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温泉旅館街の一角にある大湯温泉スキー場の特徴
新潟県の中でも米どころとして有名な魚沼市に、大湯温泉スキー場はあります。豊かな雪に恵まれ、温泉旅館街に直結しているスキー場としても人気です。大湯温泉の真ん中にある源泉、無料で利用できる足湯広場もあるので、アフタースキーの疲れた足を温めて、ほぐして帰ることができますよ。
こぢんまりとした利用しやすいスキー場なので、ファミリーでも楽しく遊べるスキー場といえます。たっぷりスキーで遊んだ後は、隣接している温泉宿に泊まって、美味しく温かな夜を過ごすのもおすすめです。
温泉街を見下ろす3つのコースとそりコース
標高は300~450メートル、最長滑走距離は700メートル、平均斜度20度といった、初心者でも利用しやすいスキー場です。スノーボードも全面で利用でき、「非圧雪」と呼ばれる、積もった雪を圧雪しないでそのまま滑れるコースがあるのも魅力です。
初級者でも安心して滑れる「初級者迂回コース」、一部が非圧雪の「中・上級者コース」、全面非圧雪の「上級者コース」の3つのコースがあります。スキー場の一番下方、なだらかなエリアにあるそりコースでは、小さなお子さんも安心して遊ばせることができます。
豪雪地帯だから車運転の場合は特に要注意!
快適で安全なスキーを楽しむために、天候についてもあらかじめ的確な情報を得るようにしましょう。特に、豪雪地帯でもある魚沼市にあるスキー場なので、車を利用する場合はスノータイヤや、タイヤチェーンなどの装備を整えてから出かけましょう。
たくさんの魅力が詰まった大湯温泉スキー場
豪雪の新潟地方ならではの雪質や、夜のゲレンデでのイベントなど、おすすめポイントを紹介します。スキーの楽しみに温泉が欠かせない人のための、温泉街情報もあります。
非圧雪のパウダースノーを楽しもう
数あるスキー場の中には、降雪量が少ないためスノーマシンで人工的に雪を降らせて固めているところもあります。こちらのスキー場は、豪雪地帯としても有名な新潟県魚沼市にあるので、シーズン中のほとんどを自然の雪で滑ることができます。
降り積もった雪を、初心者でも滑りやすく圧雪して作ったコースの他、圧雪しない雪のまま滑る上級者コースもあります。上級者ならやみつきになること間違いなしの、サラサラなパウダースノーの中に滑り込んでいく快感を体験してみましょう。
スキーカーニバルで幻想的な夜を
通常はナイター営業をしていないのですが、毎年2月末の週末の夜にだけ開催される「大湯温泉スキーカーニバル」では、幻想的な夜のゲレンデが楽しめます。スキースクールの生徒さんが松明(タイマツ)を手に滑降してくる様子は、ロマンチックで勇壮でもあります。
麓付近には屋台などのお店もあり、温かい食べ物や飲み物が提供されます。寒い雪国の、心から暖かくなるイベントに参加してみませんか?
嬉しいレンタル
スキー・スノーボード用品のレンタルは、大人用・子供用共に充実しています。また、ソリのレンタルもあるので、スキーやスノーボードができないお子さんも楽しめますね。
ウェアのレンタルはありますが、手袋や帽子・ゴーグルのレンタルはないので持参しましょう。
スキーの後は情緒溢れる温泉街でのんびり
大湯温泉スキー場は、名前の通り温泉が隣接しているので、スキーと温泉、両方満喫できます。心ゆくまでスキーを楽しんだ後に、情緒あふれる温泉街でのんびり温かく過ごせば、最高の冬の旅になるでしょう。帰る前にもう1回滑りたくなったら、即ゲレンデへ直行できます。
お腹が空いたらゲレンデ内のレストランへ
スキーを楽しむ合間にお腹が空いたら、ゲレンデ内のレストランを利用しましょう。お腹も心も温まる定番メニューが、リーズナブルな価格でいただけます。
体が温まる定番メニュー
レストランには、醤油・みそ・チャーシューなどの各種ラーメンや、カレーライスなどの定番アツアツメニューがあります。
心の底から温まる美味しさのけんちん汁や、からあげやたこ焼きなどのおつまみ類もあるので、小腹が空いた時でもがっつり食べたい時でも、満足できます。麺やライスの大盛りもあるので、食べ盛りの子供も満足できるでしょう。
大湯温泉スキー場へのアクセス
スキー旅行は何かと荷物が多いので、車での移動が便利ですが、豪雪地帯の新潟エリアなので、万全の準備をして細心の注意を払って運転しましょう。その他、新幹線や路線バスなどを利用するアクセス方法も紹介します。
車でのアクセス
車を利用する場合、関越自動車道の「小出I.C.」を降りてから20分ほどでスキー場に到着します。当日の道路状況などを確認の上、安全運転で出かけましょう。
公共交通機関でのアクセス
電車利用ならば、JR上越新幹線「浦佐駅」で下車し、路線バスで40分ほどです。路線バスの本数が限られているので、必ず事前に時刻表を確認しましょう。
大湯温泉スキー場へは泊まりがおすすめ
日帰りで遊ぶことはもちろんですが、宿泊してゆったりと楽しむのもおすすめです。1,300年あまりの歴史がある大湯温泉の泉質は、単純泉・ラジウム泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性などを和らげる効果が期待できる、柔らかなお湯です。遊び疲れた体を温泉で癒し、温かく美味しい料理を楽しみましょう。
湯元庄屋 和泉屋旅館
和泉屋旅館は和の雰囲気を存分に味わえる、昔ながらの造りが落ち着く日本旅館です。スキー場からは徒歩5分弱の距離にあります。16部屋全てが和室で、源泉かけ流しの温泉は疲れた体を芯から温めてくれますよ。
地元農家から玄米のまま仕入れて精米する魚沼コシヒカリは、噛むほどにふくよかな美味しさが広がる味わいです。数々の和食のおかずにもぴったりで、ついつい食が進んでしまうでしょう。
湯元庄屋 和泉屋旅館
住所:新潟県魚沼市大湯温泉298
源泉湯の宿 かいり
源泉湯の宿 かいりもスキー場から近く、徒歩5分弱の距離にあります。2人旅にちょうど良い広さの和室から、ちょっとリッチに過ごせるベッドルームと広々とした和室のあるお部屋など、いろいろなタイプのお部屋があります。
こちらのお宿では、地元ブランド牛の越後牛を使った料理も楽しめます。海のもの山のものをふんだんに使った料理は、目も舌も存分に楽しませてくれるでしょう。
渡り廊下「かじか橋」を渡って向かう湯殿棟には、洞窟風呂や岩風呂、寝湯など7つのタイプのお風呂があります。7つ全てを巡れば7福のご利益があるともいわれるこちらの宿なら、スキー旅行がさらに思い出深いものになるでしょう。
源泉湯の宿 かいり
住所:新潟県魚沼市大湯温泉301
温泉街に滞在して穴場スキー場でスキーを!
この冬は、子供連れでも楽しめて動きやすい、お宿が近いスキー場で遊びませんか?新潟の真っ白な雪景色の中で過ごす1日は、きっと楽しい思い出になることでしょう。ぜひご家族やお友達と、みんなで大湯温泉スキー場を訪れてみてください。
大湯温泉スキー場
住所:新潟県魚沼市上折立258-1
営業期間:例年12月下旬~3月中旬
公式サイト:http://www.oyu-uonuma.com/ski/
今回は、新潟県の「大湯温泉スキー場」をご紹介しました。豪雪地域である新潟県には他にも多くのスキー場があります。WAmazing Snowで行ってみたいスキー場やお得な情報を探してみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。