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志賀高原温泉エリアの特徴
志賀高原の温泉が開湯したのは170年前にもさかのぼります。泉質は主に硫黄泉。街に入ってからは、常に硫黄のにおいが漂っています。特に温泉施設を併設している旅館の近くからは、強い硫黄のにおいを感じられるのが特徴。100%天然温泉がほとんどで、効能の強さは実際に入ってみれば、すぐに感じられることでしょう。湯冷めもなく体は常にポカポカ。スキーで冷えた身体を冷やすにはぴったりです。
志賀高原エリアの温泉全体に言えることですが、きちんと決められた営業時間がなく、営業しているかしていないか曖昧です。行きたい温泉がある場合は、営業しているかどうかをあらかじめ問い合わせておくのが良いでしょう。
豪華なリゾートホテルが建ち並ぶ温泉街「高天ヶ原温泉」
「一の瀬ファミリースキー場」や「東館山スキー場」の近くに源泉がある「高天ヶ原温泉」。志賀高原の中でもファミリー層向けの豪華なホテル街が建ち並ぶエリアです。
なかでも「志賀パークホテル」内にある温泉の大浴場は、ヨーロッパの歴史あるリゾートを彷彿とさせる豪華な内装が自慢の温浴施設。露天風呂「雲上の湯」から見渡せる山々の絶景も大絶賛の声が多数です。少々値段は高めですが、ゆったりとリゾート気分を楽しむにはこれ以上ない温泉が備わっています。
歴史ある名湯の宝庫「発哺温泉」
志賀高原でもひときわ古い歴史を持つ「発哺温泉」。発哺の名前はぽつぽつと湧き出る温泉特有の音に由来しています。スキー場エリアからは少し離れた位置にある宿泊ホテル「サンシャイン志賀」には、源泉かけ流しの露天風呂があります。ぱらぱらと降り積もる雪と熱々の温泉の組み合わせは最高です!内風呂も大容量で観光客に大人気。スキー場へのアクセスは少々不便ですが、歴史ある温泉なので、一度は味わう価値があるでしょう。
翡翠色の硫黄泉がシンボルの「熊の湯温泉」
野生の熊が傷を癒すために訪れたという言い伝えがある「熊の湯温泉」。志賀高原でも比較的標高が高いエリアで、周辺にはスキーヤー専用のゲレンデ「熊の湯スキー場」や志賀高原トップクラスの標高を誇る「横手山スキー場」があります。
入り組んだ温泉街の周囲には、個性豊かな温泉がたくさん。特におすすめなのは「熊の湯ホテル」の中にある温泉。内風呂一つ、露天風呂が一つというシンプルな構成ですが、志賀高原最古の湯として知られる「翡翠色の湯」を堪能できます。風情漂う内装は昔ながらの温泉旅館の雰囲気をたっぷりと味わえることでしょう。もちろん泉質も最高レベルの100%天然温泉。こちらは日帰り入浴も可能になっています。
運が良ければ満点の星空を見れる「ほたる温泉」
「ほたる温泉」は熊の湯温泉のすぐ近くある古湯です。こちらも周辺には多くの旅館街があるため、スキーや観光をする旅の拠点として使うのにぴったり。中でもおすすめなのは「志賀喜楽ホテル」にある温泉。標高が高いエリアにあるので山々を見渡せる抜群の景観が魅力。特に、露天風呂から見える満点の星空は、志賀高原屈指のロマンチックな雰囲気を演出しています。日帰りでも利用可能ですが、館内に複数ある温泉を楽しむには宿泊するのがおすすめ。贅沢なリゾート体験ができることでしょう。
スキーの醍醐味をバランス良く堪能できる「丸池蓮池温泉」
西館山中腹から湧き出る源泉を、自然の地形を利用して引湯している贅沢な名湯が「丸池蓮池温泉」です。志賀高原スキーエリアのシンボルとして知られる丸池周辺は、景観抜群の大自然地帯。複数の池に囲まれた源泉付近には、数多くの有名温泉が軒を連ねています。志賀高原のど真ん中に位置しているため、周辺エリアへのアクセスも非常に良く、スキー・温泉・観光をバランス良く堪能できるエリアです。
志賀高原には魅力的な名湯がたくさん!
志賀高原の温泉紹介は以上になります。いかがでしたでしょうか?
こちらで紹介した以外にも、志賀高原には数多くの名湯・老舗温泉旅館が軒を連ねています。日本を代表するスキーリゾートの名湯をぜひ味わってみてください。
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