スキーの聖地長野県に来たら絶対食べたいご当地グルメ5選

2020年09月23日(水)
軽井沢・白馬・志賀高原・野沢温泉などなど、日本を代表するゲレンデが密集している長野県。オリンピックの会場になったコースも多く、まさにスキーの聖地とも言える場所です。今回は、長野県を訪れたときにぜひ味わいたいご当地グルメを5つご紹介します。今回紹介するグルメはいずれも長野県民なら誰もが頷く代表的な名物。スキーの合間にグルメスポット巡りを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください!

気品高い香りと味を楽しめる「信州そば」

信州そば
古くからそばの生産地として親しまれた信州のそばは、食感・味・香りのすべてに優れた最高品質のグルメとして知られています。信州地方は栽培に適した土地が広がっていたため、その歴史もかなり深いです。下準備から完成まではいくつもの工程に分かれており、素材と製法の二つの基準を満たしたものだけが信州そばを名乗ることができる。

長野県民の中には知らぬものはいないほどポピュラーな食べ物なので、少し街に出ればいたるところに老舗の蕎麦屋さんを発見することができます。長野市戸隠地方でのみ味わえる「戸隠そば」などの派生流派も多く、行く先々の地方によって特徴の違うそばを味わえるのも魅力。日本が誇るそばの名産地で、ぜひ本格派のそばを味わってみてください。

手軽に食べられる伝統のグルメ「おやき」

おやき
「おやき」とは、地元で採れた野菜や肉などを炒め、小麦粉を練った生地で包んで焼いたもの。味噌や醤油などを入れたシンプルな味わいが魅力になっています。お米の変わりに小麦粉を使った料理が盛んに行われていた信州地方では、古くから食べられてきた伝統的料理です。

長い歴史の中で何度も変化を繰り返してきたおやき。味付けや製法は作り手によってかなり違うので、さまざまな地域で違った味を楽しむことができるでしょう。ちょっと小腹が空いたときに食べる軽食に、家族みんなで食べるごちそうとして、はたまたお酒のつまみとして、食べ方の幅が非常に広いことが特徴です。

調理法も揚げ・蒸し・焼きとさまざま。手軽に食べられるので観光客にも人気のグルメ。街で見かけたら味わってみてください。

メインの食材を際立てる食卓のお供「野沢菜」

野沢菜
野沢温泉周辺で採れる伝統的な野菜。高温のお湯が常に湧き出る野沢温泉には共同の野菜洗い場があり、野沢菜に限らず幅広い種類の野菜を高温消毒している様子を見ることができる。今や野沢菜は県民食として親しまれており、漬物として提供されることが多い。野菜の旨味を存分に閉じ込めた漬物はご飯との相性がバッチリ。食卓の名脇役として多くの人に愛されている。

スイーツ・お土産品としてもポピュラーな「信州りんご」

信州りんご
りんごの生産地として有名なのは青森ですが、長野県が誇る「信州りんご」も言わずと知れたハイブランドの果物です。栽培に適した土地である長野周辺には、100年以上の歴史があるりんご農家がずらり。流通量も多く、手軽に食べられる果物として有名になっています。

リンゴのデザート
そのまま食されるのはもちろん、甘味たっぷりのりんごをふんだんに使ったスイーツをいただくのも楽しみの一つです!

肉本来の旨味を存分に堪能できる「信州牛」

信州肉の網焼き
信州地方の広大な大地で育ったのが「信州牛」。肥料には信州が誇る新鮮な野菜・大豆・果物などの副産物がふんだんに盛り込まれているため、日本に数あるブランド牛の中でも特に風味が強いとされています。「りんごで育った信州牛」というキャッチフレーズもあるほど。炭火焼やバーベキュー、鍋料理など食べ方も千差万別ですが、肉本来の旨味を味わいたいなら塩のみでシンプルにいただくのもおすすめです。

伝統的な料理の数々を楽しめる魅惑のグルメスポット

おやきを食べる観光客
長野県はスキーや温泉を楽しめるだけでなく、独特の気候や土地環境を活かした伝統的料理の数々を味わうことができます。多くのグルメスポットを味わいたいという方は、スキーエリアだけでなく、繁華街に行ってみるのも手。言わずと知れた名店の味を存分に楽しむことができますよ!

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。