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カナダにある姉妹都市の町名が由来「キャンモアスキービレッジ」
サラサラのパウダースノーが舞うキャンモアスキービレッジは、北海道上川郡東川町の「キトウシ森林公園家族旅行村」内にゲレンデを構えるスキー場です。
旭川市内から車でおよそ30分とアクセスしやすいため、ゲレンデ内には子供と戯れる家族連れが多く見られます。
スキー場名の「キャンモア」とは、東川市の姉妹都市・カナダのアルバータ州「キャンモア町」にちなんで付けられました。スキー場のシンボルマークが、カナダ国旗によく似ているのもこのためです。
キャンモアスキービレッジを詳しく見てみましょう。
バラエティに富んだ6本のコース
キャンモアスキービレッジには、初級者から上級者までが楽しめる6本のコースとリフト2基が設置されています。
「キャニオンコース」と名付けられた上級コースは、スタートからきつい傾斜が待つ難易度の高いコースです。通常のコースに物足りなさを覚える上級者は、こちらを攻略してみてはいかがでしょうか。
また、中級者や初級者には、ゲレンデ上部の「メイプルコース」「ロッキーコース」をおすすめします。ゲレンデを大きく迂回して滑る全長1キロメートル超の眺望のよいロングコースは、比較的なだらかで爽快なクルージングを楽しめるでしょう。また、新コース「ラビットコース」も広々とした傾斜面で初心者にオススメです。
幻想的なナイターで旭川の夜景を楽しむ
キャンモアスキービレッジでは、16:30~20:30がナイターの営業時間です。
ゲレンデトップから下を望めば旭川の美しい夜景が広がっており、幻想的な雰囲気での滑走を楽しめるでしょう。平日夜は利用者が少なく、集中して練習したい人には狙い目です。
キャンモアスキービレッジのおすすめポイント
「岐登牛山」の斜面にゲレンデを構えるキャンモアスキービレッジは、旭川空港からほど近く、旅行者でも訪れやすいスキー場です。コンパクトながらも多くの人が集まる、キャンモアスキービレッジのおすすめポイントを紹介します。
林間を巡る公認クロスカントリーコース
ゲレンデ下の林間部には、自然地形を活かした「クロスカントリーコース」が設置されています。このコースは「FIS(国際スキー連盟)」「SAJ(全日本スキー連盟)」の公認を受けており、本格的なクロスカントリーを楽しめると人気です。
コース長1.5キロメートルのロングランにチャレンジすれば、整ったゲレンデを滑るアルペンスキーとは違った魅力を体験できるでしょう。
家族連れにはラビットコースとちびっこ広場
ゲレンデ中央、2人乗りリフトに沿って伸びる「ラビットコース」は、幅200メートル、全長700メートルの広々とした緩斜面です。最大斜度は12度、平均斜度は8度ほどと難易度は低いので、雪に慣れていない子供でも楽しく練習に励めるでしょう。
また、ラビットコースをさらに下った場所には、子供用ゲレンデ「ちびっこ広場」が設置されています。コースに出るにはまだ早い小さな子供連れの方は、こちらでのんびりと雪遊びやそり遊びを楽しんではいかがでしょうか。
充実のスクールとレンタルグッズ
スキー場内には、幼児から大人まで参加できるスクールがあります。「楽しい、明るく、元気に」をモットーにするスクールでレッスンを受ければ、誰でも楽しくスキルアップできます。
ただし、各コースの開催日はすでに決まっており、来場する日に希望コースが開かれるとは限りません。スクールに参加したい人は、来場前に日程等を確認しておくことをおすすめします。
また、レンタルアイテムが充実しているのもキャンモアスキービレッジの魅力の1つです。アイテムはバリエーション豊富なので、無駄なくレンタルできるでしょう。なかでも、1日または3時間のリフト券がついた「手ぶらパック」は、リフト券を別購入する手間が省けて便利です。
ゲレンデ食を楽しめる2カ所の休憩所
ゲレンデ内で食事ができる場所は、事前に確認しておくと安心です。スキーやスノーボードで失われた体力を、美味しい食事をとって回復させましょう。
センターハウス内「レストランアルバータ」
「レストランアルバータ」は、センターハウス2階に設置されたレストランです。食券式のレストランには、カレーやラーメン、丼ものからコーヒーといった軽食まで揃います。
店長のおすすめは「みそチャーシュー」、道産豚の「みそソースかつ丼」と北海道らしいラインナップになっています。なかでも注目したいのが「東川食グランプリ」でグランプリを受賞した「ザンギ丼」です。
ザンギとは、北海道風から揚げのことで、北海道民のソウルフードの1つとして知られています。せっかく北海道のスキー場に来たのなら、本場の美食を味わってみてはいかがでしょうか。
キトウシ高原ホテル内「軽食 きらら」
「きらら」は、ゲレンデ向かって右側にある「キトウシ高原ホテル」内の軽食レストランです。カレーや丼もの、うどんやラーメンといった食事メニューから、かき氷や生ビール、ハイボールにおつまみなど、デザートやアルコールメニューも充実しています。
本格的な味わいを楽しめるにもかかわらず、食券式で気取らない雰囲気なので、誰でも気軽に利用できるのは嬉しいポイントです。
軽食 きらら
住所:北海道上川郡東川町西4号北46番地
キャンモアスキービレッジへの交通アクセス
キャンモアスキービレッジは旭川市からほど近いスキー場で、車でのアクセスが容易です。アクセスの良さも魅力の1つといわれる、キャンモアスキービレッジへのアクセス方法を見てみましょう。
飛行機・JRでのアクセス
飛行機でスキー場へアクセスする場合、最寄り空港は旭川空港です。空港からスキー場までタクシー等を利用した場合、20分ほどで到着するでしょう。
また、電車を利用した場合は、最寄り駅は旭川駅です。ただし、駅からスキー場まではおよそ17キロメートル離れているため、駅から来場する際は車を利用する必要があります。駅からの所要時間は約30分です。
車でのアクセスと駐車場情報
札幌方面から車で来場する場合は、道央自動車道を利用し、旭川鷹栖ICで降ります。その後は旭川四条通を天人峡方面へ直進し、東川町の市街地から約5分でスキー場に到着です。トータルの所要時間は、道路状況にもよりますが約3時間でしょう。
また、駐車場がゲレンデベースに隣接して設置されています。駐車場からゲレンデまでのルートは歩きやすいので、苦労なく移動できるのは高ポイントです。
キャンモアスキービレッジ周辺の宿泊施設
キャンモアスキービレッジをしっかり満喫したいなら、ゲレンデ周辺に宿をとると、クローズ時間のギリギリまで遊んでも移動が楽です。ゲレンデからほど近い、おすすめの宿泊施設を紹介します。
創作和食料理が自慢「キトウシ高原ホテル」
「キトウシ高原ホテル」は、スキー場と同じ「キトウシ森林公園家族旅行村」内にあり、ゲレンデからは徒歩5分ほどと至近です。総部屋数17室で小ぢんまりとしていますが、美味しい食事と温泉は、スキー後の疲れた体を癒してくれるでしょう。
ホテル自慢の食事は、東川町の特産品をふんだんに使った、料理長考案の「創作和食料理」です。一品一品丁寧に手作りされた料理は彩りも美しく、値段以上の価値があると高評価を得ています。
また、スキーやスノボで疲れた体に嬉しいのが、「人工ラジウム温泉発生装置」を利用した「人工ラジウム温泉」です。浴室は男女とも内湯が2つずつ設置されているので、しっかり温まって次の日に備えましょう。
キトウシ高原ホテル
住所:北海道上川郡東川町西4号北46番地
ラウンジや整体マッサージサービスがある「IYASU HOSTEL HIGASHIKAWA」
「IYASU HOSTEL HIGASHIKAWA」は、ラウンジと本格的な整体マッサージサービスが併設されたホステルです。
全11室・7タイプの客室は、トイレ・シャワー付の「シングル」「ダブル」「ツイン」ルーム、「和室」、男女混合または女性専用の相部屋「ドミトリー」などがあります。ベッドはすべて「シモンズ」社製なので、心地よく眠りにつけるでしょう。
IYASU HOSTEL HIGASHIKAWA
住所:北海道上川郡東川町西町3丁目2-18
旭川市街から気軽に行ける!キャンモアスキービレッジ
キャンモアスキービレッジは、旭川市からほど近いスキー場です。旭川空港から15分ほどでアクセスできるので、北海道での初スキーにはピッタリのスキー場といえるでしょう。
ゲレンデにはバラエティ豊かなコースが揃い、家族連れから上級者まで飽きずにスキーやスノボを楽しめます。
旭川観光とあわせて、キャンモアスキービレッジへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
キャンモアスキービレッジ
住所:北海道上川郡東川町西5号北44番地
営業期間:例年12月中旬〜3月中旬
公式サイト:https://www.canmore-ski.jp/
今回ご紹介した「キャンモアスキービレッジ」以外にも、北海道にはたくさんのスキー場があります。スキーやスノーボードの旅行を計画するなら、WAmazing Snowで日本全国のスキー場やお得な情報をチェックしてみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。