志賀高原体験レポート!日本一標高の高いパン屋がある「横手山・渋峠スキー場」

2024年07月09日(火)
日本でも有数スノーリゾート「志賀高原」で1泊2日のスキー旅行を楽しんできました。車でも電車でもアクセスできる志賀高原ですが、今回はレンタカーを借り、自分の運転で向かってみました。車でスキー旅行を計画している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

首都圏から志賀高原までは4時間以上の長旅!

出発時の様子
今回は1泊2日の旅行プラン。スキー好きの友人と2人で向かいます。志賀高原までは高速を使っても4時間以上かかる長い道のりです。もちろん途中で小まめな休憩を挟むので、実際はアクセスまでに5時間以上かかると見越しておいた方がいいでしょう。初日からガッツリ滑りたいという方は、朝6時くらいに出発しなければ満喫できません。

「友達が寝坊して集合時間に遅刻する」「予約したはずのスタッドレス車が手配されていない」などなど、朝から数々のトラブルに見舞われましたが、8時頃には無事出発することができました。当日は余裕を持って行動するのが基本です。

途中の休憩は小まめに取るのが鉄則!

休憩所
高速道路に入ってしまえば運転は楽なものの、長時間の運転は思った以上に体力を消耗します。サービスエリアを見つけたら小まめな休憩を取るように心掛けましょう。外の空気を吸いながらストレッチをしたり、コーヒーを飲みながら一息つくだけでも気分転換になります。

券売機
ショッピングモールのようになっている大型のサービスエリアからこじんまりとした売店まで、店舗の規模はさまざま。どこのサービスエリアにもお食事処はあるので、適当な時間に昼食休憩を取るのがおすすめです。

担々麺
友人はボリューム満点の「から揚げ担々麺」を注文。今後の長時間運転に備えて栄養補給をしておくことが重要です。

徐々に志賀高原エリアの奥へ!

遠くに見える志賀高原の山々
出発が遅れたため正午を迎えてしまいましたが、ついに目の前には志賀高原の山々が広がってきました!到着予定時刻は過ぎているので滑る時間は減ってしまいましたが、雪を見れば自然とテンションも上がってくるもの。引き続き安全運転で先を目指します。

志賀高原の雪道
山を登り始めてからは徐々に雪が降りだしてきます。道にも所々に雪が残っており、先に進むたびに雪が深くなっていきます。ようやくスキーリゾートの雰囲気になってきました。スキー場までの雪道は細いエリアが続くので、慣れていない方はゆっくりと進みましょう。特にカーブはスタッドレスタイヤでも非常に滑りやすいので、注意して進んでください。

ついにゲレンデに到着!宿泊ホテルで下準備

宿泊ホテルの前
時刻は午後2時を回っていましたが、何とか宿泊予定のホテルに到着しました。今回泊まるのは、志賀高原の奥地に位置する「横手山エリア」の付近にあるホテルです。すぐ目の前には「横手山・渋峠スキー場」、車を少し走らせた先に「一の瀬ファミリースキー場」があるので、2日間で色々なスキー場を滑ることができそうです。

温泉が湧き出ている様子
ホテル付近は強烈な硫黄の匂いが立ち込めています。さすがは老舗の温泉街。志賀高原エリアではどのホテルでも源泉かけ流しの温泉を備えています。すぐさま受付にてチェックインし、早速ゲレンデに向かいました。宿泊ホテルの地下室がレンタルセンターと更衣室になっているので、ウェア・ボード・小物のレンタルもスムーズに行うことができました。

志賀高原トップクラスの標高を誇るパウダーゲレンデへ!

横手山スキー場のゲレンデ
午後は時間があまりなかったので、急いで近くのゲレンデに直行しました。今回向かったのは、ホテルから徒歩数分で行ける「横手山・渋峠スキー場」。最高クラスの標高を誇っており、特に山頂付近のコースは志賀高原でも一二を争うパウダースノーと評判です。

リフトの様子
「横手山・渋峠スキー場」は、下部に平坦で滑走距離の長い初心者向けコース、山頂付近には急斜面で変化の激しい上級者コースが広がっています。この日は平日だったこともあり、ゲレンデには人がほとんどいませんでした。

パトロール犬
ゲレンデの平和を守る「パトロール犬ジョーンズ」は、ゲレンデ麓にある休憩所の名物犬。普段は大人しくしていますが、緊急時は救助犬として活躍するそうです。とても大人しくて可愛い犬でした。

平坦なゲレンデ
シーズン初めの滑走なので、まずは腕慣らしで初心者向けゲレンデを滑ります。横手山の初心者向けコースは広くて見晴らしの良い最高のロケーションでした。天気が良かったせいか、コース上の雪が若干溶けて滑りにくくなっていましたが、勘を取り戻すには十分のコンディションでした。

山頂付近は一面真っ白なパウダーゲレンデが広がる

山頂付近から見える絶景
リフトを乗り継いで山頂付近へ。志賀高原でもトップクラスの標高を誇るだけあり、山頂から見える景色は思わず感動を覚えるほどの絶景でした。その分空気が冷たくかなり冷え込むので、防寒対策はバッチリしておいてください。

リフトから見える樹氷
気温が極端に下がっているので、麓エリアでは見られなかった芸術的な樹氷を見ることができました。ただリフトに乗っているだけで絶景を楽しめるのが嬉しいですね。

山頂付近のコース
山頂から続くコースは難易度が高く、初~中級者レベルの実力しかない自分は何度も転んでしまいました。道も細く滑りにくいので、無理をせずにゆっくり進みましょう。一応幅の広い迂回ルートもあるので、初級者でも滑れないことはないです。

山頂には日本一標高の高い場所にあるパン屋さんが!

横手山山頂ヒュッテ
山頂にある「横手山頂ヒュッテ」には、日本一の標高の場所にあるパン屋さんがあります。残念ながら行ったときにはすでに閉まっていました。どうしても食べてみたいという方は、朝一番に山頂に登ってパンを買いにいくのが良いでしょう。大変人気なので、早く行かないと午前中で閉まってしまいます。

ロッジは宿泊も可能。日の出前に外に出れば、志賀高原一と名高い雄大な絶景を見ることができるそう。運が良ければ雲海をみることも可能です。変わった体験をしたいという方は、横手山頂ヒュッテに1泊してみるのも面白そうですね。

短い時間でしたが大満足のスキー体験でした!

横手山の景色
滑走時間は2時間弱と少し短かったのが残念ですが、幅の広い初心者コースからパウダーエリアが広がる急斜面まで、一通りのコースを堪能することができたので満足です。

「横手山・渋峠スキー場」は初級者向けエリアと上級者向けエリアの区分けが非常にはっきりとしているため、「メリハリをつけて遊べる絶景スキー場」という印象を受けました。志賀高原でもトップクラスの雪質を味わいたい方は、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。

このあとは宿に戻って夜のナイタースキーに備えました。志賀高原の体験記その2に続きます。ぜひお楽しみに!

今回ご紹介した「横手山・渋峠スキー場」以外にも、志賀高原エリアにはたくさんのスキー場があります。スキーやスノーボードの旅行を計画するなら、WAmazing Snowで長野県をはじめとする日本全国のスキー場やお得な情報をチェックしてみましょう。

「志賀高原マウンテンリゾート」が気になる方はこちら!

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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