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志賀高原中央エリア東館山スキー場の特徴
東館山スキー場は、初中級者だけではなく、国際的な大会で使用されたコースなど上級者も満足できる独自のコースがあります。コースや雪の特徴をご紹介します。
志賀高原中央エリアに位置するスキー場の1つ
東館山スキー場は、志賀高原中央エリアにある13のスキー場の1つです。標高1,994メートルの東館山は志賀高原でも屈指の好ロケーションにあり、バランスの良いコースが整備されています。毎日圧雪車で整備されるゲレンデは常にフラットで、滑りやすいのも特徴です。
国際大会で使用されたコースや林間コースあり
東館山スキー場には、初級者向けの「東館山林間コース」、そして中級者以上におすすめの「東館山オリンピックコース」の2種類のコースがあります。最大斜度12度の東館山林間コースは、3,500メートルもの長い滑走距離があります。
東館山オリンピックコースは、長野オリンピックの大回転競技やワールドカップなどの国際大会の会場として使用されたことで知られるゲレンデです。最大斜度36度の急斜面コースなので難易度は高いですが、上級者は選手気分で滑走することもできるでしょう。
志賀高原名物の上質な粉雪を体感
志賀高原は、乾燥した雪が降ることで知られる地形なので、質の良いパウダースノーが楽しめるのが大きなメリットです。他のスキー場ではなかなか体感できない、極上パウダースノーだと称されています。
東館山スキー場の人気ポイント
国際大会の会場として使用されている名物ゲレンデや極上のパウダースノーの他、東館山スキー場には人気ポイントがまだまだあります。
レトロでかわいい卵型ゴンドラと金銀のゴンドラ
東館山スキー場のゴンドラは有名で、1976年から使用されている「東館山ゴンドラリフト」、通称「たまゴンドラ」として多くの人に親しまれていました。しかし残念ながら、そのレトロな卵型のかわいらしいゴンドラは、継続的な安全のために2020年3月で運行を終了してしまいました。もう乗車することは叶いませんが、山頂のカフェでは実際に使用していたゴンドラ内で食事ができます。
また、ゴンドラには他のお楽しみが登場しています。ゴンドラは全部で50基ですが、そのうちの2基は金色と銀色のゴンドラなのです。もし乗ることができたらラッキー。金のゴンドラきんさんは幸運、そして銀のゴンドラぎんさんは恋愛運の効果があるとか?
寺小屋スキー場のコースとあわせて滑走可能
東館山スキー場の上部には、スキー場「寺小屋スキー場」があります。こちらのスキー場は志賀高原で2番目に標高が高いため、絶景を望みながら滑走できます。東館山スキー場から寺小屋スキー場間へは、連絡コースで容易にアクセス可能です。寺小屋スキー場には、平均斜度6度の東館山スキー場とを結ぶ連絡コース以外に中上級者向けの3本のコースで滑走できます。
初心者も安心!充実したレンタル用品
スキー用品を持ち運ぶ手間なく、荷物を減らしてスキーを楽しみたいときに便利なサービスが、スキー場でのレンタルサービスです。東館山スキー場では、レンタルショップ「スノーキャン」で各種スキー用品のレンタルを行っています。こちらのレンタルショップでは、スキー初心者から上級者まで幅広く対応する、一般モデルから上級モデルまで豊富なアイテムを取り揃えています。
人気スキー用品ブランドのアイテムも多く、上級モデルでは何度でも乗り比べができる「上級モデル交換可コース」も選択できます。スノーキャンの店舗は志賀高原中央エリア内に複数あり、このうち東館山スキー場を利用する場合は「高天ヶ原店」が便利です。
スノーキャン 高天ヶ原店
住所:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原高天ヶ原 高天ヶ原マンモススキー場内 レストランだけかんば
お腹がすいたら食事処へ行こう
スキー場でのお楽しみの1つは、スキー場で味わえるゲレンデ食です。東館山スキー場で利用できるレストランとゲレンデ食について、詳しい情報を紹介します。
200°カフェとレストハウス寺小屋でゲレ食三昧
東館山ゴンドラリフトの山頂にある「東館山ゴンドラ山頂駅」では、山頂ならではの絶景を望める「200°カフェ」を利用できます。店名の通り、200度のパノラマビューを眺めながら、ゲレンデ食を楽しめます。メニューはデミソースハンバーグランチなどの洋食やゲレンデ食定番のカレー、ラーメンなども取り揃えています。こちらのカフェでは、先ほどご紹介したかわいい卵型ゴンドラを活かしたカフェテーブルでも食事ができます。
東館山スキー場に隣接する寺小屋スキー場のゲレンデまで行けば、「レストハウス寺小屋」も利用可能です。暖炉を置いた暖かな雰囲気の店内では、山菜そばや醤油ラーメンなどの定番メニューや軽食が楽しめます。おすすめメニューは、温玉がのった濃厚なカルボナーラです。
東館山スキー場へのアクセス
東館山スキー場がある志賀高原へは、車または電車とバスで行くことができます。車と公共交通機関、それぞれのアクセス方法を紹介します。
車でのアクセス方法と駐車場
東館山スキー場がある志賀高原へ車でアクセスするには、東京方面からは関越自動車道経由、名古屋・大阪・金沢方面からは中央自動車道経由、新潟方面からは北陸自動車道経由で上信越自動車道の「信州中野IC」で下ります。信州中野ICから国道292号線を約35分進むと、志賀高原に到着します。
志賀高原には駐車場が完備されており、日帰りスキー客向けだけで約1,600台収容の駐車場を利用できます。
電車、バスでのアクセス方法
公共交通機関で志賀高原へ向かうには、「JR長野駅」を利用します。
東京駅・金沢駅からは北陸新幹線、名古屋駅からは中央線、大阪・新潟からは東海道新幹線に乗車。大阪からは名古屋駅、新潟からは高崎駅を経由し、中央線に乗り換えて長野駅へ向かいましょう。
長野駅からは、長電バスの志賀高原急行バスで約70分。長野電鉄線で「湯田中駅」へ行き、長電バスの「志賀高原線」に乗車して約35分で、志賀高原に到着します。
東館山スキー場周辺の宿泊施設
東館山スキー場や周辺のスキー場を利用する場合、日帰りでは時間が足りないこともあるでしょう。そんなときは、周辺の宿泊施設の利用がおすすめです。東館山スキー場周辺にある宿泊施設を、2軒紹介します。
源泉かけ流し温泉が堪能できる「ホテルアルペンブルク」
「ホテルアルペンブルク」は、東館山スキー場から車で約20分、東館山スキー場や周辺にある複数のスキー場のコースが合流する地点にある、アクセス至便な宿です。こちらは温泉を楽しめるホテルで、露天風呂と内湯で、単純泉と硫化水素型硫黄泉を源泉かけ流しで楽しめます。
客室は洋室となっており、ゆったりと過ごせる雰囲気が魅力です。館内のレストランでは、和食と洋食が毎日交互に提供されていて、地元の食材を活かした食事をいただくことができます。
ホテルアルペンブルク
住所:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原ジャイアント
自家製アップルパイがおすすめ「アスペン志賀」
ホテルアルペンブルクに隣接する「アスペン志賀」は、地元の食材や自家栽培の米を使った手作り料理が自慢の宿です。自家製の焼き立てパンを食べられる他、冬季限定で提供している自家製アップルパイも見逃せません。
こちらの宿にも温泉が備わっており、熱々の志賀山温泉の源泉かけ流しの湯で身体の芯から温まれます。
アスペン志賀
住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
宿泊して志賀高原中央エリアのスキー場を満喫!
東館山スキー場は、初心者からハイレベルな上級者まで楽しく滑れるゲレンデを備えており、レンタルサービスやゲレンデ食も豊富な選択肢から選べます。隣接するスキー場や宿泊施設が近隣にあるため、非常に便利で、連泊して遊べるエリアと言えるでしょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。