スキー初心者がスキー場選びでチェックしたい8つのこと&おすすめスキー場

2024年01月30日(火)
スキー初心者や初級者には「もっと滑れるようになりたい」というワクワクがある反面、「うまく滑れるのだろうか」「もし転んで怪我をしたらどうしよう」という不安もありますよね。日本各地には、さまざまなスキー場がありますが、コース配置や山の傾斜、難易度、初級・中級・上級者向けのコース比率も千差万別。そこで今回は、スキー初心者がゲレンデを選ぶときにチェックするべき8つのチェックポイントをお教えします。初心者や初級者におすすめのスキー場も2箇所ご紹介しますよ。

初心者がスキー場を選ぶときにチェックすべきポイントは?

スキー場の子ども達
スキー場を選ぶ時は、利便性なども大事ですが、初心者は、特に下の8つの項目をチェックして、自分の実力に合ったスキー場を選ぶと良いでしょう。

【1】初心者コースの多さ

初心者でも、どうせなら色々なコースを滑りたいものですよね。初心者向けコースの多いスキー場を選びましょう。気をつけないと、急勾配なコースしかなくて、思うように練習できないなんてことになりかねません。また初心者向けのコースが少ないと、1日中同じコースを滑ることとなってしまうため、だんだんと飽きてきてしまう可能性もあります。

【2】混雑が少ない

リフト
初心者がスキー場を選ぶ上で重要なのが、コースやゲレンデの混み具合。人が多いと衝突の可能性も高くなり、気兼ねなく練習することができません。せっかくスキー旅行に来ているのに、事故を起こしてしまったら勿体無いですよね。初心者のうちはできるだけ混雑の少ないスキー場を選ぶことをオススメします。長野県にある「野沢温泉スキー場」や、新潟県の「妙高杉ノ原スキー場」は、比較的ゆったりとスキーができると評判です。

【3】スキーヤー・ボーダーの比率

スノーボーダー
スノーボードは、滑走中にコースのど真ん中で急停止をしたり、華麗なトリックやターンを決めることで予測不可能な動きをするため、初心者が共に滑るには少し難易度が高くなります。

スノーボーダーが多いコースでは、衝突や接触によって怪我が発生する可能性が高くなってしまいます。慣れないうちは、スノーボード禁止のスキー場を選ぶのも手です。

ちなみに「蔵王猿倉スキー場」や「会津高原高畑スキー場」などは、スノーボードの全面滑走を禁止したスキーヤー専用のゲレンデが完備されています。

【4】コース傾斜の緩さ

スキーヤー
初心者のうちは傾斜のゆるいコースを選ぶようにしましょう。実際にスキー板を履いてゲレンデに立つと、想像以上に傾斜が急に感じてしまうものなのです。せっかくスキーに来たのに、怖くて滑れないという事態は避けたいですよね。

また、いきなり傾斜が急な中上級者向けコースから滑ってしまうと、スピードをうまくコントロールできなかったり、体のバランスを崩して転倒してしまったりと、怪我につながる可能性も。

一般的に初心者の練習には、コースの傾斜が15度前後、中級者は20~25度前後、上級者は30度以上が適していると言われています。コースの平均斜度が10~15度程度であれば、適度にスピードも出て、ターンなどの練習がしやすいため、初心者でも安心です。

【5】コース幅の広さ

ゲレンデ
初心者の練習には、コースの傾斜がなだらかな点に加え、コース幅の広さも重要なポイントです。コースの幅が広ければ、ほかのスノーボーダーやスキーヤーと衝突する心配がありません。開放感のあるコース全体を使いながら、思いっきりのびのびと爽快感のあるスキーを楽しめます。

【6】初心者向けスキーレッスンがあるかどうか

キッズレッスン
どうせスキーをするなら上手くなりたいですよね。そんなときにオススメしたいのがスキーレッスン。専門のインストラクターが、初心者にも丁寧に教えてくれます。経験豊富なインストラクターが、その場で実際に動きを見せながらスキー板をはめて横移動する方法、怪我をしない正しい転び方、安全なリフトの乗り方など、スキーの基礎をみっちり指導してくれますよ。

【7】アクティビティが充実している

スノーチューブ
スキーを上達するためには、楽しみながら雪に慣れることも大切です。スキー場には、ソリや犬ぞり、スノーチュービングやスノーモービルなど、様々なアクティビティーも用意されています。せっかく雪国へ行くのなら、雪の魅力を存分に楽しみましょう。

またスキー場によっては、子どもを預ける託児所が併設されている場所や、温泉、ショッピングモールが近くにあるスキー場も。自分のライフスタイルに合わせたスキー場選びを心がけましょう。

【8】ゲレンデとホテルが直結している

ホテルからスキー場
スキーは意外と体力を使うので、慣れないうちはすぐに疲れてしまいます。帰りのことを考えずに気兼ねなくスキーを楽しむためには、休みたいときにしっかり休めるホテルが必要です。初心者にこそ、ゲレンデが温泉施設やホテルと直結しているスキー場をオススメします。ホテル直結であれば、疲れたらホテルの部屋に戻ってゆっくり休むことができて、早朝から夜まで思う存分スキーを楽しむことができますよ。

スキー初心者でも安心して遊べるゲレンデを紹介!

スキー場で撮影
ここから先は、全くの未経験者でも安心して遊べるゲレンデを2箇所ご紹介します。どちらもスキー初心者が思う存分遊べるコースが備わっています。ぜひチェックしてみてくださいね!

初心者天国と有名!緩斜面ゲレンデの宝庫である「赤倉温泉スキー場」

眺望
東京から北陸新幹線に乗って、約2時間半で行くことができる新潟県の「赤倉温泉スキー場」は、17本あるうちの10本近くが初心者コースとなっています。「赤倉温泉スキー場」の最寄り駅である妙高高原駅からは、スキー場直行の無料シャトルバスも定期的に運行されており、移動もスムーズです。

広々としたゲレンデに配置されている初心者コースの平均傾斜は、10〜15度。傾斜がなだらかでコースの幅も広めの設計であることから、スキーヤーの間では「初心者天国」と呼ばれ、高い人気を集めているのです。

圧雪
雪化粧をした木々に囲まれた幻想的な雰囲気のなか、最長滑走距離1,500メートルのロングランを楽しめる「エレガントコース」や、向こう側に広がる日本海のパノラマビューが圧巻な「パノラマコース」など、雪に慣れながらステップアップできるコースが充実しています。

1日スキーを楽しんだあとは、「赤倉温泉スキー場」の周辺にある温泉街で温泉巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。目が覚めるような熱々のお湯と、ライトアップされた趣ある温泉街の雰囲気が、1日の疲れも吹き飛ばしてくれるはずです。

「赤倉温泉スキー場」が気になる方はこちら!

ほぼ平坦な緩斜面!最大1,200メートルのロングラン滑走ができる「HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場」

キッズゲレンデ
長野県、白馬エリア最大級の広さを誇る「HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場」は、初心者や子連れのファミリー層から高い人気を誇るスキーリゾートです。10本中5本ある初心者コースは、平均傾斜が7〜12度とほぼ平坦に近く、繰り返し何度も練習するのに便利なリフト近くやゲレンデの麓に配置されています。

ゲレンデ
「からまつゲレンデ/親の原ゲレンデ」は、ターンの練習にも最適な最長滑走距離1,200メートルのロングランを楽しむことができるほか、コース幅が広いため、他の滑走者と衝突する心配がありません。

花火
また、冬のHAKUBA VALLEY最大級のイベント「栂池高原雪の祭典」が開催されます。澄んだ真冬の夜空を彩る花火が打ち上がり、夏とはまた一味違った幻想的な雰囲気が楽しめます。

「HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場」は遮るものがない山あいに位置しているため、頭上に打ち上がる大迫力の花火を堪能できますよ。火のついた木切れを持ってゲレンデ内を滑り降りる「たいまつ滑走」など、スキー客を楽しませる冬ならではの催しが満載です。

「HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場」が気になる方はこちら!

楽しく練習すれば上達も早い!初心者向けのゲレンデへ行こう!

周りの山々
今回はスキー初心者がスキー場を選ぶときにチェックしておくべきポイント8つと、初心者コースが充実しているスキー場をを2箇所ご紹介しました。緩やかな斜面が多いスキー場であれば、ほかの滑走者とぶつかる心配もなく、気兼ねなく思いっきりスキーに打ち込むことができますよ!楽しく練習して、スキーのレベルアップを図りましょう。

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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