ショートスキーとスキーの違いを解説！初心者にはどっちがオススメ？

ショートスキーとスキーの違いとは？

ショートスキーとは、短い板を使って滑るスキーの総称。アルペンスキーで使われるスキー板の一種で、別名「ファンスキー」あるいは「スキーボード」とも呼ばれています。

一般的なスキーとの大きな違いは、その名の通りスキー板の長さ。一般的なスキー板の長さが130cm前後であるのに対し、ショートスキーで使う板の場合は一般的に90～100cmと短く設定されています。スキー板が短い分、小回りがきいてターンしやすく、滑り慣れると回転技を取り入れた滑走も楽しめますよ。

ショートスキーのメリット・デメリット

スキーとスノーボードの間のような特徴を持つショートスキー。ショートスキーのメリットとデメリットを見ておきましょう。

メリット

ショートスキーの一番のメリットは、スキー板が90～100cmと短く軽いため、小回りがききターンしやすいという点。一般的なスキー板ではできないようなアクロバティックな滑りが楽しめます。滑り慣れてきたら、ボックスやレールなどのパークアイテムを使ってテクニックを磨いてみるのも良いかもしれません。

また、持ち運びしやすいのも特徴です。専用のケースに収納すれば、手軽に肩に掛けて簡単に持ち運ぶことができます。

デメリット

ショートスキーは、バランスを取りづらいというデメリットがあります。一般的なスキー板よりも短い板を履いて滑るため、安定性が低く体のバランスをとりづらいのです。ストックを使わずに滑る人も多くいますが、ストックを使わずに滑るとうまく体重を支えることができず、ブレーキをかけるときに足腰に負担がかってしまいます。スピードを出しすぎると、コースにできた凹凸でバランスを崩しやすく、転んで怪我をしてしまう危険性もあるのです。

最初のうちはストックを使いながら練習をして、徐々に滑り慣れてコツを掴めるようになってきたらストックなしで滑る方が良いかもしれません。

初心者がやるならショートスキーとスキーどちらが良い？

一般的なスキーかショートスキーで迷っているなら、通常のスキーをおすすめします。ショートスキーは、安定性が低くバランスが取りづらいため、初心者のゲレンデデビューには不向きかもしれません。スキー板が長いほど雪との接地面積が大きくなるため、安定性が高まります。

まずは、山の傾斜が緩やかで幅の広いコースでスキーの練習をしてから、ショートスキーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ショートスキーはレンタルできる？

新潟県の「GALA湯沢スキー場」「神立スノーリゾート」や岐阜県の「鷲ヶ岳スキー場」など、多くのスキー場でショートスキーの板をレンタルすることができます。他の滑走者との接触や転倒に気をつけながら、安全にスキーを楽しんでみてください。

初心者には解放式ビンディングがおすすめ

ビンディングとは、スキー板とシューズを固定する器具のことです。ショートスキーで使用する板のビンディングにはいくつか種類があり、代表的なのが「簡易固定式ビンディング」と「解放式ビンディング」。

「簡易固定式ビンディング」は、スキー板とブーツが固定されており、体のバランスを崩して転倒してしまった場合、足首のねんざや打撲などの怪我につながる危険性があります。

しかし、「解放式ビンディング」であれば、ある一定の力が加わるとスキー板とブーツが外れる設計になっているため、怪我のリスクを軽減することができるんです。

安全にスキーを楽しもう

ショートスキーの特徴と、一般的なスキーとの違いについてご紹介しました。兵庫県の「ハイパーボウル東鉢スキー場」や長野県の「HAKUBA VALLEY Hakuba47ウィンタースポーツパーク」では、日本全国でも数少ないショートスキーレッスンを実施しています。スキーである程度滑れるようになったら、参加してみるのも良いかもしれません。無理をせずスキーから始めてみて、自分に一番合った方を選んで、安全にウィンタースポーツを楽しんでみてください。

今回は、ショートスキーの特徴と合わせて、ショートスキーをレンタルできたり、レッスンを受けたりできるスキー場を少しだけご紹介しました。スキーをはじめ、スノーボードやスノーアクティビティなどを楽しむ冬の旅行を計画するなら、WAmazing Snowで日本全国のスキー場やお得な情報を探してみましょう。

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