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東京から日帰りでも行ける新潟のスキー場エリア
まずは新潟エリアの特徴と東京からのアクセス方法を紹介します。
新潟県のスキー場の多くは越後湯沢駅周辺に集中しています。東京駅から越後湯沢駅までは電車で1時間20分ほどでアクセスでき、駅からは「湯沢中里スノーリゾート」「岩原スキー場」「苗場スキー場」などのスキー場へ向かう送迎バスも充実しています。スムーズに移動できるのは、スキー場を選ぶ上で嬉しいポイントです。
東京からのアクセス方法
東京駅から越後湯沢駅に向かう場合、最短で行くには上越新幹線を利用します。
出発する時間帯によっても異なりますが、東京駅から越後湯沢駅までは1時間20分程度です。新宿駅から乗り換えを考慮しても2時間ほどで行くことができます。
積雪の多い新潟エリアのスキーベストシーズンは?
スキーのベストシーズンは、1月中旬から2月初旬にかけて。気温が一気に冷え込み、積雪量も増えることから、ふかふかに降り積もったパウダースノーを堪能できます。標高が高いゲレンデ頂上付近では、氷が吹き付けられてできた樹氷や霧氷など美しい絶景を見られることもあります。
2月初旬は、学生や家族の利用者が減って比較的空いているため、広いコースをいっぱいに使ってのびのびと滑ることができる可能性大。多くのスキー場は、11月下旬から2月後半までと営業期間が短めですが、豊富な雪に恵まれている「岩原スキー場」「苗場スキー場」では、4~5月までロングシーズン楽しめますよ。それでは、初心者におすすめのスキー場5カ所を詳しくみていきましょう。
「妙高杉ノ原スキー場」は10種類以上の多彩なコースレイアウトだから飽きることなく楽しめる!
「妙高杉ノ原スキー場」は、東京駅から最寄りの妙高高原駅まで約2時間45分、さらにそこからタクシーに乗って15分ほどの場所にあるマウンテンリゾートです。標高1,855メートルの高さにあるため気温が低く、ハイシーズンの1月下旬を迎えると、2メートル以上の高さまで雪が降り積もります。
ゲレンデには、眺めが抜群な「しゃくなげコース」や、トップから麓まで高低差1,000メートルのダウンヒルを味わえる「スーパージャイアントコース」など、17種類もの多彩なコースが充実。
このうち、2,100メートルのロングランを楽しめる「白樺コース」や生い茂る木々の間を縫うように滑る「フォレストライン」といった、10コースが初心者コースとなっています。
「パノラマゲレンデ」は、コース幅がワイドで斜面が緩やかなためターンの練習にも最適です。滑り慣れてきたら、「Sugi Park」でアイテムを使った滑走にもチャレンジしてみてください。ジャンプ台やボックスなど多彩なアイテムが用意され、初心者でも気軽に利用することができます。
ただし、慣れてきたときこそ油断は大敵です。怪我を防ぐためにもヘルメットやプロテクターは着用して安全に滑りましょう。
コース最大幅150メートル!開放感のあるワイドなコースが特徴の「岩原スキー場」
「岩原スキー場」は、東京駅から最寄りの越後湯沢駅までおよそ1時間20分、そこからさらに無料送迎バスに乗って10分ほどの場所にある山岳リゾートです。コースの最大幅が150メートルと広く開放感があるため、他の滑走者とぶつかって怪我をする心配がなく初心者がのびのびと練習ができます。
全部で20のバーン・コースがあります。その中で、爽快感を味わえる1,200メートルのロングコース「メインバーン」をはじめ、コースの凹凸がなく滑らかに滑れる「グランドバーン」など、合計11種類もの初心者コースが豊富に用意されています。
谷川連峰の絶景を一望できる「クルーズコース」→「アーチコース」→「ワイドバーン」→「ビギナーコース」→「フロントコース」をつなげて滑ると、気持ちの良い4,000メートルのロングランを楽しむことができます。冬の風を感じながら、無理せず自分のペースでスキーを堪能してみてください。
リゾートホテルに直結した「苗場スキー場」なら移動もスムーズ!
「苗場スキー場」は、東京駅から越後湯沢駅まで約1時間20分、そこからさらに路線バスに乗って50分ほどの場所にあります。「日帰りスキーセンター シュネー」前で下車すると、美しい雪景色の絶景が目の前に広がります。
ゲレンデには、エステサロンやマッサージ、露天風呂、サウナなどが充実しているリゾートホテル「苗場プリンスホテル」が併設されています。宿泊する場合は、チェックインを済ませて荷物を預ければ、すぐにゲレンデに出てスキーをはじめられますよ。
ゲレンデは、緩急の激しい「ダウンヒルコース」やコブ斜面が続く「コブコブゲレンデ」など、トータル21種類のバリエーションに富んだコースレイアウトです。全体の70%が初中級者コースが占めており、絶景を一望できる「筍平ゲレンデ」「第2ゲレンデ」といった7種類は初心者コースとなっています。
コースの大半が傾斜がなだらかな麓エリアに集中しているため、スピードが出過ぎる心配もなく子どもや未経験者も安心です。雪質も眺望も抜群の苗場スキー場でスキーに挑戦しませんか。
12月上旬から4月上旬までロングシーズンスキーを楽しめる「赤倉温泉スキー場」
「赤倉温泉スキー場」は、東京駅から妙高高原駅まで2時間45分ほど、そこからさらに無料シャトルバスで20分ほどの場所に位置しています。標高1,250メートルの雪深い山奥にあるため、1月下旬にはマイナス4度まで気温が下がり、4メートルを超える積雪が観測されることも。そのため、12月上旬から春先4月まで長い間スキーを楽しむことができるのです。
広大なゲレンデには、子どもも安心して滑れる「ファミリーゲレンデ」や1,500メートルのロングランを味わえる「エレガントコース」など、11種類もの初級者コースが充実。スキー場に着いてすぐは麓で練習をして、慣れてきたら標高を上げて他のコースを滑ってみるのも良いかもしれません。
また、スキー場周辺の赤倉温泉街には、「ホテル太閤」「赤倉観光ホテル」など温泉宿がたくさんあります。昼間は温泉、夜は温泉にゆっくり浸かって、疲れを癒してください。
家族でのんびりリゾート観光を楽しむなら「湯沢中里スノーリゾート」へ
「湯沢中里スノーリゾート」は、東京駅から最寄りの越後湯沢駅まで約1時間20分、そこからさらに送迎シャトルバスで25分ほどの場所にあるスノーリゾート。ゲレンデ麓には、「ビギナーズエリア」が用意されています。経験者と同じコースを滑ると、衝突や接触による怪我が心配で満足いくスキーが楽しめないこともありますよね。しかし、「ビギナーズエリア」には小さな子どもや未経験者だけしかいない広いゲレンデで気兼ねなく練習ができるでしょう。
雪に慣れてきたら、ゲレンデに出て初心者コースからチャレンジしてみてください。緩斜面が続く「ファミリーコース」や、1,500メートルのロングランを楽しめる「ジョイフルコース」などの初心者コースが用意されています。
子どもが滑り疲れてしまったら、キッズパークで遊ぶも良し、ゲレンデ麓「中里スキーセンター」内の温泉施設「スパベルク」で汗を流すも良し。家族それぞれでのんびりと過ごしてください。
スキーを始めるなら新潟エリアのスキー場へ行こう!
新潟エリアにある初心者のゲレンデデビューにおすすめのスキー場をご紹介しました。スキー場の近くには、温泉街や郷土料理を食べられる飲食店も数多くあります。スキーだけでなく、お米で有名な新潟のグルメや周辺観光も満喫してください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
苗場スキー場 新潟県
コース | 24 |
リフト | 12 |
最長滑走距離 | 4,000 m |
最大斜度 | 34 ° |
岩原スキー場 新潟県
コース | 20 |
リフト | 11 |
最長滑走距離 | 4,000 m |
最大斜度 | 35 ° |