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標高が低めだけどコース数は充実「日高国際スキー場」
日高国際スキー場は、標高トップが754メートルとスキー場の中でも比較的低く、市街地のどこからでもスキー場が望めます。そんな日高町のシンボルともいえる日高国際スキー場の特徴をみていきましょう。
初心者から上級者まで楽しめる10コース
日高国際スキー場には、初心者から上級者まで楽しめる多彩な10コースが設置されています。初級者には平均斜度9度の「デートコース」やナイターも楽しめる「ファミリーコース」、ヘアピンカーブが特徴の「林間コース」がおすすめです。三笠宮寛仁親王にちなんで名づけられた「宮様スロープ」や、山頂から日高町を一望できる「ツアーコース」など、中級者向けコースも充実。上級者には北海道内陸部特有のパウダースノーが楽しめる「パノラマコース」、スリリングなロケーションの「ジャイアントコース・上級」が最適です。
スキー以外にも、「スノーボード練習コース・上級」や「そりコース」なども揃っているので、家族連れや仲間同士で、それぞれ挑戦したいウィンタースポーツを楽しむことができるでしょう。
「日高国際スキー場」は初級者も挑戦しやすいロングコースが魅力的
日高国際スキー場は、初心者から上級者まで満足のいく多彩なコースが特徴ですが、魅力はそれだけではありません。ほかにも、日高国際スキー場のおすすめポイントを紹介します。
最長約2,980メートルのロングコース
日高国際スキー場は、山頂から始まる「ツアーコース」からヘアピンカーブのある「林間コース」を通り、第1リフト乗り場までのロングコースが魅力です。距離は2,980メートルとかなり長めですが、コースは初心者・中級者向けの難易度になっています。ロングランといえば上級者の特権のように思われがちですが、初心者でも利用できるのは嬉しいですね。山頂付近は、さらさらのパウダースノーが降っています。非日常の幻想的な空間に感動をおぼえるでしょう。
無料のクロスカントリーコース
スキー場隣にあるキャンプ場は、冬には圧雪車で整備され「クロスカントリーコース」として1月にオープンします。クロスカントリースキーとは、スキーとポールを装備し、雪上を走るスポーツです。体力づくりに最適で、オリンピック競技にも取り入れられています。
日高国際スキー場では、このクロスカントリーコースが無料で利用できます。家族や仲間同士で、気軽に北海道の大自然を散策してみましょう。
道具レンタルとスクール情報
日高国際スキー場ではスキーセット(スキー・ポール・ブーツ)と、スノーボードセット(スノーボード・ブーツ)のレンタルが可能です。かさばる道具を持って行かずにすむのが嬉しいですね。
また、全日本スキー連盟(SAJ)公認のスキースクールも開催されており、プライベートレッスン、一般レッスン、団体レッスンが受けられます。いずれも予約が必要なので、早めに申し込んでおくとよいでしょう。
第1リフト乗り場周辺には無料休憩所や、温泉、レストランが利用できる施設も完備されており、滑り疲れてもゆっくり休憩できるので子供連れにも安心です。
リフト乗り場のすぐ近くにレストラン!
体を動かしてお腹がすいたら、第1リフト乗り場左側にあるレストランで空腹を満たしましょう。このレストランには、豊富なゲレンデ食が揃っているので、きっと食べたいものが見つかるはず。
レストランでゲレンデ食を堪能
常時メニューは冷麺やビビンバなどの韓国メニューや、鹿肉のサラミがたくさん入ったサラダ「鹿肉カルパス」といった珍しいメニューもあります。また、周辺の飲食店で利用できる昼食券がセットになったランチパック券も発売されているので、こちらを利用して昼食をするのもいいですね。
電車バス利用でもアクセス可能「日高国際スキー場」へのアクセス
日高国際スキー場に来場するにはどのように行けばいいのでしょうか。車でアクセスする場合と、公共交通機関でアクセスする場合に分けて解説します。
車でのアクセス
新千歳空港からレンタカーなど車を使って来場する場合は、国道337号線を通り「道東自動車道」に乗りましょう。「占冠I.C.」で降りた後、国道237号線を南へ走ると到着です。空港からの所要時間は約2時間です。その他の地域から向かう場合も、日高町に入ってからは国道237号線に合流できるルートを選ぶと、スムーズにアクセスできます。
駐車場からリフト乗り場まで数メートルと近いため、寒さの中を歩くのが苦手な人にも嬉しい立地になっています。
公共交通機関でのアクセス
スキー場最寄りの「日高ターミナル(日高町役場日高総合支所前)」までは、札幌・室蘭・浦河などの各方面から「道南バス」が運行されているので、バスのみで来場することも可能ですが、日高国際スキー場までは徒歩で15分程度かかるので注意しましょう。駅からタクシーを利用するか、車で来場するほうがいいでしょう。
電車を利用する場合は、JR石勝線「占冠駅」で下車し、日高町営バス・占冠線に乗って「日高ターミナル(日高町役場日高総合支所前)」で下車してください。
「日高国際スキー場」周辺宿泊施設を2軒紹介
日高国際スキー場の幻想的な光の中でナイターを楽しむなら、近くに宿を予約しましょう。日高国際スキー場周辺は次に紹介する2軒の宿がおすすめです。
「沙流川温泉 ひだか高原荘」
日高国際スキー場入り口側にある「ひだか高原荘」は、「硫黄泉」を使った温泉が自慢の宿です。硫黄泉特有の香りや濁りがなく、透明、無臭で入りやすいのが「沙流川温泉」の特徴といえます。宿泊以外にも日帰り入浴や、朝6時から入れる朝風呂営業も行っています。
ホテルには宿泊者が無料で利用できるマッサージ機や、PCコーナーが完備されていて、スキー後の時間も暇を以て合わすことなく過ごすことができるのも魅力です。
夕食は名物料理の「やまべの唐揚げ」や「ニジマスの刺し身」がいただけます。スキー場からすぐに宿へ移動できるのは嬉しいポイント。気になる方はぜひチェックしてみてください。
沙流川温泉 ひだか高原荘
住所:北海道沙流郡日高町字富岡444-1
「占冠 湯の沢温泉 森の四季」
日高国際スキー場から国道237号線を車で30分ほど北上したところにある「占冠 湯の沢温泉 森の四季」は、自然に囲まれたどこか懐かしさを感じさせる宿です。地元の山菜やきのこ、四季折々の旬の食材を使った料理がいただけます。
疲労回復や筋肉痛に効果のあるとされる「湯の沢温泉」につかった後は、囲炉裏を囲むロビーで窓一面に広がる風景を楽しみましょう。客室は落ち着きのある和室が11室あり、各部屋2~6名に対応しています。
占冠 湯の沢温泉 森の四季
住所:北海道勇払郡占冠村字占冠
車を降りたらリフトへ直行して思う存分遊ぼう
日高国際スキー場は、初心者から上級者までスキーやスノーボードが満喫できるバラエティに富んだコースの種類と、2,980メートルのロングコースが魅力です。上級者向けの最上部コースには、北海道内陸部ならではのさらさらのパウダースノーが降り積もっています。日高国際スキー場に足を運んで、ウインタースポーツと温泉を堪能しましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
日高国際スキー場 北海道
コース | 10 |
リフト | 4 |
最長滑走距離 | 2,980 m |
最大斜度 | 39 ° |