【極上の雪質】「名寄ピヤシリスキー場」の特徴は?アクセス・宿泊情報も紹介

2021年11月12日(金)
名寄ピヤシリスキー場は、北海道の中でもとりわけ寒さが厳しいエリアに位置し、ダイヤモンドダストや極上のパウダースノーが満喫できることで知られます。中級・上級向けのエキサイティングなコースが多く、何度訪れても飽きない魅力があります。もちろんレンタルやスクールも揃っています。そんな「名寄ピヤシリスキー場」の魅力をご紹介します。

中級コースが全体の半数以上「名寄ピヤシリスキー場」

スキーをする二人
名寄ピヤシリスキー場は、北海道北部の名寄市に位置します。名寄市は昼間でも冷え込みが強く、積雪量が多い地域です。そんな名寄市にあるピヤシリ山西麓の九度山の南斜面にひらかれたスキー場で、雪質が自慢!積雪状況によって異なりますが、名寄ピヤシリスキー場では例年12月上旬から3月下旬まで滑走することできますよ。それでは、ゲレンデの特徴を詳しくみていきましょう。

中級メインの9コースを楽しめるゲレンデ

名寄ピヤシリスキー場は、ペアリフト4基、初級から上級までの計9つのコースが設置されており、中級コースが全体の半数以上を占めています。上級を目指す中級者は、変化に富んだ全長1,700メートルの「スーパージャイアントコース」や起伏が激しい「ジャイアントコース」、緩急の変化が楽しめる「スラロームコース」にチャレンジしてみましょう。一気に加速する滑りが満喫できる「ダイナミックコース」や、全長1,800メートルの新設コース「イースタンコース」も中級者に人気です。

上級者なら一度はトライしたいのが、大きな急斜面がある「チャレンジコース」です。最大傾斜35度のロングコース「エキスパートコース」も滑りごたえがありますよ。

初級者は、白樺林の中を縫うように滑走する「林間コース」や緩斜面が続く「パノラマコース」がおすすめです。

レンタルやレッスン充実「名寄ピヤシリスキー場」の魅力

スキーをする足元
多彩なコースのほかにも、名寄ピヤシリスキー場には多くの人を惹きつける魅力があります。特に雪質のクオリティの高さやレンタル用具の充実度、スクールの講師のレベルの高さには定評があります。

北国ならではの上質なパウダースノー

名寄ピヤシリスキー場の最大の魅力は上質なパウダースノーです。極寒の地として知られる旭川よりもさらに北に位置するため、雪質は粉のようにサラサラで、冷え込みが強い晴れの日はダイヤモンドダストが見られることもあります。雪けむりを巻き上げながら新雪の中を滑る気持ち良さを満喫しましょう。スキー場はかなり冷え込むので、十分に防寒対策をしてから向かいましょう。

レンタル豊富で道具が揃う

スキー場では、スキーやスノーボード用具のレンタルを行っており、手ぶらで来場してもすぐにゲレンデにくり出せます。専門のスタッフが用具選びをサポートしてくれるので、ぴったりのサイズがすぐに見つけられるでしょう。カービングスキー・パウダー用スキー・スノーボード・ウェアの取り扱いがあり、ゴーグルや帽子、手袋などの小物類のレンタルも可能です。レンタル時は運転免許証などの身分証明書を忘れずに持参しましょう。

SAJ公認講師によるレッスンあり

名寄ピヤシリスキー場では、シーズン中、全日本スキー連盟(SAJ)公認のスキースクールが行われます。担当するのはSAJ公認インストラクターで、短期間でも集中してスキルアップが目指せるでしょう。

基本的に、一般レッスンスキー・小グループレッスン・グループレッスン・プライベートレッスンから選択でき、それぞれ午前の部と午後の部に分かれています。

小さな子どもや初心者を対象にした冬休みジュニア教室や、幼児教室、日曜教室、夜間教室なども開催されています。

ゲレンデ内に食堂は2カ所

味噌ラーメン
名寄ピヤシリスキー場は、リフト4基が設置された広大なスキー場です。スキー場に行く前に、食事処や休憩場所の位置を確認しておきましょう。ゲレンデ内の食堂は「スキーレストラン」と「ログパノラマ」の2カ所がありますが、ログパノラマは現状休業中です。

ゲレンデが一望できるスキーレストラン

スキー場のメインレストランとなるのがゲレンデ麓にある「スキーレストラン」です。約120名が収容可能な大食堂で、窓からはゲレンデが一望できます。カレー・ラーメン・牛丼などさまざまなメニューをリーズナブルな価格で食べることができます。唐揚げや肉まんなどのスナック類もあるので、ランチタイムはもちろん、アフタースキー後のティーブレイクにも重宝するでしょう。

名寄ピヤシリスキー場への交通アクセス

旅行者
名寄ピヤシリスキー場は九度山の麓の自然豊かなエリアですが、名寄市街地からほど近く、付近にはJR宗谷本線も通っています。バス・JR・車などを利用してスムーズにアクセスする方法を紹介します。

車での行き方

札幌方面からは「道央自動車道」を経由します。「士別剣淵I.C.」を出た後は、国道40号線に入り、道道61号線、道道537号線を進みます。名寄市の大通北9丁目交差点を左折し道道939号線に入り、しばらく山道を進むと目的地に到着します。名寄市街地からは約8.7キロメートル、車で20分前後です。道路状況によって異なりますが、札幌方面からの所要時間は3時間弱、旭川方面からは2時間弱です。

バスでの行き方

名寄市内からスキー場までは路線バス「名士バス」が運行しています。市外・道外から来場する場合は、JR名寄駅で下車し「名寄駅前」バス停から「ピヤシリスキー場行」のバスに乗車しましょう。終点の「ピヤシリスキー場」バス停までは約30分です。

スキー場利用者のバス運賃は無料で、1日に計5便の運行があります。スキーシーズン中と、シーズン以外では運行時刻に違いがあるので注意しましょう。

名寄ピヤシリスキー場周辺のホテルを紹介

温泉
名寄ピヤシリスキー場は道道939号線の終点近くに位置し、周囲は美しい自然に囲まれています。付近に宿泊施設は多くはありませんが、上質な温泉が楽しめる宿があり、スキーの疲れを癒してくれるでしょう。シーズン中は混み合う可能性があるので、予約はお早めに。

なよろ温泉サンピラー

「なよろ温泉サンピラー」は、スキー場を出てすぐの道道939号線沿いにある温泉自慢のホテルです。天然温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩泉で、明るく開放的な大浴場とサウナ風呂があり、日帰り入浴も可能です。

客室は洋室と和室の2タイプから選べて、1泊2食付きのリーズナブルな価格設定です。夕食は鍋コース、円卓コース、バーベキューコースの3種類があります。北の幸をたっぷり堪能しましょう。

館内には、ピヤシリスキー場のオリジナルグッズを扱う売店や自由に利用できる休憩所・ギャラリー・ゲームコーナー・レストランなどがあります。アフタースキーを宿でゆっくりと過ごしましょう。

なよろ温泉サンピラー
住所:北海道名寄市日進

「名寄ピヤシリスキー場」でスキーをした後は温泉へ

スノーボーダー
北海道には雪質の良いスキー場が多いですが、その中でも名寄ピヤシリスキー場は多くのスキーヤーの評価を得ています。コースの多彩さやレンタル用具、スクールの充実度など、どれをとっても素晴らしく、スキーを楽しみたい人はもちろん、しっかり練習に打ち込みたい人にも最適な場所といえるでしょう。スキー場周辺には「なよろ温泉」があり、日帰り入浴も可能です。アフタースキーの楽しみがあるのも大きな魅力ですね。

名寄ピヤシリスキー場の詳細情報はこちら

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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