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北海道屈指の人気観光エリア「札幌市」
北海道札幌市は、人口200万人近くの人々が暮らす、北海道の道庁所在地。新千歳空港から札幌市街地までは、快速エアポートで約40分、高速バスで1時間30分かからずにアクセスすることができます。そんな札幌市は、「さっぽろ雪まつり」や「札幌市時計台」「札幌国際スキー場」といった数多くの観光名所がひしめく道内屈指の人気観光エリアです。数ある観光スポットの中でもぜひおすすめしたいところを紹介します。
お土産の定番で知られるお菓子のテーマパーク「白い恋人パーク」
「白い恋人」はホワイトチョコレートとチョコレートをラングドシャで包んだお菓子で、北海道を代表する定番土産のひとつとして有名です。
「白い恋人パーク」では、白い恋人の工場見学やクッキー作り体験を実施しています。パーク内には「白い恋人パーク クッキーBOX」、「パーククリスピーチョコレート」といった限定商品を購入できるショップが併設されており、家族や友人などへのお土産選びにもぴったりです。
また、例年冬の期間限定で、「白い恋人パーク イルミネーション」が実施されています。パーク内には10メートルの高さを誇る巨大なツリーが設置され、サンタクロースやトナカイのオブジェが色とりどりにライトアップ。約10万球の電飾に彩られた小さな光の街は、おとぎ話に入り込んでしまったかのような幻想的な美しさです。ぜひタイミングを合わせて訪れてみてください。
国内外から多くの人が訪れる繁華街「すすきの」
札幌市の定番観光スポットといえば、グルメの宝庫「すすきの」。新鮮な海鮮料理を食べられる料亭や海鮮居酒屋、札幌ラーメンの名店、バーといった約4,500軒もの飲食店が軒を連ねる歓楽街です。
数あるグルメの中でも、ぜひ食べていただきたいのが「ジンギスカン」。ジンギスカンは、新鮮なラム肉をホットプレートや炭焼きで食べる北海道民のソウルフードです。昭和29年創業の老舗「だるま 本店」や「さっぽろジンギスカン 本店 すすきの」、「生ラムジンギスカン 山小屋」など、ジンギスカンの名店がずらり。北海道でしか食べることのできない本場の味を堪能してみてください。
運河が流れるレトロな雰囲気の街「小樽」
北海道小樽市は、運河の街で知られる昭和レトロな雰囲気が魅力の観光都市です。定番観光スポットとして外せないのが、全長1,140メートルに渡る「小樽運河」。運河の周辺には、ガラス細工やオルゴールといったお土産ショップや、小樽焼き鳥やあんかけ焼きそばなどのローカルグルメを味わえるお店が数多くあります。夜には、運河脇にある建物の灯りで神秘的な雰囲気に。
毎年2月には、ろうそくの祭典「小樽雪あかりの路」も開催されています。ろうそくの明かりを灯した無数のガラス玉が運河沿いに並べられ、ロマンチックな雰囲気を味わえますよ。
このほか、小樽市には、「おたる水族館」や「北一ヴェネツィア美術館」といった観光名所が充実。小樽市は洋菓子や和菓子などのスイーツの街としても知られているため、スイーツ好きなら一度は訪れたい場所と言えるでしょう。
スキーと温泉の両方を楽しめる「ニセコ」
ニセコは、日本百名山に指定されている羊蹄山の麓に広がる自然豊かな町。「ニセコアンヌプリ国際スキー場」や「ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ」などがあることで知られ、ウィンタースポーツの聖地として毎年多くのスキーヤーが足を運んでいます。
ニセコは、温泉街「ニセコ温泉郷」があることでも有名な地域。羊蹄山の麓周辺には、囲碁のタイトル戦が開催された老舗温泉旅館「東山温泉」をはじめ、「昆布温泉」「湯本温泉」「五色温泉」といった15種類もの温泉施設が密集しています。温泉の泉質はさまざまですが、ほとんどの施設に露天風呂を完備。目の前に広がる、神秘的な雪景色の美しさに圧倒されることでしょう。ポカポカに温まった体に時折吹く冷たい風が心地よく、時間を忘れてずっと入られますよ。
北海道虻田郡ニセコ町にある高橋牧場「ミルク工房」での、しぼりたての牛乳を使ったアイスクリームもおすすめです。北海道の大自然で育った牛の搾りたて牛乳は、濃厚でクリーミーなコクのある味わい。施設内には、搾りたての牛乳100%を使用したチーズケーキやヨーグルト、チーズケーキを購入できるお土産ショップも併設されています。
このほか、ニセコには日本最大規模のスケールを誇るアドベンチャーパーク「NAC NISEKO ADVENTURE CENTRE」もあり、冬のニセコを堪能できる観光スポットが目白押しです。
「函館市」を一望できる絶景はカップルの人気観光スポット
函館市は、ペリーの黒船来航によって開港したとされる歴史ある街。海に囲まれている函館市は、世界三大夜景のひとつと称されるほど夜景が美しいことで知られています。「函館国際ホテル」や「函館港」といった数々の夜景スポットの中でも特に人気なのが「函館山山頂展望台」。標高334メートルの函館山山頂の「函館山山頂展望台」からは、暗闇の中で煌々と輝く幻想的な夜景を一望することができます。
夜景はもちろんのこと、澄んだ夜空を彩るイルミネーションも見逃せません。例年12月〜2月には、函館市内で毎年恒例となっているイベント「はこだて冬フェスティバル」を開催。二十間坂、二十間坂通り、八幡坂、教会といった至るところでイルミネーションが実施され、函館市街地はきらびやかな光に包まれます。函館海上冬花火も打ち上げられ、澄んだ夜空を彩るその様は夏とは一味違った美しさです。
「富良野」には大自然を堪能できる名所が満載
北海道富良野市といえば、国民的ドラマ『北の国から』のロケ地として知られる有名なエリアです。冬はマイナス30度まで気温が下がることから、運が良ければ粉雪が空気中を舞う自然現象、ダイヤモンドダストを見られることも。豊富な雪に恵まれており、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツが盛んな地域として、毎年多くの観光客が足を運んでいます。
そんな富良野市には、ダイヤモンドダストをモチーフにしたガラス細工を豊富に取り扱う「グラス・フォレストin富良野」や「美瑛の丘」など、冬ならではの観光名所が充実。
美瑛・富良野方面の数ある観光スポットの中でも特におすすめしたいのが、美瑛町にある「青い池」。Apple社『MacBook Pro』のデスクトップ壁紙に採用されたほか、過去には日本の絶景10位に選ばれたことがある人気の観光地です。
コバルトブルーの湖に、雪をまとったいくつもの立ち枯れのカラマツが立ち並び、なんとも言えない幻想的な雰囲気です。写真撮影は、早朝の6~7時の間がおすすめ。朝日が木々の間から差し込む、神秘的な撮影ができるはずです。
旭川空港から30分で行けるアクセス抜群な「旭川」
北海道旭川市は、巨大な商業施設やビジネスビルが立ち並ぶ都市でありながら、旭川市街地から車で30分も走れば、豊かな自然が広がっています。旭川空港からはバスも運行されており、30分ほどで市街地までアクセスすることが可能です。
北海道旭川市で欠かせない観光スポットといえば「旭山動物園」。2017年に開園50周年を迎えた「旭山動物園」では、ホッキョクグマやトナカイ、シロフクロウ、アザラシといった動物たちの生態を間近で観察することができます。
普段は入ることのできない夜の動物園内を探索する「雪あかりの動物園」や、ペンギンが園内をヨチヨチと歩く愛らしい様子を見られる「ペンギン散歩」など、冬だけしか体験できないイベントを多数開催。ランタンのあかりで灯された夜の園内は、昼間とは違った幻想的な雰囲気を味わえますよ。
メロンで知られる「夕張市」には歴史を学べるスポットが満載
北海道夕張市には、特産品の夕張メロンにちなんだ「夕張メロンドーム」や、映画のロケ地となった「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」「ハイジ牧場」など、さまざまな観光スポットがあります。
夕張メロンのイメージを持たれがちな夕張市ですが、かつては日本の重要なエネルギー源である炭鉱の町として栄え、重宝されていました。やがて、エネルギー資源が石炭から石油へ変化したのを機に、炭鉱産業は衰退。
「夕張市石炭博物館」では、そんな夕張市の歴史を学ぶことができます。当時使われていた機械や工具、人々が働く様子がジオラマで再現されており、見どころ満載です。このほかにも、「旧北炭清水沢火力発電所」や「滝の上発電所」など、炭鉱が栄えていた当時の様子を垣間見れる観光名所がたくさんあります。
「知床」で味わう非日常な流氷クルーズ体験
オホーツク海の南端に位置する知床は、屋久島、白神山地、小笠原諸島と同じく世界自然遺産に登録されている地域です。手付かずの自然が残る知床には、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウといった野生動物も多く生息しています。そんな雄大な自然に囲まれた知床観光の目玉といえば、船の上からの流氷観察。「流氷クルーズ」では、真冬の1~3月にかけて実施されている人気アクティビティーのひとつで、流氷で埋め尽くされたオホーツク海は非日常の世界です。準絶滅危惧種に指定されている渡り鳥、オオワシ・オジロワシや、流氷の上で寝そべるゴマアザラシを見られることも。
このほかにも、ドライスーツを着用して流氷を掻き分けながら歩く「流氷ウォーク」や、あたり一面真っ白な雪景色の中を散策する「知床五湖 冬期散策ツアー」など、冬の知床でしか味わうことのできない観光スポットが満載です。
自然豊かな北海道には観光名所が盛りだくさん
いかがでしたか?今回ご紹介した観光都市にはまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。日程の余裕がある方は、ぜひ各都市を移動して北海道を満期してみてはいかがでしょうか。冬の北海道の大自然を味わえる観光名所・温泉巡り、アクティビティー体験をして、冬の旅行の素敵な思い出を作ってくださいね。
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