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北海道札幌市南区の滝野スノーワールドとは?
北海道札幌市内の国営滝野すずらん丘陵公園は、冬になると、滝野スノーワールドとしてオープンします。お子さんや初心者にぴったりな滝野スノーワールドはどのようなスキー場なのか、その特徴を見てみましょう。
初心者に優しい、ゆるやかな傾斜のゲレンデ
滝野スノーワールドは、1コースのみのシンプルなスキー場です。こちらのスキー場唯一のコース「ファミリーゲレンデ」は長さ250メートル、平均斜度7度のゆるやかなゲレンデなので、初心者の練習や子どものスキーデビューにも最適です。
レンタル可能なグッズをチェックしよう
自分のスキー用品を持ち込んでスキーを楽しむのもいいですが、荷物が多くなってしまいがちなのがデメリットですよね。できる限り少ない荷物でスキー場へ行きたいなら、レンタルの利用が便利です。滝野スノーワールドでは、スキー用品のレンタルサービスを行っています。スキー板、ストック、スキー靴の3点セットを1日単位で貸し出しています。これらに加えて、手袋と帽子、ゴーグルの小物3点セットのレンタルも用意されていて非常に便利です。
ただし、スキーウェアのレンタルは子ども用のみで、大人用のレンタルを行っていないため、大人はスキーウェアを持参する必要がある点に注意が必要です。
服装選びの際に天候も確認しておこう
スキーは、天候がゲレンデのコンディションを左右することが多々あります。そのため、スキー場で快適にスキーを楽しむためにも、事前に現地の天候をチェックしておくことをおすすめします。
家族連れにもおすすめ!
滝野スノーワールドには、緩やかで初心者や子どもでも滑りやすいゲレンデだけではなく、ファミリーにうれしいアクティビティも多彩な点がメリットです。
親子で楽しめるチューブそり
滝野スノーワールドには、そり専用ゲレンデが整備されており、国内最大級の200メートルのゲレンデに6コースあります。チューブそりに乗り、このコースを一気に滑走するスピード感は迫力満点で、大人も子どもも楽しめます。そり専用ゲレンデの隣には、一般的なそりで遊べる「ちびっ子そりコーナー」もあるので、小さなお子さんも安心してそり遊びができるのも魅力です。
遊具で遊べるキッズ向けのスポット
緩やかなゲレンデでも、まだスキーを滑るには早すぎる、という3歳程度の子どもでも楽しく雪遊びができるスポットが、滝野スノーワールドにあります。そり専用ゲレンデが急すぎるという場合でも、場内の「ロッジゆきざき」前にある「プッチそりコーナー」なら、なだらかなゲレンデでチューブそりを楽しめます。
そして、国営滝野すずらん丘陵公園の南側にある「滝野の森ゾーン」は、雪に触れながら遊べるエリアです。
また、そりゲレンデに隣接する「虹の巣ドーム」では、室内に張り巡らされたネット遊具で遊べます。雪遊びに疲れたら、暖かい屋内で遊んでみてはいかがでしょうか。
エリア内にある「森の交流館」にはベビーベッドや授乳室を完備、スタッフが常駐しているので安心です。また、ボールプールも設置しているので、屋内でも雪遊びとはまた違った遊びが楽しめます。キッズスペースは他に、滝野スノーワールド東口に位置する「東口休憩所」や隣接する「カントリーハウス」内にもあるので、遊ぶエリアに合わせて活用しましょう。
レストランなどスキー場の施設情報
スキーや雪遊びでお腹がすいたときは、おいしい食事で空腹を満たしたいものです。滝野スノーワールドでは、温かい食事が取れるレストランがカントリーハウス内にあります。
カントリーハウスで温かい食事を
東口付近にあるログハウス風の施設「カントリーハウス」には、定員100席のレストランがあります。ドリアやグラタン、パスタなどの洋食以外に、カレーやラーメンなどの定番ゲレンデ食やデザートも豊富に取り揃えています。冬季限定でカレーうどんやガパオライスなども味わえ、お子様カレーやハンバーグなど、子ども向けメニューが多いのも特徴です。
休憩所が充実
滝野スノーワールドでは、東口休憩所の他に「こどもの谷休憩所」、「中央口休憩所」の計3カ所の休憩所を備えています。各休憩所には軽食コーナーが併設されており、休憩がてらに食事を取ることもできる、便利な施設です。
滝野スノーワールドへのアクセス
スキー場へ行くときにまずチェックしておくべきポイントが、アクセス方法です。滝野スノーワールドへのバス、車それぞれでのアクセス方法を紹介します。
最寄りのバス停留所は?
滝野スノーワールドへは、バスを利用してアクセスでき、最寄りバス停留所は「すずらん公園東口」となります。札幌市営地下鉄南北線の「真駒内駅」より、中央バス「滝野線」に乗車すると、約32分で最寄りバス停のすずらん公園東口に到着します。
車での行き方は?
札幌市内から車を利用して滝野スノーワールドへ行くには、創成川通、平岸通を経由し、約45分でアクセスできます。滝野スノーワールドがある国営滝野すずらん丘陵公園には、中央口、樽見口、滝の森口の3カ所の入口があり、それぞれに駐車場があります。ただし、樽見口のみ冬季利用はできないので注意しましょう。
滝野スノーワールドに行きやすいホテルを紹介
札幌市内からアクセスが良く、日帰りがしやすい立地にある滝野スノーワールドですが、泊まりがけでスキーを楽しみたいというときには、ゲレンデへのアクセスが良いホテルの利用が便利です。公共交通機関での滝野スノーワールドへのアクセスの拠点となる真駒内駅へ行きやすい場所にあるホテルを、2軒紹介します。
札幌グランドホテル
札幌グランドホテルは、札幌の中心駅であるJR札幌駅から徒歩約10分の場所にあります。札幌駅から真駒内駅までは電車でおよそ30分です。地下鉄さっぽろ駅とホテルの間は、「札幌駅地下歩行空間」という地下道で接続されているため、寒い日や悪天候でもアクセスしやすいのがメリットです。
客室は広々としており、東館の客室には洗い場付きのバスルームも備えているので、ファミリーでの宿泊にもピッタリです。交通の便が良いのはもちろん、札幌の中心地にあるため、スキーに加えて札幌観光の拠点としても便利なホテルです。
札幌グランドホテル
住所:北海道札幌市中央区北1条西4丁目
アパホテル&リゾート札幌
アパホテル&リゾート札幌は、札幌駅からバスで約30分の石山通沿いにあります。真駒内駅との間を無料シャトルバスで結んでおり、スキー場へのアクセスも便利です。
館内には露天風呂や木香風呂など、バラエティ豊かな16種類のお風呂があるので、スキーで疲れた体をお風呂でゆったりと癒すこともできます。客室は2020年3月にリニューアルされています。
アパホテル&リゾート札幌
住所:北海道札幌市南区川沿4条2丁目
お子さんの雪デビューにおすすめ「滝野スノーワールド」
国営滝野すずらん丘陵公園内にある滝野スノーワールドは、緩斜面の滑りやすいゲレンデのほか、子どもが遊びやすいエリアが充実しています。ファミリーに最適のスキー場なので、家族での北海道旅行を計画している方はぜひ訪れてみてくださいね。札幌市内から車または公共交通機関でアクセスしやすいので、札幌観光の前後にも気軽に行けるでしょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
滝野スノーワールド 北海道
コース | 1 |
リフト | 1 |
最長滑走距離 | 250 m |
最大斜度 | 10 ° |