スキー・スノーボードの違いと難易度は?初心者にはどっちがおすすめ?

2023年12月08日(金)
これからウィンタースポーツを始める方の中には、スキーとスノーボードのどちらから始めようかと迷っている方もいるのではないでしょうか。 今回は、スキーとスノーボードの違いとそれぞれの特徴をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

スキーとスノーボードの違いとは?

スキーとスノーボード
スキーとスノーボードの一番の違いは滑り方。スキーは二枚の板とストックを使い、進行方向に対して体を正面にして滑ります。これに対し、スノーボードは一枚の板に両足を固定し、ストックは使いません。斜面に対して、体は横向きのまま滑り降りるのです。

始める時の難易度も少し異なります。スキーはストックを両手に持ちながら両手両足でバランスをとるため、転ぶ回数も少なく済み、比較的難易度は低め。しかし、スノーボードは一枚の板に両足を固定するため立っているのが難しく、転ぶ回数も多く、慣れるまで時間がかかってしまうでしょう。

スキーとスノーボードは、滑り方や難易度だけではなく滑るときに着るウェアにも違いがあります。スキーウェアは、スピードを出して滑るときに、腕や足回りがもたついたり、ストックにひっかからないようタイトなシルエットなものがほとんど。

これに対して、スノーボードのウェアは、シルエットがゆったりしたものやスリムなものまでデザインが多様にあります。デザイン性が高く、ワンシーズンごとに買い直すマニアもいるほど。スノーボードは体を横向きにして滑るため転倒しやすいことから、お尻用のプロテクターを装着して滑る人もいるようです。

スキーはスピードに乗ってスリリングな滑走を楽しめる

スキーヤー
スキーの特徴はなんと言っても、冬山の冷たい風を全身に浴びながらスピード感のある滑走を楽しめる点ではないでしょうか。スキーは、二枚の板とストックを駆使して両足で重心移動するため、安定感があり体全体のバランスがとりやすいのです。板を開く角度を変えることで、スピードも自由自在にコントロールでき、ウィンタースポーツ初心者でも安全に滑走を楽しめるでしょう。

技を決める楽しさを存分に味わえるスノーボード

スノーボーダー
スノーボードはスキーと違い、平らなコースの上でジャンプやドリフトを織り交ぜた滑走を楽しめるグラウンドトリックや、ボックス、レールといったアイテムを使いながら技を決めるジビングなど、さまざまな滑走スタイルがあります。

コブや急斜面、非圧雪のパウダーエリアなどさまざまなコースで、バックフリップやスピンなど豊富な技を決めながら滑走を楽しむことができるんです。レールやボックスなどのアイテムもうまく使いこなして、トリックを決めてみてください。「HAKUBA VALLEY Hakuba47 ウィンタースポーツパーク」や「竜王スキーパーク」「星野リゾート 猫魔スキー場」はパークアイテムが充実しているため、ぜひ足を運んでみてください。

スキーとスノーボード難易度が高いのはどっち?

スキーをする女の子
スノーボードの方が難易度が高いと言えるでしょう。先ほどもお伝えしましたが、スキーは両足それぞれにスキー板を取り付けてストックを使いながらすべるため、前傾姿勢を取りやすく恐怖心が少ないという特徴があります。

一方、スノーボードは両足を一枚のボードに固定し体を横向きにして滑ることから、止まっていることができず、最初は転倒しやすいのです。横滑りやターンの練習をするときは、肘やお尻専用のプロテクターを付けておくと、転倒したときの衝撃を和らげてくれますよ。

ウィンタースポーツ初心者にはスキーとスノーボードどちらがおすすめ?

スノーボード板を触る様子
初心者がウィンタースポーツをはじめるなら、スキーの方が始めやすく、おすすめです。スキーは、両手に持っている二本のストックが体重を支えてくれるため、全身のバランスを取りやすく安定性に優れています。スキーが初めての人でも、安全に滑ることができますよ。また、スキーの場合は、足が転ぶとスキー板が外れる仕組みになっているため、転倒による怪我を防ぐことができるのです。スノーボードは、転んでも両足が板が固定されたままなため、転び方を間違えると大怪我につながる危険性もあります。

ちなみにスノーボードには、右足を後ろにするレギュラーと右足を前にして滑るグーフィーの2種類があります。スノーボードは主に後ろ足で舵取りをするため、最初は利き足を後ろにして滑ることが一般的で上達が早いとされています。利き足の調べ方は簡単。体を前に倒したときに反射的に踏み出した方が前に出る方が利き足と言われています。スノーボードをはじめる場合は、自分の利き足を確認しておきましょう。

自分の好みに合わせて安全に楽しく滑ろう

ゲレンデ
スキーとスノーボードの違いについてご紹介しました。スキーとスノーボードそれぞれに違った良さがあります。どちらが向いているかどうかは、実際にやってみなければわかりません。両方トライしてみて、自分に合った方、楽しいと感じた方をとことん楽しんでみてください。全国各地にあるスキー場の情報は「WAmazing Snow」でぜひ確認してみましょう。

WAmazing Snowでスキー場検索

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

関連するスキー場
12/2~3/31
コース14
リフト9
最長滑走距離6,000 m
最大斜度36 °
コース14
リフト9
最長距離6,000 m
最大36 °
11/30~5/5
コース8
リフト7
最長滑走距離6,400 m
最大斜度32 °
コース8
リフト7
最長距離6,400 m
最大32 °