【WAmazing Snow式スノーボード上達法その2】止まり方からターンの基礎までを学ぼう!

2021年07月19日(月)
初心者向け企画「WAmazing Snow式スノーボード練習法」の第二弾! 今回はスノーボードにおける基本的な動きから、ちょっと難しいフロントサイドの止まり方までを学びます。全三回あるレッスン内容をすべて習得すれば、最短90分の練習で連続ターンができるようになります。 第二弾では前回学んだことに加えて、より応用的なテクニックを学べる内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ!

リフトに乗る前に止まり方を覚えよう

前方を指さすスキーヤー
「さぁリフトに乗ろう!」という前に、止まり方を練習しておかなければなりません。

スノーボードは立ったときに二つの向きがあります。一つは踵側のバックサイド、そしてもう一つはつま先側のフロントサイドです。

最初は斜面が良く見えるお尻側から立ち上がって、踵側のエッジを使って滑るバックサイドの止まり方を覚えましょう。

ポイントは2つ。前回のレッスンでも説明した「リラックスすること」と「行きたい方向を見る」を同時に意識することです。

サイドスリップ時に行きたい方向は斜面の前面方向なので、斜面の下方遠くを見ると安定します。(写真で指を指している方向が目線を向ける方向です)

立ち上がるときは誰かにサポートしてもらうのが得策

後ろから支えてサポート
1人でこの練習を進めるのは少し難易度が高いので、ある程度滑れる人に手伝ってもらうのが良いです。

誰かに支えてもらうときは、立ち上がるときの位置がとても重要になります。

サイドスリップの練習をする人は必ず後ろから支えてもらうのがポイント。前からだと勢いよく後ろに転倒してしまう可能性が上がるので危険です。

両足のつま先をゆっくりと斜面に下ろすとボードは勝手に滑りだします。つま先をあげることで好きなタイミングで止まることができるようになります。

慣れてきたらつま先側で止まる練習にもチャレンジ!

つま先側でブレーキの練習
スノーボードのブレーキは踵側のバックサイドが重要になります。しかし逆側のフロントサイドも練習しておかなければなりません。なぜこちら側の方が難しいのか?

それは写真のように斜面の上に目線を指し示す必要があるからです。滑っているときに身体を斜面側に向けなければいけないため、初めてチャレンジする人は相当怖いでしょう。

目線はスノーボードのハンドルとお伝えしましたが、この練習だけは例外となります。足元を見ずに斜面の上を見てください!勇気をもって練習していれば上達は早くなります。

怖いのは最初だけ!慣れれば簡単にできる

手を繋いで練習
つま先で立ち上がって、両方の足の踵をゆっくりと雪面に近づかせて練習します。

実はこちら側はとても怖いイメージがありますが、日常生活で良く使う運動と似ているので慣れると簡単にできます。何だと思いますか? それは高い所にあるものを取る「つま先立ち」。

これをイメージしながらゆっくりと練習をすれば、フロントサイドの止まり方を会得するのは時間の問題です!

練習しやすい場所はどこ?

平坦なコースで練習
サイドスリップの練習も終盤です。バックサイド側のサイドスリップを70%、フロントサイド側は30%程度練習すれば基礎はバッチリ!なぜならバックサイド側で止まる機会の方が圧倒的に多いからです。

それにしても初めてのスノーボードはやはり怖いものです。だからこそ、最初はできるだけ平坦な場所で練習するのをオススメします。友達に教えてあげるときもできるだけ練習しやすい緩斜面を選ぶようにしましょう!

好きなタイミングで止まれれば基礎は完璧!

スノーボードにおける止まり方は基本にして最重要の技術なので、何度も動作を繰り返して体に覚え込ませる必要があります。中でもフロントサイドの練習は初めてだととても怖いですが、転ぶ前提でゆっくりと練習すれば大丈夫。

ブレーキーを覚えれば基礎の80%は習得したも同然なので、諦めずに何度もチャレンジしましょう!次回は最後の仕上げとして連続ターンの練習方法を学びます。ぜひ最後までお付き合いください!

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