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初心者・初級者に支持されるアップかんなべ
アップかんなべは、神鍋山の斜面を利用して作られています。夏場もサマーゲレンデとして利用されていますが、今回は冬のスキーゲレンデを中心にご紹介します。
コースが豊富なパーク
アップかんなべには4つのコースが用意されています。全長680メートルのゆったりとしたコースが魅力の初心者向け「うえ野平コース」、スキーにちょっとだけ慣れた初級者向けの「中央コース」、中級者から上級者向けの「北陸コース」、ナイターゲレンデとしても人気がある「みやの森コース」です。
ナイターゲレンデは、「中央コース」と「みやの森コース」で楽しむことができます。尚ナイターゲレンデは「みやの森」では毎日開催されますが、「中央コース」では金・土・日・祝のみです。6時から開催されるナイターゲレンデは、昼のスキーとはちょっと違った幻想的な雰囲気があり、雪のコンディションもよいと評判ですよ。
また、雪そのものが初めての子どものための「キッズエリア」もあり、家族で雪合戦などの雪遊びを楽しむこともできます。
小さなお子さんがいる家族もみんなが楽しめる
ここからはさらに、アップかんなべを深く掘り下げて、魅力を紹介していきます。
キッズエリアも充実
アップかんなべのキッズエリアに、「雪のゆうえんち」があります。ゆうえんちでは、滑り台やゴーカート、メリーゴーランドなどの遊具があり、さらに熱気球体験やスノーラフィティング体験、そり遊びなど、様々な楽しみ方ができますよ。
チケット売り場の目の前に設置される「雪のゆうえんち」のほかにも、中央キッズエリアには「キッズウェイ」があります。スキーを履いたまま乗れる動く歩道があるので、まだリフトに乗るのが怖い子どもでも、これを利用することでスキーデビューがしやすくなりますね。
また、うえ野平キッズエリアにはスーパーキッズウェイがあります。こちらは全長150メートルの動く歩道です。コースが長く、スリル満点のそり遊びも楽しめます。
レンタルショップが多い
アップかんなべにはレンタルショップがたくさんあります。中央エリアには「アップかんなべ中央レンタル」、うえ野平ゲレンデには「レンタルハウス京屋」、そしてみやの森ゲレンデには「ラクーンドッグ」などがあり、どのコースからも簡単にアクセスできます。レンタルできるものは、スキーセット、ボードセット、ウェア上下を中心に、スキーブーツ、帽子やゴーグル、ソリなど細かいものも貸し出しています。スキーにはたくさんの荷物が必要ですが、レンタルを利用すれば、手ぶらでスキーを楽しめますね。
昼食は何食べる?周辺の食事処を紹介
アップかんなべには、食事ができる場所も豊富にありますが、特におすすめのレストランを紹介します。
ナイター終了まで営業「ラクーンドッグ」
みやの森ゲレンデ付近には、ナイター終了まで営業している「ラクーンドッグ」があります。たっぷり夜まで楽しんだ時でも小腹が満たせるのが嬉しいですね。落ち着きのある山小屋風の内装で、ゆったりくつろぐことができます。
このお店では、スキー用品のレンタルも一緒に行っています。夜までしっかり楽しみたい時にはここでレンタルすると返却時も楽々ですよ。
中央コース下「アルプス」
中央ゲレンデエリアには、「アルプス」があります。こちらでは、きつねうどんやカレーうどん、ミートスパゲティなどの麺類や中華丼や牛すじカレーなどの料理が楽しめます。特におすすめなのが肉うどんで、スキー客からも人気の一品です。また、ホットケーキやクレープなどの軽食も用意されていますので、気軽に利用してみましょう。
ゲレンデにほど近い場所にある「道の駅 神鍋高原」には、「お食事処 かんなべ」と「喫茶 マロニエマジータ」があります。「お食事処 かんなべ」には地元食材を使ったバイキングがあり、観光客で賑わっています。「但馬牛すじうどん」や「但馬鶏のから揚げ定食」などもおすすめです。バイキングは土・日・祝日のみの実施です。「マロニエマジータ」には定食類や麺類のメニューのほか、デザートやアルコールも用意されています。
アップかんなべへのアクセス方法
ここからは、アップかんなべへのアクセス方法について解説します。
車での行き方
アップかんなべへ行くのに最も近いインターチェンジは、北近畿豊岡自動車道「日高神鍋高原I.C.」です。ここを降り、国道482号線を村岡方面へ向かい約15分で到着します。スキー場というと、山の上が多いので交通の便が悪いことも多いのですが、このアップかんなべはこのアクセスの良さも1つの特徴と言えるでしょう。駐車料金は平日・ナイターは無料、土・日・祝日は有料です。
電車・バスでのアクセス
電車で行く場合、最寄りの駅は山陰本線「江原駅」です。この駅を下車した後は、全但バスの「神鍋高原行」に乗ります。約25〜35分で到着する予定となっています。
江原駅までは、東日本方面からくる場合は東海道新幹線「京都駅」で下車し、特急きのさきに乗って江原駅まで行くのがよいでしょう。京都駅から江原駅まで約2時間30分ほどかかります。
西日本方面からは、東海道新幹線「新大阪駅」で下車しJR京都線にのって「大阪駅」まで行き、そこから特急こうのとり、または特急北近畿に乗って約3時間で江原駅に到着します。
スキー場周辺にある宿泊施設は?
最後に、アップかんなべ周辺の宿泊施設について紹介します。
神鍋ハイランドホテル
アップかんなべのすぐ近くの「神鍋ハイランドホテル」は、アップかんなべでスキーをするには最適の場所にある宿泊施設と言えるでしょう。お部屋はシンプルな和室で、余計な設備が無いので、合宿所としても人気のホテルです。また共同浴場があり、スキーでの疲れをゆったりと癒すことができます。
料理は地元の食材を使った和食が中心となっており、特に黒毛和牛の溶岩焼がおすすめです。冬は日本海で採れたカニのコース料理もあり、カニ刺しやカニすきなどを楽しめますよ。
神鍋ハイランドホテル
住所:兵庫県豊岡市日高町太田1番地
のんきPaPaの鳥図鑑
「のんきPaPaの鳥図鑑」は神鍋高原にあるペンションです。客室は全部で7つで和室と洋室があり、アメニティ類も完備されています。夕食は他のお客様と一斉に食べるような形になっており、地元食材を使用した料理が堪能できます。
お風呂は貸し切り家族風呂があり、チェックインの時に時間を予約するようになっています。また、シーズン中はスキーのレンタルサービスなども行っていますが、事前に予約が必要です。
館内にはmamaさんのアトリエがあり、パッチワーク教室なども定期的に開催されているので興味がある方はチェックしてみてください。
のんきPaPaの鳥図鑑
住所:兵庫県豊岡市日高町栗栖野61-1
雪デビュー・スキーデビューならアップかんなべ
アップかんなべは、初心者や家族連れに人気がある施設です。今回はスキーに絞って紹介しましたが、ここは年間通して楽しめるので、スキーシーズン以外の時期もおすすめです。また、アクセスが良いため気軽に遊びに行くことができるのも嬉しいですね。今年の冬は「アップかんなべ」でたっぷりウィンタースポーツを満喫してみてはいかがでしょうか。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
アップかんなべ 兵庫県
コース | 6 |
リフト | 5 |
最長滑走距離 | 1,000 m |
最大斜度 | 33 ° |