目次
観光地としても楽しめる!「小樽天狗山スキー場」
「小樽天狗山スキー場」は、小樽の都市部から近い位置にあるスキー場です。ロープーウェイでアクセスできる高台にあるので景観は抜群。ゲレンデの頂上からは小樽市街はもちろん、日本海まで見渡せます。
美しい景色を見ながらコースの数々!
「小樽天狗山スキー場」のコースは初級者向けが30%・中級者向けが40%・上級者向けが30%となっています。利用者の約8割がスキーヤーで、スノーボードの数を大きく上回るのが特徴です。
「小樽天狗山スキー場」の魅力の一つは、景色の良さ。観光客でもゲレンデの眺めを楽しめるように、観光用のロープウェイが設置されています。
オリンピックの舞台にもなった上級者コースが多い
「小樽天狗山スキー場」では、上級者が腕を磨くための練習コースが豊富に揃っています。オリンピックに出場経験のある有名スキーヤーを輩出したこともあり、歴史ある名門ゲレンデとして認知されてきました。スキー競技会の開催場所に数回選ばれた実績もあります。
急斜面でのウェーブやコブ滑りなど、他のゲレンデではなかなか味わえないプロ仕様のコースは圧巻です。
「小樽天狗山スキー場」の一押しポイント
知れば知るほど深く楽しめる「小樽天狗山スキー場」のさらなる魅力に迫ります。
日本海に飛び込むような爽快ダウンヒル「ロングラインコース」
最大斜度23度、全長1,247メートルの「ロングラインコース」は、山頂から麓まで一気に滑り降りる爽快感が売りのコース。日本海と小樽の港町を一望しながら、まるで海に飛び込んでいくかのようなスリル満載のスキー体験を味わえます。コース幅が広いので、初心者でも比較的滑りやすいのが特徴です。
最大斜度40度以上のコースが2つ!
「小樽天狗山スキー場」には、最大斜度40度以上の上級者コースが2つあります。営業期間中ならいつでも滑れる「新コース」は、最大斜度が40度・全長963メートルの迫力あるコース展開となっています。
積雪状況によって滑走の可否は変わりますが、最大斜度42度、全長1,500メートルにも及ぶ「ダイナミックコース」もあります。運良くコースが開放されていたら、ゲレンデ最大斜度のロングクルージングを体験できます。
どちらもテクニカルなコースのため、初級者や子供は連れずに上級者のみで挑戦するのが賢明です。
手ぶらで楽しめる!レンタルセンターが充実
遠方からスキー場に行く場合、なるべく荷物は少なくしたいものですよね。「小樽天狗山スキー場」では、利用者が手ぶらでも安心して来られるように、充実したレンタル用品を取り扱っています。
スキー・スノーボードはもちろん、用具とウェアのセットレンタルもあります。用意されているサイズはキッズ用から大人用までと幅広く取り揃えられています。誰でも安心してスキーを楽しめますね。
英語対応のスキーレッスンを実施
初めてスキーに挑戦する外国人向けに、英語対応のスキーレッスンも用意されています。インストラクターからのサポートをしっかりと受けられるため、初級者でも安心してスキーデビューができます。
小樽のロマンティックな夜景を楽しむ
ゲレンデ山頂からの眺望は格別。昼は小樽の街並みが綺麗に見えますが、夜になると雰囲気は一変。港や街の灯りが煌めくムード満点の夜景に様変わりします。
小樽天狗山から眺める夜景は、北海道三大夜景の1つとも言われるほど。ロープウェイで山頂まで行くと、眼下一面に広がる夜景を独り占めすることができます。
室内で快適に夜景を堪能したい場合は、山頂にある展望レストランを利用するのも良いでしょう。大きな窓から夜景のパノラマ景色が見えるため、デートにもぴったりです。
「小樽天狗山スキー場」ゲレンデ内のレストラン情報
「小樽天狗山スキー場」のレストランは、ゲレンデ上部にある「TENGUU CAFE」です。レストランの入っている建物まで、ロープウェイを使って一気に登ることができます。
TENGUU CAFE
「TENGUU CAFE」の一番の売りは、やはり何と言っても眺望の良さ。約25メートルものバーカウンターが広がる窓際からは、夜になると美しい夜景が拝めます。
数あるメニューの中でも、ニシンの揚げ物をご飯に載せた「おたる群来太郎丼」や、「天狗岩カレー」など、特色のある料理が特に人気です。
また、スキー場のレストランにしてはドリンクの種類が多く、オレンジジュースやブレンドコーヒー、ダージリンティーなどの他に、生ビールや小樽ワインなども注文できます。
同じ建物内には小樽スキー資料館や天狗山ギャラリーなど、ちょっとした見学スポットがあるので、時間があれば立ち寄ってみるのも良いでしょう。
「小樽天狗山スキー場」へのアクセス
「小樽天狗山スキー場」は、アクセスの良さも魅力です。小樽運河やおたる水族館などの観光スポットを巡った後でも、無理なくゲレンデを目指せます。
車でのアクセス
自家用車やレンタカーなどでゲレンデを目指す場合は、札幌南ICからは約55分、小樽ICからであれば約15分で「小樽天狗山スキー場」に到着します。
新千歳空港から車に乗って札幌南IC、小樽ICを経由してゲレンデに向かう場合は、空港から約85分かかります。スキーシーズンは大量の積雪が予想されるので、車で向かう際にはタイヤにしっかりとチェーンを巻きましょう。
公共交通機関でのアクセス
車以外にも、電車かバスで向かう方法があります。電車の場合は、札幌駅からJR函館本線に乗ると約40分で小樽駅に着きます。小樽駅からは、路線バスで約17分でスキー場に到着です。
一方、バスで向かう際は札幌駅から小樽駅まで高速バスを利用するのがおすすめです。日中は10分ほどの間隔で運行しているため座れる可能性が高く、移動自体が楽になります。札幌駅から小樽駅までは、高速バスの場合約60分かかります。
電車の場合と同様、小樽駅からは路線バスで「小樽天狗山スキー場」を目指すと良いでしょう。
「小樽天狗山スキー場」周辺のおすすめ宿泊施設
せっかくスキーをするのなら、帰りのことを気にせずに泊りがけで遊び尽くしたいものです。「小樽天狗山スキー場」の周辺には身も心もリラックスできる宿泊施設があるので、紹介します。
天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽
温泉と北海道の贅沢な料理を堪能したい人には、小樽駅からすぐの「ドーミーイン PREMIUM小樽」がおすすめです。小樽運河を彩るガス灯をイメージした灯の湯は、レトロモダンな情緒を感じながら疲れを癒せる天然温泉です。
また、北の幸をふんだんに使った料理はどれも贅沢で、宿泊者から高い評価を得ています。スキーでくたくたになった後は、温かい温泉と美味しい料理でリラックスしてはいかがでしょうか。
天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽
住所:北海道小樽市稲穂3-9-1
ヴィラ・マウンテング
ペンション風の宿で落ち着いた時間を過ごしたいのであれば、天狗山の麓にある「ヴィラ・マウンテング」がおすすめです。華美な装飾はない代わりに素朴な温かみのある宿で、静かにゆっくりと寛ぐのに向いています。
チェックインをはじめ、館内は基本的にセルフサービスです。宿というよりは別荘に来たような感覚で、スタッフの目を気にせずにのんびりとできます。
レストランはガラス張りのため光がよく入り、開放的な雰囲気です。夜になると小樽の夜景を一望しながら食事ができ、旅の非日常感を満喫できます。
ヴィラ・マウンテング
住所:北海道小樽市最上2-13-1
アクセス便利で眺望抜群!歴史ある「小樽天狗山スキー場」
「小樽天狗山スキー場」は、有名スキー選手を数多く輩出してきた歴史ある名門スキー場です。そのため、滑り応えのある上級者向けコースも揃っています。
山頂からの眺めは絶景で、日が沈むと美しい夜景を眺めることもできます。景色を見ながら食事ができる展望レストランもあるので、カップルで訪れるのにも向いているゲレンデです。
周辺にはリラックスできる宿泊施設もあるので、北海道へのスキー旅行を考えている人は、是非「小樽天狗山スキー場」へ足を運んでみてください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
小樽天狗山スキー場 北海道
コース | 5 |
リフト | 3 |
最長滑走距離 | 1,247 m |
最大斜度 | 40 ° |