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日本最大級のスノーリゾートを誇る!自然豊かな長野県
日本海や太平洋から離れた内陸に位置する長野県は、県土の約80%を森林が占めており、日本百名山の奥穂高岳、槍ヶ岳、乗鞍岳といった標高3,000メートル超の山々がそびえ立ちます。大自然に囲まれた長野県は、春夏や秋になると、登山やトレッキングに訪れる人も多く、避暑地としても人気があります。
都内からのアクセスも良好
長野県は80カ所以上ものスキー場がひしめき合い、冬になるとスキーやスノボなど、ウィンタースポーツが盛んに。2月には最低気温がマイナス10度以下になる場所もあり、積雪量は2メートル以上に及ぶこともあります。自然豊かなエリアでありながら、東京都内からのアクセスは、長野駅までJR北陸新幹線で最速約80分!そのアクセスの良さも手伝って、毎年国内からはもちろん海外からも、多くのスキーヤーやボーダーが上質な雪を求めて訪れます。
ここからは、長野県内の人気スノーエリア、白馬、軽井沢、志賀高原、野沢温泉のゲレンデ規模、コース数、施設やアクティビティの充実度など、それぞれの魅力を見ていきましょう。
スキーヤーを虜にする極上のパウダースノーが魅力の「白馬エリア」
長野県北西部、北安曇郡の白馬山の麓に位置する白馬エリアは、国内のみならず世界中のスキーヤーから根強い人気を誇ります。その理由は、底つき感のないふわふわの雪質。白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳といった標高3,000メートル級の白馬連峰に囲まれ、高い標高に位置する白馬エリアは、冬の最低気温がマイナス7.5度と厳しい寒さが続きます。日本海から吹き付ける冬の冷たい風が白馬連峰にぶつかるため、パウダースノーとなってサラサラの雪が降り積もるのです。ふかふかのパウダースノーはクッションの役割を果たしてくれて、転んでもあまり痛くないので、スキー練習にもぴったりです。
多彩なスキー場が全10カ所
「HAKUBA VALLEY」とも呼ばれる白馬エリアには、山頂からの美しい絶景を眺めながら滑走できる「白馬コルチナスキー場」、上級者に人気の「白馬八方尾根スキー場」、木々の間をすり抜けるように滑るバックカントリーコースがスリル満点の「エイブル白馬五竜」、ボーダーに人気のパークアイテムが充実している「Hakuba47ウィンタースポーツパーク」など、スキーを存分に味わえるスキー場が全10カ所あります。ぜひ、以下のWAmazing Snowの各スキー場ページでそれぞれの魅力をチェックしてみてください。
東京から1時間ほどで行けるリゾート地「軽井沢エリア」
長野県と群馬県の県境付近に位置する軽井沢は、夏は避暑地として、冬はスノーリーゾートとして人気のあるエリア。数々のバラエティに富んだスキー場が名を連ねています。軽井沢駅からアクセスしやすい2つのスキー場を見てみましょう。
軽井沢駅南口からバスで1分!「軽井沢プリンスホテルスキー場」
「軽井沢プリンスホテルスキー場」は軽井沢駅からバスで約1分で到着できる、ファミリー層に人気のスキー場です。ゲレンデの半分が初級者コース、そして、キッズパークも2カ所あるので、スキーデビューの方や小さなお子様連れのファミリーも安心して遊べます。
さらに、200以上もの店舗が揃う巨大ショッピングモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」を併設。モール内には軽井沢周辺の雄大な山々から湧き出る水で造った地酒を買えるお土産ショップがあるほか、モールを有するプリンスグランドリゾート軽井沢にはボウリング場、スパ、温泉施設など、アフタースキーを存分に楽しめるスポットが充実しています。
軽井沢駅から無料送迎バスで1時間!「アサマ2000パークスキー場」
「アサマ2000パークスキー場」は例年11月下旬から4月初旬までの長い期間スキーを楽しむことができます。その理由は、軽井沢エリアでは最も標高が高い、標高2,050メートルに位置しているから。真冬の最低気温がマイナス9度と、その寒さはまつげが凍ってしまうほどです。また、北斜面にあり、陽の光が当たりにくいため、雪が溶けにくいのが特徴です。
同スキー場は日帰り利用の方もしくは高峰マウンテンホテルに宿泊の方専用で、軽井沢駅から無料送迎バスが運行されているので、マイカーがなくてもアクセスしやすくなっています。ただし、2日前までの予約制なので、予定が決まれば早めに予約しておきましょう。
アサマ2000パークスキー場
住所:長野県小諸市高峰高原
営業期間:例年11月下旬〜4月初旬
アサマ2000パークスキー場の公式サイト
「軽井沢プリンスホテルスキー場」や「アサマ2000パークスキー場」の最寄り駅である軽井沢駅までは、東京からJR北陸新幹線で約1時間とアクセスも抜群。冬の軽井沢への旅行プランを立てるときは、ぜひスキーも一緒に楽しんでください。
18ものスキー場が集結! 最大級のスケールを誇る「志賀高原マウンテンリゾート」
長野県下高井郡山ノ内町とその周辺に広がる志賀高原エリアは、日本国内にあるスノーリゾートのなかでも最大級の広さを誇ります。長野県と群馬県の県境に連なる山々には、数多くのスキー場が点在。その数は、大小合わせてなんと18カ所!それらを総称して「志賀高原マウンテンリゾート」と呼ばれます。そのゲレンデの魅力を見てみましょう。
他のスキー場へのアクセスも便利!玄関口に広がる「サンバレースキー場」
志賀高原の数あるスキー場のなかで中央エリアにある「サンバレースキー場」は、志賀高原マウンテンリゾートの玄関口となっています。コンパクトなゲレンデありながら、バラエティに富んだコースになっていて、初級者から上級者まで幅広い層が楽しめます。2本の初級コースは傾斜が緩やかで幅も広めに配置されているので、他の滑走者と衝突する心配が少なく、落ち着いて滑ることができるでしょう。
また、サンバレースキー場のゲレンデベースにはホテル街があるので、志賀高原のスキー旅行の拠点としても非常に便利です。
共通リフト券で全スキー場を自由にまわる
サンバレースキー場からは、隣接している「丸池スキー場」や「蓮池スキー場」へ楽にアクセスすることができます。また、「志賀高原共通リフト券」を購入することで、志賀高原にある18カ所全てのスキー場を滑走することが可能になります。大自然の中を滑り降りるツリーランコース、最長滑走距離4,000メートルのロングランコースなど、各スキー場のコースを滑り比べてみるのも楽しいでしょう。
毎年数多くの観光客が訪れる「志賀高原マウンテンリゾート」。せっかくなら連泊して、順番にスキー場を巡って、スキーやスノーボードを楽しみましょう。
13カ所の日帰り入浴を楽しめる「野沢温泉エリア」
野沢温泉といえば、開湯700年以上の歴史を持つことで有名な温泉地。江戸時代の湯屋建築を再現した建物や作りたての温泉卵を味わえる温泉など、無料で利用できる日帰り入浴施設が充実しています。その数なんと13カ所!野沢温泉の温泉街中心に位置するシンボル「大湯」をはじめ、西ノ宮神社の裏手に位置する「真湯」など、さまざまな温泉巡りを楽しめます。
天然雪100%!例年5月初旬まで滑走できる「野沢温泉スキー場」
野沢温泉からバスで15分ほどの場所に位置するのが、国内屈指の雪質を誇る「野沢温泉スキー場」です。標高1,650メートルの高さに位置する「野沢温泉スキー場」のコース頂上から麓までの高低差は1,085メートルと、日本全国の数あるスキー場のなかでもトップクラス。コースのアップダウンが激しいほど、スリルを味わいながらの滑走が楽しめます。
スキーの他に、「野沢温泉スキー場」で忘れてはならないのが、積雪の多い地域でしか見ることのできない樹氷群。山間に位置する「野沢温泉スキー場」の真冬の積雪量は、多い時で2メートル以上と、一般的な大人の身長を優に超えてしまうほどの高さまで雪が降り積もります。積雪の多い「野沢温泉スキー場」ならではの樹氷の美しさは圧巻です。
さらに、2020年には山麓の長坂エリアから、やまびこエリアまで約8分で移動できる新長坂ゴンドラリフトが誕生。10人乗りのゴンドラキャビンは全面がガラス張りで開放的な設計であるだけでなく、自然換気システム構造になっています。絶景を眺めながら、空中散歩を楽しみましょう。
一大スノーリゾート長野は冬旅行にぴったり!
ロングステイにもぴったりな白馬、軽井沢、志賀高原、野沢温泉という4つのスノーエリアを紹介しました。スノーアクティビティを思う存分楽しむもよし、樹氷を眺めながら滑走を楽しむもよし、スキー後に温泉巡りを堪能するのもよし!楽しみ方は無限大です。80以上のスキー場がある長野県にはまだまだ魅力的なスキー場が多数あるので、ぜひお気に入りのスキー場を見つけてください。
WAmazing Snowの各スキー場ページでは、旅行の際に気になる各スキー場の新型コロナウイルス(COVID-19)に関する衛生対策など、様々な情報を確認できます。計画の際にぜひ活用してください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
軽井沢プリンスホテルスキー場 長野県
野沢温泉スキー場 長野県
コース | 44 |
リフト | 19 |
最長滑走距離 | 10,000 m |
最大斜度 | 39 ° |
コース | 15 |
リフト | 12 |
最長滑走距離 | 5,000 m |
最大斜度 | 35 ° |