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新たなホテルも建設中!人気国際リゾートエリア「ニセコ」
標高1,308メートルのニセコアンヌプリ山とその周辺に広がる超巨大なスキーエリア「ニセコ」。国内はもちろん、海外観光客からも根強い人気を誇るエリアです。続々と新しいホテルが建設され、今もなお進化が止まりません。ニセコアンヌプリ山には、ニセコのシンボル「羊蹄山」を望む、見晴らしのいい4つのスキー場が広がり、それらは総称して「ニセコユナイテッド」と呼ばれています。
4つのスキー場の魅力
ニセコユナイテッドには、スノーパークや初心者コースが充実した「ニセコHANAZONOリゾート」、ニセコエリア最大規模を誇るコースが魅力の「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」、コース名がユニークで上級者コースが多彩な「ニセコビレッジスキーリゾート」、ファミリー向けの緩斜面が揃う「ニセコアンヌプリ国際スキー場」と、個性豊かなゲレンデが揃っています。スキー場間の移動はシャトルバスが運行されているので快適!共通リフト券を利用すれば、毎日違うゲレンデを滑るなんてこともできてしまいます。すべてのコースを制覇するには2日あっても足りないほどの広さです。
スキーやスノーボード以外にも、スノースクールやスノーモービル、スノーラフティングなどのスノーアクティビティが充実!初心者から上級者、子供から大人まで誰もが楽しめる仕掛けがいっぱいです。ニセコなら、遊び場所に困ることはないでしょう。
迷うほど宿の選択肢が豊富
ニセコには高級コンドミニアムやホテル、旅館、ロッジ、コテージなど多種多様な宿泊施設が点在し、部屋タイプもさまざま。
例えば、「ヒノデヒルズ・ニセコビレッジ」には、寝室と、独立したリビング・キッチン・ダイニングエリアのあるLDKタイプの部屋があり、長期滞在にもぴったりです。館内には温泉もあります。スキー後にあたたかい温泉に浸かれば、きっと心も体もリフレッシュして癒やしの時間を過ごせるでしょう。
ニセコへのアクセス
ニセコまでは、新千歳空港からバスで3時間以上。札幌市内から日帰りで行けなくもないですが、宿泊してじっくり楽しむタイプのスキーエリアなので、最低でも3泊、できれば4泊以上の長期滞在でじっくり遊ぶのがおすすめです。
電車で行く場合は、以下アクセス方法を参考にしてください。
<アクセス方法>
・新千歳空港駅→(快速エアポート号で約75分)→小樽駅→(普通列車で約90分)→ニセコ駅
・札幌駅→(快速エアポート号で約33分、普通列車で約45分)→小樽駅→(普通列車で約90分)→ニセコ駅
※ニセコ駅からはタクシーやホテル送迎車などで約10分
3つの山にまたがる北海道最大級の総合リゾート「ルスツ」
羊蹄山の南麓に位置する「ルスツリゾート」は、総面積1,700ヘクタール、総コース数37本、総滑走距離40キロ以上。北海道有数の羊蹄山ビューポイント「羊蹄パノラマテラス」を有し、道内のスキー場の中ではダントツの規模を誇る人気リゾートです。スノーシーズンはもちろん、グリーンシーズンは遊園地やゴルフ場などに多くの人が訪れます。
北海道一広大なゲレンデと多彩なコースがある
ルスツリゾートの最大の魅力は、広大な雪山を大胆に使って作られた多彩なコースの数々!滑走距離3,500メートルのロングランコースや、絶景を楽しめるワイドコース、初心者向けの練習ゾーンなど、多種多様なコースを楽しむことができるでしょう。緩斜面のロングコースが豊富なので、初心者やファミリーにおすすめ!ルスツリゾートもニセコと同じく、一日ですべてのコースを滑るのは到底不可能なレベルです。
ロングステイを満喫できる施設が豊富
宿泊型リゾートなのでゲレンデ近くには大型ホテルやペンション、ログハウスなどが充実しています。中でも、「ルスツリゾートホテル&コンベンション」はスキー場直結でとても便利。さらに、リゾート内が丸ごと一つの街のようになっているので、買い物・アクティビティ・食事・イベント・観光と、「あったら嬉しい」をすべて備えていると言っても過言ではないでしょう。
ルスツリゾートへのアクセス
ルスツリゾートまでは、スキーシーズンに運行されるルスツリゾート宿泊者専用有料バスを利用するのが便利です。新千歳空港からは2時間程度。
また、札幌駅南口近くから出発する無料バスもあります。こちらも、所要時間は2時間程度。毎日運行していますが、事前予約制なので、日程が決まれば早めに予約しておきましょう。
ルスツリゾートは3泊以上の長期滞在がおすすめですが、アクセスが良いので、1泊で切り上げて別のスキー場に移るプランも楽しいかもしれません。
お子様の雪遊びデビューにおすすめ「星野リゾート トマム スキー場」
北海道の中央部に位置する「星野リゾート トマム スキー場」。スキーシーズンだけでなく、グリーンシーズンにも観光客で賑わう人気のリゾートエリアです。ゲレンデは初級者向けの緩斜面が多く、キッズ向けのエリアやアクティビティが豊富なので、お子様の雪デビューにも最適!快晴率が7~8割と非常に高く、絶景を眺めながらクルージングを楽しめることでも有名です。
ゲレンデ以外にも楽しめる要素が満載
「星野リゾート トマム スキー場」はスキーやスノーボードだけでなく、多彩な雪のイベントを楽しめるのが最大の魅力です。リゾートエリア内には様々な雪のイベントを楽しめる「アイスヴィレッジ」、山頂付近から絶景を楽しめる「霧氷テラス」など、冬シーズンを思う存分楽しめるスポットが充実しています。
12月には、霧氷テラスで「霧氷クリスマスツリー」を鑑賞して楽しむイベント「霧氷クリスマス」が開催されます。スキーサンタが登場したり、「霧氷クリスマススイーツ」を楽しむことができます。
選べる2つのホテル
トマムリゾートには、「リゾナーレトマム」と「トマム ザ・タワー」という、豪華なリゾートステイを楽しめるタワーホテルが2つあります。展望ジェットバスとサウナを完備したハイグレードの部屋もあるため、国内でリゾート気分を味わいたい方にはぴったりの場所です。また、靴を脱いで寛げる広々としたキッズルームやファミリーラウンジなどの館内施設も充実。カップルや家族で滞在するのにおすすめです。
トマムへのアクセス
大型スキー場の中でずば抜けてアクセスが良く、新千歳空港から電車で最速90分程度で到着します。トマム駅からは、リゾート内のホテル「ザ・タワー」や「リゾナーレトマム」まで送迎バスが出ているので、そのままスキー場・ホテルに直行できる利便性も魅力です。
<アクセス方法>
・新千歳空港駅→(快速エアポートで約3分)→南千歳駅→(特急列車で約1時間10分)→トマム駅
・札幌駅→(JR特急列車で約1時間40分)→トマム駅
※トマム駅からザ・タワーまでは送迎バスで約5分、リゾナーレトマムまでは約10分
また、スキーシーズンは、札幌市内や新千歳空港からバス「リゾートライナー」も毎日運行しています。
北海道トップクラスの雪質を誇る「キロロスノーワールド」
北海道でもトップクラスの豪雪地帯・余市郡赤井川村にある「キロロスノーワールド」。一番の魅力は、雪質の良さだと言われています。積雪が多いので営業シーズンが長く、例年12月から5月まで極上の雪質を楽しむことができます。
あらゆるレベルの人が楽しめるゲレンデ
朝里と長峰の2つの山にゲレンデが広がる「キロロスノーワールド」のコース数は、全23本。初心者から上級者まで誰もが楽しめるように、絶妙な難易度のコースがバランス良く配置されています。例えば、上級者向けには全長3,500メートル越えのコース、中級者向けに最長距離の4,050メートルコース、初級者向けに全長2,000メートル越えのコースがあり、どのレベルでもロングランを堪能することができるのです。
また、積雪が多く、頻繁に新雪が積もるため、コースのコンディションが常に良いのも魅力の一つ。ゲレンデの規模は他の大型スノーリゾートに比べれば小さめですが、とにかく最高クラスの雪質を味わいたいという方におすすめしたいスノーリゾートです。
選べる3つのホテル
「キロロスノーワールド」のベースエリアには「キロロタウン」という施設があり、レンタル・買い物・温泉のほか、屋内アクティビティやフィットネスなども楽しむことができます。ゲレンデ直下には大型ホテルが2つ、新築コンドミニアムが1つあり、長期滞在して過ごすのにぴったりな宿泊施設が整っています。
キロロスノーワールドへのアクセス
キロロスノーワールドまでは、小樽から車で約45分程度、札幌からは高速を使って車で1時間程度です。近くに鉄道駅がなく、一番近い駅は車で約40分の小樽駅なので、車がある方は車でのアクセスが便利でしょう。電車やバスで行く場合は、以下アクセス方法を参考にしてください。
<アクセス方法>
・札幌駅→(快速エアポート号で約33分、普通列車で約45分) →小樽駅→(タクシーまたはレンタカーで約45分)→キロロリゾート
・新千歳空港駅→(快速エアポートで約1時間10分)→小樽築港駅→(タクシーまたはレンタカーで約35分)→キロロリゾート
※札幌や新千歳空港からは予約制定額タクシーもあります。
※時期によって、小樽からは事前予約制のバスもあります。
ロングコースを優雅にクルージングできる「富良野スキー場」
「富良野スキー場」は、北海道有数の観光スポットとして名高い富良野市にある大型スキーリゾート。富良野スキー場がある「プリンスグランドリゾート富良野」は、プリンスホテルが運営しているので、大型ホテルや観光施設などが充実していることでも有名です。グリーンシーズンはゴルフや熱気球、セグウェイなどの屋外アクティビティが充実。内陸部の寒さが激しい場所にあるため、冬は乾燥したサラサラのパウダースノーを堪能できます。
混雑を避けたい人におすすめのゲレンデ
富良野スキー場最大の特徴として定評があるのが混雑の少なさです。広大なゲレンデと多種多様なコースがあるため人が分散しやすく、コース幅が広いのでぶつかる心配があまりありません。北海道のスキー場の中では海外観光客の認知度が低いせいか、ハイシーズンでも比較的空いている穴場スキー場です。
最長滑走距離は4,000メートル、全28コースあるゲレンデは、初級者でも2,000メートル近いロングランが楽しめます。絶景を楽しめるスポットが多く、ロングコースを優雅にクルージングするのにぴったり!静かな雰囲気の中でゆったりと滑りたい人におすすめできるゲレンデです。
スキー後は歩いてホテルへ直行
敷地内に新富良野プリンスホテルがあり、スキー場からは徒歩約5分!森の中に広がるショッピングエリア「ニングルテラス」なども徒歩圏内です。アフタースキーはホテル内の天然温泉「紫彩の湯」であたたかい湯に浸かって、体の疲れを癒しましょう。
富良野スキー場へのアクセス
富良野スキー場は、札幌から車や電車で約2時間ほどで到着します。バスは、ふらのバス「ラベンダー号」が旭川空港から出ており、所要時間は1時間20分ほど。旭川観光のあとに、富良野へ行くプランもいいかもしれません。電車で行く場合は、以下アクセス方法を参考にしてください。
<アクセス方法>
・札幌駅→(特急列車で約52分)→滝川駅→(快速列車で約1時間5分)→富良野駅→(タクシーで約10分)→富良野スキー場
長期滞在にぴったりな北海道のスノーリゾートで冬を堪能しよう!
北海道内でも特に有名な宿泊型スノーリゾートを5カ所ご紹介しました。ニセコ、ルスツ、トマム、キロロ、富良野で、行ってみたいところはありましたか?一口にスノーリゾートといってもその特徴はさまざまで、それぞれのスキー場に強みや個性があることを知っていただけたのではないでしょうか。旅のスタイルや遊び方に応じて、自分にぴったりのスキー場を選んでみてください。
WAmazing Snowの各スキー場の詳細情報ページでは、各スキー場の新型コロナウイルス(COVID-19)に関する衛生対策なども確認できるので、計画の際に参考にしてください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
ニセコビレッジスキーリゾート 北海道
コース | 30 |
リフト | 12 |
最長滑走距離 | 5,000 m |
最大斜度 | 35 ° |
ニセコ東急 グラン・ヒラフ 北海道
コース | 22 |
リフト | 11 |
最長滑走距離 | 5,300 m |
最大斜度 | 40 ° |
ニセコアンヌプリ国際スキー場 北海道
コース | 13 |
リフト | 6 |
最長滑走距離 | 4,000 m |
最大斜度 | 34 ° |
ニセコHANAZONOリゾート 北海道
コース | 12 |
リフト | 4 |
最長滑走距離 | 4,550 m |
最大斜度 | 30 ° |
コース | 23 |
リフト | 12 |
最長滑走距離 | 4,050 m |
最大斜度 | 36 ° |
ルスツリゾート 北海道
コース | 37 |
リフト | 19 |
最長滑走距離 | 3,500 m |
最大斜度 | 40 ° |