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「木の葉落とし」とは?
「木の葉落とし」は、横滑りの次にスノーボード初心者が覚える滑り方です。左右交互に移動する様子が、まるで木の葉がひらひらと舞うように見えることから、「木の葉落とし」と呼ばれています。
スノーボードはスキーと違い一枚の板に両足を固定するため、膝の屈伸や上半身をうまく使いながら体重移動で方向転換しなければなりません。木の葉落としをきちんとマスターすることで、重心移動のコツを早く掴めるようになります。そのため、緩急の激しいコースやコブ斜面でもスムーズに滑れるようになり、スノーボードの上達スピードもアップします。
初心者でも簡単に木の葉落としを身に付ける方法
「木の葉落とし」を滑れるようにするコツは、目線を進行方向に向けること。たとえば、左に方向転換をしたい場合は、上体と目線を左に向けるようにし、続けて右、左と交互にターンを繰り返します。目線を意識することで、短時間で木の葉落としのコツを掴むことができますよ。
木の葉落としを練習するときのコツと注意点
「木の葉落とし」の練習の際に、意識する大切なポイントを3つ紹介します。
姿勢
「木の葉落とし」を練習するきは、姿勢を意識しましょう。滑るときは、膝を曲げて腰の位置を落とし、背筋をピンと伸ばすことが大切です。腰を落としすぎて、前かがみになったり、お尻がスノーボードの板からはみ出ていたりすると、体のバランスが崩れ、転倒の原因となります。
滑り慣れるまでは両手で体のバランスをとる
慣れないうちは、手を肩の高さまで大きく広げて滑ると体のバランスが安定します。ほかの滑走者とぶつからないよう、最初は幅の広いコースでの練習がおすすめです。
転ぶ時はお尻から
転びそうになったら、お尻から倒れるようにしましょう。前傾姿勢で転倒すると、首や肘を痛めてしまい捻挫や骨折といった大怪我の危険性もあります。
木の葉落としの練習に最適なコースが充実! スノーボーダーに人気のスキー場
スノーボード滑走ができるスキー場はたくさんありますが、スノーボードスクールもあり、コースも充実しているスキー場を2箇所紹介します。ぜひ活用してみてくださいね。
変化に富んだバリエーション豊かなコースレイアウト「志賀高原焼額山スキー場」
長野県の「志賀高原焼額山スキー場」は、長野オリンピックをはじめとする数々の国際大会の競技会場として知られる山岳リゾート。志賀高原エリアの中でも標高2,000メートルの高い場所に位置し、コーストップから麓までの高低差は500メートル近くに達します。
1998年開催の長野オリンピックの競技コースになった「オリンピックコース」や滑走距離2,500メートルの「パノラマコース」、緩急の激しい「ジャイアントスラロームコース」など、木の葉落としの練習にぴったりなコースが充実。
ゲレンデの麓では、初心者向けプライベートレッスンスタイル中心の「志鷹慎吾 焼額山スノースクール」も開催されています。
「ニセコHANAZONOリゾート」では英語専用のレッスンを「NISS」が実施
北海道の「ニセコHANAZONOリゾート」は、ニセコアンヌプリ山の麓にあるスノーリゾート。パウダースノーの聖地として、世界各国から毎年多くの観光客が足を運んでいます。
「NISS(Niseko International Snowsports School)」は13年もの歴史を持つ、唯一のインリゾートスクールです。ゲレンデでは、スノーボードレッスンを実施。初心者から経験者まで、レベルに合わせたさまざまなカリキュラムが用意され、日本語をはじめその他の様々な言語でレッスンを受けることができます。経験豊富な講師が、横滑りや木の葉のコツ、リフトの乗り降りの仕方を丁寧にレクチャーしてくれるので安心です。
木の葉落としをマスターしてスノーボードを楽しもう
自転車を運転するとき、行きたい方向に目線を向けてハンドルを切りますよね。木の葉落としも同じで、目線の位置はとても重要です。最初は傾斜のゆるいコースをいっぱいに使い、全身の力を抜いてリラックスして滑る練習をしましょう。
今回はスノーボードの基本の滑り方とあわせて、2箇所のスキー場をご紹介しました。他にもスノーボードを楽しめるスキー場は全国各地にあるので、WAmazing Snowで行ってみたいスキー場やお得な情報を探してみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
志賀高原 焼額山スキー場 長野県
ニセコHANAZONOリゾート 北海道
コース | 12 |
リフト | 4 |
最長滑走距離 | 4,550 m |
最大斜度 | 30 ° |