているため、厳しい寒さをしのいでくれます。耳あて付きや飾りが付いたものなどさまざまなタイプが販売されているため、ウェアのデザインや色合いに合わせてトータルコーディネートを楽しんでみてください。
手袋
手袋は、手や指先の冷え対策だけではなく、怪我を防ぐ役割もあります。スキー板の両端には、エッジと呼ばれる鋭い刃が取り付けられています。スキー板を素手で持ったときに、エッジで手や指が切れてしまう危険があるのです。
また、転倒時に他の人のスキー板に引かれて怪我をしてしまうリスクも。そのため、ゲレンデに出る際は、必ずスキーやスノーボード用の分厚い手袋を着用しましょう。
ゴーグル
ゴーグルには、紫外線から目を保護する役割があります。標高の高いところに位置するゲレンデでは、真っ白な雪による照り返しが強く、地上よりも紫外線量が多くなります。真夏のビーチにいるよりも強い紫外線にさらされるため、角膜が傷つき炎症を起こしてしまう危険性もあるのです。
また、ゴーグルを首にぶらさげたままにしたり、長時間おでこにつけていたりすると、ゴーグルが曇って視界が悪くなってしまいます。トイレ休憩や昼食の際は、外したゴーグル内側の水分をしっかり拭き取り、乾かすようにしましょう。
ニット帽・ゴーグル・手袋の小物3点セットをレンタル・購入するときのポイント
ニット帽、手袋、ゴーグルを選ぶときは、自分の頭や手の形に合っているのかどうか、無駄な隙間ができていたり、きつすぎたりしていないかどうか、きちんと確認しましょう。
ゴーグルは、鼻と本体の間に隙間があると外気との気温差で内側が曇って視界が悪くなってしまいます。向かい風と目の前を舞う粉雪で視界が遮られ、他の滑走者との衝突や接触によって怪我や事故につながってしまう危険性があります。選ぶ際にしっかり確認しておきましょう。
安全にスキー・スノーボードを楽しもう
スキーとスノーボードに必須の小物3点セットをご紹介しました。スキー場によっては、衛生面を考慮しニット帽、手袋、ゴーグルの小物レンタルを行っていない場合もあります。ニット帽、ゴーグル、グローブはそれぞれ安いものだと数千円程度で買い揃えることが可能です。事前に購入しておくか、スキー場にスキー用具のショップが併設されている場合は現地で、予算を考えながら自分好みのアイテムを見つけてみてください。
必要なアイテムがわかったら、具体的にどのスキー場に行きたいかチェックしてみましょう。日本各地にあるスキー場の情報は「WAmazing Snow」でぜひ確認してみてください。
※この記事の情報（価格や時間など）は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
