【WAmazing Snow式スノーボード上達法その3】アクセルとブレーキを駆使して連続ターンにチャレンジしよう!

2021年04月08日(木)
初心者向け企画「WAmazing Snow式スノーボード練習法」の第三弾! 90分で連続ターンが出来る!そんな嘘のような本当の話の最終回!これで貴方も連続ターンがマスターできるようになります。最後のレッスンで覚えて頂きたいワードは「アクセル」と「ミカン」です!

いよいよ本格的なターンへ!斜滑降に挑戦!

練習を始める方向の説明図
斜面で止まれるようになったら次はいよいよターンへ。まずは斜滑降の練習をします。

写真のように左足前足に構えます。レギュラーポジションは斜面に向かって左(赤線はバックサイド)からスタートします。斜滑降のときに重要な点は2点。以前から重要ポイントになっている目線!そして今回から初めて学ぶ項目である「前足がアクセル」です。

前足で雪山に滑り出している様子
スノーボードのアクセルは前足にあります。写真のように前足のつま先をアクセルのように雪面に近づけてみると、スノーボードはゆっくりと斜めに進みだします。

前に押し出してもらっている様子
このときに重要なことは「前足のアクセル」を意識することです。後ろ足のことは考えないで下さい。

バックサイドをマスターしたら逆側にも挑戦!

フロントサイドに挑戦している様子
次は青字のフロントサイド側に移動しましょう。つま先のエッジを使って斜面を横切ります。ちなみにバックサイド側からフロントサイド側にスイッチするときは、一旦斜面上で座ってゴロンと方向転換すると良いですよ。 斜面を背にするので最初は怖いかもしれませんが、つま先側の横滑りと同じ位置から前足のアクセルを意識します。

足を踏み込んでいる様子
しかし、今回アクセルは車のアクセルではなく、前足のかかとを斜面に近づけることで行います。前足のかかとの下に「ミカン」があるとイメージしてください。それをかかとで「ぎゅーーー」っと踏んでジュースにしてみましょう!ミカンを踏むと板はゆっくりと斜めに進みだします。反対に踏むのを止めると板は止まります。

ここまでくれば完璧なターンまであと一歩!

下方向に向かう様子
斜面の横切りができるようになったら、次はもっとアクセルの量を増やしてみます。アクセルを増やすと、板は不思議と斜面の下方向に向きます。

ジグザグに下っている様子
写真のようにクリスマスツリーの飾りをイメージして進んでみましょう!(赤線が先ほどの斜滑降・黒線が今回の練習のライン)もちろん合言葉はアクセルとミカン!

ターンはアクセルを緩めず踏み切る!

最終ターンの練習方向
ここから先はいよいよターンの練習です!先ほどまでの練習と何が違うか?先ほどまではアクセルとミカンを踏んだら戻すという動きをしていましたが、今回は踏んだら踏み切るようにしてみましょう。

そうすると不思議なことに板は簡単にひっくり返ります。ただ注意して下さい。アクセルとミカンは前足だけですよ!後ろ足は全く気にしなくて良いです。

繰り返し練習して完璧なターンを目指そう!

90分で連続ターンをマスターできる【WAmazing Snow式スノーボード上達法】のシリーズは今回で終わりです!いかがでしたでしょうか?

ひとつひとつのノウハウを頭と身体に覚え込ませれば、次第に洗練された連続ターンができるようになるはず!今は上手くできないという方も、諦めずに繰り返し練習してみましょう。今年の冬は、ぜひとも素敵なスノーボードデビューの年にしてくださいね!

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