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冬の北海道の気候
北海道の最高気温は2.1度、最低気温はマイナス4.1度と非常に寒く、雪が最大5メートルほどにまで積もるところも。温暖な地域と比べると寒暖差が激しいため、旅行のときにはきちんと寒さ対策をする必要があります。
北海道の冬は風が冷たく、長い時間外にいると体の芯から冷え切ってしまいます。鼻水や髪の毛がまでもが凍りついてしまうほど。街を散策するときは、暖かいインナーを着るなどしてしっかりと防寒対策をしましょう。また、晴れていても突然曇って吹雪くこともあるため、使い捨てカイロを持っていくことをオススメします。
カフェやレストランなどの室内は寒さ対策のために二重窓になっているところが多く、暖房も効いています。そのため、室内は暖かいのです。なので、室内用に上から羽織れる薄手のカーディガンがあると便利です。
冬の北海道旅行で押さえておきたい観光スポット
旭山動物園
最初にご紹介するのは、北海道旭川市にある「旭山動物園」。2017年には開園50周年を迎え、北海道を代表する観光地として高い人気を誇る動物園です。旭山動物園に行ったら、ぜひ見ていただきたいのがペンギン散歩。冬の風物詩としても有名なイベントで、園内を愛らしいペンギンの姿を間近で見ることができます。
12月後半から1月後半にかけての休日は混み合うので、行くなら平日が狙い目です。また、ペンギンの様子を水中から観察できる「ペンギン館」やアイスキャンドルで園内を照らす「雪あかりの動物園」など、冬だけしか体験できないイベントが盛りだくさんです。
旭山動物園
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
流氷クルーズ
冬の北海道旅行で、ぜひ体験していただきたいのが「流氷クルーズ」。テレビや映画で見たことはあっても、流氷を間近で見たことがある人は少ないのではないでしょうか。今回オススメしたいのは、水面に漂流している氷の上を進む流氷クルーズ。
約1時間じっくり時間をかけてまわるこのクルーズは、クリオネをはじめ、アザラシやオオアシなど、野生の動物が流氷の上で佇む姿を間近で観察することができます。野生の動物を至近距離で見られる機会はそうそうありません。この流氷クルーズは、事前予約が必要なためインターネットから申し込んでおきましょう。
流氷観光砕氷船おーろら
住所:北海道網走市南3条東4丁目5−1
美瑛の青い池
コバルトブルーが美しい「青い池」。丘の町として有名な美瑛町にあります。この青い池は、日本の絶景10位に選ばれたこともある有名な観光地です。
水に差し込む太陽の光が、空気中の粒子と混ざり合い美しい青色に見えると言われています。オススメの撮影時間は、朝日がちょうど差し込む早朝の6〜7時の間。空気も澄んでいて人も少ないので、きっと素敵な写真を撮ることができると思いますよ。
ちなみに、夕方17時から夜の21時までの時間帯は、ライトアップされた「青い池」を見ることができます。一面の雪景色がブルーやピンクなどに照らされたその様子は、この世のものとは思えないほどの美しさ。
ライトアップは期間限定で開催されているので、詳しい時間などについてはチェックしておきましょう。冬だけしか味わうことができないので、北海道旅行の思い出づくりにぜひ足を運んでみてください。夜は一気に冷え込むので、風邪を引かないよう寒さ対策は万全に!
青い池
住所:北海道上川郡美瑛町白金
然別湖コタン
「然別湖(しかりべつこ)コタン」は、例年1月から3月の期間限定で開催されている人気イベントです。寒い冬の時期だけしか体験できないイベントとあって、地元の人のみならず世界各国から多くの観光客が詰め掛けます。
アイスバーや世界初の氷上露天風呂など、さまざまな催しがあるなか一番人気を集めているのが、湖の上に作られたイグルーに宿泊する「アイスロッジ」。「寒くて眠れなそう」と思うかもしれませんが、極寒地用のシュラフ一式(寝袋や枕)が貸し出されるので暖かく安心です。この冬は、「然別湖コタン」で非日常の世界を味わってみてはいかがでしょうか?
然別湖コタン
住所:北海道河東郡鹿追町然別湖
さっぽろ雪まつり
北海道の冬の風物詩といえば「さっぽろ雪まつり」。札幌の都心に位置する、大通公園1.5キロメートルにわたって開催される冬の人気イベントです。1950年の開始以来、北海道のなかでも歴史あるイベントとして毎年およそ200万人以上の観光客が訪れています。
イベントが開催される公園内は、大小さまざまな雪像が展示され、近くにはスケートリンクが設置されるなど雪像以外にも楽しめる箇所がいくつもあります。1度は訪れておきたい観光イベントです。
さっぽろ雪まつり
住所:大通公園 西1丁目~西12丁目
北海道旅行に行ったら食べておくべき厳選グルメ
札幌ジンギスカンだるま
北海道にせっかく来たら、地元ならではの食事も楽しみたいですよね。最初に紹介するのは、北海道の名物ジンギスカンです。ジンギスカンは、北海道を代表する郷土料理であり、道産子のソウルフードのひとつ。
ジンギスカンを食べるなら、「札幌ジンギスカンだるま」がオススメです。肩ロース、ロース、モモなど、さまざまな部位のお肉を楽しめます。炭火でじっくり焼いたジンギスカンは、臭みがなくて食べやすいと地元の人のみならず、国内外の観光客からも高い人気があります。
札幌ジンギスカンだるま 本店
住所:北海道札幌市中央区南五条西4 クリスタルビル1F
えびかに合戦
海に囲まれた北海道では、水揚げされたばかりの新鮮な海鮮を味わうことができます。札幌市内にある「えびかに合戦」は、カニ・エビを食べ放題で楽しめるお店。毛ガニ、ズワイ、タラバなど豊富な種類のカニを満足いくまで食べられます。
人気の食べ放題メニューには、毛ガニの姿盛りやカニの茶碗蒸し、握り寿司(エビ・カニ・エビ天)、デザートまでついて2時間食べ放題!リーズナブルな価格で新鮮なカニ料理を味わい尽くせます。食べ放題以外にも、カニの釜飯やカニの3点盛りなど、カニ好きにはたまらないカニ尽くしのプランが満載です。
えびかに合戦 札幌本店
住所:北海道札幌市中央区南4条西5 F-45ビル12F
海味はちきょう
「海味はちきょう本店」は新鮮な海鮮を美味しく食べられる海鮮居酒屋です。数あるメニューのなかで一番人気なのが「いくらのつっこ飯」。注文すると、こちらが「ストップ」と言うまで、醤油漬けされたいくらを豪快にかけてくれます。『海味はちきょう本店』ならではの贅沢な逸品です。
ちなみに、1粒でも残すと罰金に。命がけで働く漁師さんへの感謝と食材を大切にしてほしいという思いから、米粒1つ残すことも禁止なのだそう。超人気店なので予約をしてから行くことをオススメします。
海味はちきょう 本店
住所:北海道札幌市中央区南3条西3 都ビル1F
どんぶり茶屋
北海道に来たのに海鮮丼を食べずに帰るわけにはいきません。ご紹介する「どんぶり茶屋」は、もともとは魚屋さんだったというだけあってネタはどれも超新鮮。しかも、板前が厳選したこだわりの食材だけを使用しているので、どれを食べてもハズレがありません。
数あるメニューのなかでも特にオススメなのが、「北の贅沢丼」です。いくらやぼたんエビ、ウニをはじめとする人気のネタ10種類以上が豪快に盛り付けられた贅沢な逸品。ぜひご賞味あれ!
どんぶり茶屋
住所:北海道札幌市中央区南三条東1-7 新二条市場内
白い恋人パーク
ここまではご飯ものばかりを紹介しましたが、北海道はスイーツが美味しいところとしても有名。こちらの「白い恋人パーク」でぜひ食べていただきたいのが、白い恋人のチョコレートを使ったソフトクリームです。
「白い恋人」は、北海道を代表する定番土産として有名な焼き菓子。搾りたての新鮮なミルクをふんだんに使ったアイスクリームは濃厚ながらも甘すぎず、爽やかな後味が大人気です。店内にあるショップでは「白い恋人」も購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
白い恋人パーク
住所:北海道札幌市西区宮の沢2条2-11-36
温泉なら『にっぽんの温泉100選』に選ばれた登別温泉へ
北海道内を遊びまわって疲れたあとは、登別温泉で旅の疲れを癒しましょう。北海道登別市にある登別温泉は、『にっぽんの温泉100選』にも選ばれた国内有数の温泉地ですが、中でも「登別温泉 第一滝本館」には、年間多くの観光客が訪れます。
マッサージ効果が高いことで知られる気泡風呂やお肌がツルツルになる美人の湯など、5つもの源泉で35の湯船を楽しむことができます。また、日帰り入浴と夕食ビュッフェがセットになったプラン用意されているので、フラッと立ち寄っても気軽に天然温泉を楽しめますよ。
「登別温泉 第一滝本館」の一番の魅力は、いたるところから湧き出た源泉。その多くが、地獄谷と呼ばれる火口跡からの湧き出たもの。地獄谷は、今から約1万年前の大噴火によってできた爆裂火口の跡地で、毎分3,000リットルもの温泉が湧き出ています。
この火山から湧き出た天然温泉は、疲労回復や腰痛、肩こりなどに効果があり、旅の疲れを癒すのにはもってこい。また、ガラス張りの大浴場の窓からは火山高から立ち込める様子を一望でき、その姿は圧巻です。北海道の大自然を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
「登別温泉 第一滝本館」の近くにある地獄谷のまわりには、遊歩道が設けられており、モクモクと立ち込める湯煙を見ながらの散歩も楽しめます。散歩ついでにぜひオススメしたいのが、「天然足湯」です。
ここは、「大湯沼」から流れ出た温泉を気軽に楽しめる超人気の観光スポット。川べりには木のデッキが設置されているので、そこに腰掛けて森林浴をしながら癒されてみてはいかがでしょうか。天然足湯を体験できる機会はそうそうないので、きっと素敵な旅行の思い出になるはず。
登別温泉 第一滝本館
住所:北海道登別市登別温泉町55番地
北海道旅行で絶対に買うべきお土産
ROYCE’
友人や家族へのお土産を買うなら「ROYCE’」のチョコレートがオススメです。北海道産の口どけのいい生クリームを使用したチョコレートは、ほのかな甘みと深みのある味わいがクセになります。
定番のオーレやマイルドミルクをはじめ、マロン、ぶどうなど一風変わった季節限定のフレーバーなど、さまざまな種類の生チョコが売られています。ポテトチップスをチョコレートでコーティングした「ポテトチップチョコレート」も、生チョコに並ぶお土産として人気ですよ。
六花亭
「六花亭」も北海道を代表する土産のひとつ。数ある商品のなかでも、有名かつ人気なのが「マルセイバターサンド」です。ブランド専用の小麦粉で作られたサクサクのビスケットにホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100%のバタークリームをサンドしたひと品。
すべての素材が絶妙にマッチし、何個でも食べれるくらい病みつきになる美味しさです。このほか、フリーズドライの苺をチョコレートでコーティングした「ストロベリーチョコ」もオススメです。
じゃがポックル
続いてご紹介する「じゃがポックル」もまた、言わずと知れた北海道の定番のひとつです。厳選された北海道産のじゃがいもを100%使用したこちらの商品は、ほかのポテトスナックにはないサクサクとした食感がたまりません。
じゃがいものほのかな甘みと軽い食感、そして程よい塩加減の相性は抜群です。1箱に6袋や10袋小分けになって入っているタイプは、人数が多い職場へのお土産にぴったり。お土産で荷物がかさばる心配がないのもうれしいポイントです。
冬の北海道旅行は魅力的な観光スポットが目白押し
いかがでしたでしょうか?冬の北海道の魅力が伝わったのではないでしょうか。ここでは紹介しきれませんでしたが、北海道には冬にしか味わえないイベントや観光スポットがまだまだたくさんあります。
そして最後に忘れてはいけないのが北海道のスキー場!観光とスキーを組み合わせた旅行を計画するなら、WAmazing Snowでお得な情報をチェックしてみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
カムイスキーリンクス 北海道
カムイみさかスキー場 山梨県
コース | 5 |
リフト | 4 |
最長滑走距離 | 950 m |
最大斜度 | 21 ° |
ルスツリゾート 北海道
コース | 37 |
リフト | 19 |
最長滑走距離 | 3,500 m |
最大斜度 | 40 ° |