【2021年版】アクセス重視派も大満足!多彩な体験ができる宮城県のスキー場9選

2024年08月22日(木)
東北地方の宮城県は、豊富な雪に恵まれた人気スノーエリアのひとつ。県内には、仙台市街や隣の山形市からアクセスしやすいスキー場のほか、蔵王の樹氷めぐりツアーなど、ほかではなかなかできない体験ができるスキー場もあります。アクセス重視派も満足できる、宮城のおすすめスキー場を9カ所紹介します。

宮城スキーエリアの特徴とは?

滑り降りるスノーボーダーの後ろ姿
東北地方最大の都市である仙台を中心とした宮城県。東京から仙台までは新幹線で最速1時間30分と、首都圏から日帰り旅行も可能です。仙台市内には本格的なスキー場が点在。雪景色の向こうの仙台市街や太平洋を眺めながらのスキーは格別です。温泉や、山岳地帯の観光を楽しみたい方は、蔵王連峰や鳴子温泉郷などで、数日滞在するのもいいでしょう。

宮城といえば蔵王が有名

スキーをする子供たち
蔵王連峰は宮城県と山形県にまたがる山々で、活火山でもあります。宮城県側では、円形の火口がそのまま湖となった「御釜」を見たり、「三階滝」、「不動滝」といった美しい滝を眺められる「滝見台」にも立ち寄ることができます。

宮城県の蔵王は、全国的にも珍しい樹氷鑑賞ができることで知られるエリア。マイナス5度以下の積雪の多い地域だけの現象と言われる樹氷を、快適に雪上車から眺める貴重な体験ができるのです。

白石蔵王駅から車で約20分の場所にある「宮城蔵王キツネ村」も人気。冬は、ふさふさに毛が生えたキツネに会えるチャンスです。

貴重な自然体験ができる宮城県に、どんなスキー場があるか見ていきましょう。

樹氷を見に行くなら「みやぎ蔵王すみかわスノーパーク」

ジャンプするスノーボーダー
樹氷めぐりをするなら宮城蔵王の「すみかわスノーパーク」がおすすめ。雪の上を走る雪上車で普段は入ることのできない山奥に入り、しばらく進むと、巨大な樹氷群が目の前にそびえ立ちます。雪上車「ワイルドモンスター号」は暖房付きなので、寒がりの方でも安心!専属ガイドの案内で、幻想的な樹氷を堪能できます。

ゲレンデは、雪化粧した木々を眺めながら全長3,000メートルの滑走を楽しめる「観光ツアーコース」や、雪山の中を滑り抜ける「第2林間コース」など、半数以上が初級者コース。上級者には自然のままのゲレンデを滑走できる「あとみBコース」など、大自然を感じられるコースが人気です。

「スノーシュートレッキング」をはじめ、1月下旬〜4月下旬には「バックカントリー」、3月中旬には「御釜ツアー」など、ほかではなかなかできない体験ツアーも開催されます。

すみかわスノーパークの詳細情報はこちら

朝から晩までたっぷり滑れる「スプリングバレー仙台泉スキー場」

青空と雪景色
ナイタースキーを楽しみたいなら、「スプリングバレー仙台泉スキー場」がおすすめ。通常は22:00、毎週金曜と土曜は23:00まで滑れるナイター営業を実施しています。「ラスト券」を買って、ナイターのラスト2時間だけ楽しむ方法も!仙台市内を一望できる夜景を見に行くだけでも価値ありです。

ゲレンデは全12コース。森の中を滑走する「フォレストコース」や最大斜度36度の「クレッセントシュートコース」などで多彩な滑りを体感できます。ナイター限定でハイクアップ可能なエリアがオープンする宮城県最大級のスノーパークや、雪遊びやビギナーの練習にぴったりの「雪の冒険王国」も揃い、さまざまな種類のスノーアクティビティを楽しめます。

場所は、仙台駅から北西の泉ヶ岳北東斜面。仙台市中心部から車で約40分。特定期間の土日は地下鉄泉中央駅から路線バスで行くこともできます。スキー場から車で約30分の「仙台泉プレミアム・アウトレット」と組み合わせれば、さらに充実した1日を過ごせることでしょう。

※ナイター営業時間等は変更されることがあるので、事前に営業状況を確認しましょう。

「スプリングバレー仙台泉スキー場」が気になる方はこちら!

緩斜面から非圧雪エリアまで!太平洋を一望できる「泉ヶ岳スキー場」

雪景色
「スプリングバレー仙台泉スキー場」と同じく泉ヶ岳山麓にある「泉ヶ岳スキー場」。ファミリーや初心者向けで知られますが、非圧雪エリアもあって、上級者には穴場のスキー場です。麓付近には幅が広く、スキーが初めての人でも滑れる初心者向けのコースが中心。山頂付近にはスリルを感じながら滑走が楽しめる「ダイナミックバーンコース」などの上級コースが揃っています。スキーデビュー前のお子様にはゲレンデから離れた場所に「チビッコそり場」が2カ所あるので、スキーヤーが滑り込んでくる心配もなく雪遊びが楽しめます。

スキー場からは、仙台市全体のみならず、蔵王連峰や太平洋などまで一望!アクセスは、仙台市中心部から車で約50分。地下鉄泉中央駅から路線バスに乗れば、約40分ほどで到着します。

泉ヶ岳スキー場の詳細情報はこちら

エリアでも早い時期にオープンする「みやぎ蔵王えぼしリゾート」

リフト
「みやぎ蔵王えぼしリゾート」は、エリアの中でも早い時期にオープンを迎えるスキー場。標高2,628メートルの高さを誇る烏帽子岳の中腹に位置し、豊富な雪に恵まれているため、一足早くスキーを堪能することができます。

あたり一面真っ白なゲレンデには、初心者でも4,300メートルのロングランを味わえる「ダイナミックコース」やターンの練習をしながらゆっくり滑れる「ファミリーゲレンデ」など、多彩なコースを配置。スキー上級者なら、名物の「チャレンジコース」にも挑戦してみましょう。降り積もったままの雪を味わえる非圧雪コースで、体が宙に浮くような浮遊感も味わえます。

アクセスは、仙台駅から車で約60分。仙台駅や名取駅などから、シャトルバスも運行します。仙台駅からシャトルバスを利用するなら、往復バス料金とゴンドラ共通リフト6時間券がセットになったお得なリフト券パックがおすすめ。土日祝日や年末年始は遠刈田温泉から無料のシャトルバスも運行されるので、遠刈田温泉に宿泊して気軽にスキーを楽しめます。

「みやぎ蔵王えぼしリゾート」が気になる方はこちら!

レベルアップしながら楽しめる「みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場」

スノーボード板
「みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場」は、地元の人々に親しまれるアットホームなスキー場です。麓には、直線ストレートで山の傾斜が緩やかな「侭の上ゲレンデ」、滑走距離が650メートルと程よい長さの「杉の森コース」など、初心者用コースが充実。中腹には中級コース、頂上付近には上級コースが配置されているので、少しずつレベルアップしやすいゲレンデです。

「雪だるま&雪像まつり」や「お客様感謝DAY」などのイベントも目白押し。無料そり乗り場やキッズスペースなどファミリーで楽しめる施設のほか、初心者に人気のスクールや、家族で行けばリフト券がお得になる「ファミリー券」も揃っています。子連れでスキーは難しいと思っている方にもおすすめです。

みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場の詳細情報はこちら

キッズのリフト料金がお得な「みやぎ蔵王白石スキー場」

スキーヤーの後ろ姿
「みやぎ蔵王白石スキー場」は、キッズがお得に楽しめるスキー場です。未就学児、小・中学生にはリーズナブルなリフト券があり、高校生にはリフト1日券と食事券、レンタル割引券がセットになったパックが販売されています。コースは、初心者に最適の「ファミリーコース」、松島まで見渡せる「Eコース」、非圧雪のフリーエリアなどさまざま。キッズパークでは、無料でそりなどの雪遊びが楽しめます。

スキー場には、土日祝日や年末年始などに白石蔵王駅から白石駅を経由する無料送迎バスが運行。白石蔵王駅から約50分でスキー場に到着します。車がなくても、ファミリーや友達同士で気軽に行けるスキー場です。

みやぎ蔵王白石スキー場の詳細情報はこちら

仙台市と山形市の間にある「みやぎ蔵王セントメリースキー場」

多くの人で賑わうゲレンデ
「みやぎ蔵王セントメリースキー場」は、仙台市と山形市の間にあるスキー場です。国道沿いにあり、インターチェンジ(IC)から近いのでとても便利。仙台市街からは約40分、山形市街からは約25分で行くことができます。山形自動車道は、ゲレンデのコースとリフトが高速道路と立体交差するほど近くにあります。

ゲレンデは、山形自動車道と立体交差する珍しい「スターライトコース」や、最大幅100メートルの「ミルキーウェイコース」など4本。さらに、お子様向けにスノーエスカレーター付きのキッズランドを完備。リフト券・食事券・ソフトドリンク券がセットになったファミリーパックもあるので、家族みんなで行くのがおすすめです。

みやぎ蔵王セントメリースキー場の詳細情報はこちら

スイス風のホテルで温泉も楽しめる「オニコウベスキー場」

ゲレンデ
「オニコウベスキー場」は、鳴子温泉郷にあるスキー場です。山稜部と山麓部に分かれたスキー場のコースは、ブナの樹氷やパノラマを楽しめる「フォレストロード」などの初級コースから、最大斜度34度ですり鉢状のコブもある「スネークロード」などの上級者でも手強いコースまでバラエティ豊か。

ゲレンデの目の前にスイスシャレー風のホテルが併設されているほか、近くには、鬼首温泉の旅館やペンション村もあり、夜は宿でゆったり。日帰り入浴施設も近くにあるので、鬼首温泉に入ってから、市営バスで約40分の鳴子温泉まで行ってもいいでしょう。

オニコウベスキー場の詳細情報はこちら

雪遊びデビューがきっと楽しい体験に!「やくらいファミリースキー場」

初めての雪遊び
「やくらいファミリースキー場」は、春から秋は花々が咲き乱れる「やくらいリゾート」にあります。平均斜度は12度と初心者や初級者が練習しやすいゲレンデが特徴。最大幅は400メートルで視界が広く、キッズゲレンデもあるので、ファミリーにぴったりのスキー場といえます。

山麓をクロスカントリースキーを履いて散策することもできて、初めて雪に触れるお子様にも楽しい体験となることでしょう。場所は、古川駅から約40分。国道から「やくらいリゾート」の看板を左折してすぐの場所にあります。

やくらいファミリースキー場
住所:宮城県加美郡加美町字味ヶ袋やくらい原1-9
営業期間:例年12月中旬〜3月中旬
やくらいファミリースキー場公式サイト

個性豊かなスキー場で冬の宮城を満喫しよう!

雪上車
今回紹介したスキー場の中には、「かんじき」で雪山の中を散策するスノーシュー体験や、標高の高い山の頂上へ向かって歩くキャットツアーなど、スキー以外のアクティビティを開催しているところもあります。スキー場周辺の宿に泊まって、1日目はスキー、2日目はツアーに参加してみるのも貴重な思い出になることでしょう。ぜひこの記事を参考に、あなたならではの冬の思い出を作ってください。

WAmazing Snowの各スキー場の詳細情報ページでは、お得な情報だけでなく、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する衛生対策なども確認できます。計画の際にご活用ください。

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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