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マイナス30度の幻想的な氷の世界「星野リゾート トマム スキー場」
北海道勇払郡の「星野リゾート トマム スキー場」は、日本有数のスケールを誇る滞在型スノーリゾート。総面積1,000ヘクタールの広大なゲレンデには、山の最大傾斜が5度の初心者向け「ビギナースチョイス」、雪化粧した針葉樹が美しい「シルバーベル」など、合計29種類もの多彩なコースが用意されています。
このほか、ゲレンデ麓にはキッズパーク「ニポタウン」も併設。スキーを滑らない子どもも楽しめる、ソリやスノーストライダーなどのアクティビティーが充実。
スキーに挑戦したいお子さんがいれば、パーク内で子ども向けのスキーレッスンも開催されているので参加できますよ。ウェーブやポールを使いながら、楽しくスキーの基礎を学べるはずです。
そんな「星野リゾート トマム スキー場」では、事前予約制ですが1日1組限定で氷のホテルでの宿泊体験があります。一枚の氷で作られたドームの中には、氷のベッド、テーブル、イスが配置されているほか、マイナス30度まで耐えることのできる保温性抜群な寝袋も完備されています。
ちなみに、氷のホテルの隣には、氷の露天風呂も併設。周囲を雪化粧した白樺に囲まれた幻想的な雰囲気の中、熱々の温泉で疲れを癒しましょう。
風の音しか聞こえないほどシーンと静まり返った森の中で、冬のトマムでしか体験することのできない、非日常の世界を味わってみてはいかがでしょうか?
大自然に囲まれた「富良野スキー場」
北海道の「富良野スキー場」は、ニセコと並び道内で高い人気を誇る山岳リゾート。標高1,074メートルの山の斜面に位置していることから、冬は気温が低く豊富な雪に恵まれています。そのため、例年11月下旬から翌年5月の上旬まで存分にスキーを楽しむことができるんです。
そんな「富良野スキー場」は、雪質が良いことでも知られています。ゲレンデは、「北の峰ZONE」「富良野ZONE」2ヶ所のエリアで構成され、緩急のある白樺林を駆け抜ける「ザイラーコース」や、コース最上部から麓にかけて3,000メートル以上のロングランを味わえる「パノラマコース」など、新雪を堪能できるコースが豊富に用意されています。
ゲレンデの麓には、富良野プリンスホテルと新富良野プリンスホテルの2つの宿泊施設が併設。それぞれのホテルには大浴場や露天風呂、フィンランドサウナを備えた温泉施設をはじめ、スパやお土産ショップ、コインランドリー(有料)、地元のポークローストを堪能できるレストラン・カフェが充実しています。
数ある施設の中でも特に人気なのが、新富良野プリンスホテルの駐車場横の小さな街「ニングルテラス」。森の中にひっそり佇むログハウスでは、万華鏡やガラス雑貨、手作りのアロマキャンドルを取り扱う15種類ものショップが軒を連ねます。
夜になりオレンジ色のライトが灯された「ニングルテラス」は、おとぎ話に出てくるような神秘的な雰囲気に。「ニングルテラス」は、富良野市を代表する人気の観光スポットとして、毎年多くの観光客が足を運んでいます。
スキーだけではなくショッピングも楽しめる「軽井沢プリンスホテルスキー場」
「軽井沢プリンスホテルスキー場」は、有名なスキー場が集まる長野県でも一際人気が高いスキー場です。広大なゲレンデは、子どもから大人、初心者から中上級者まで誰もが楽しめるコースレイアウトが特徴。
ナイタースキーも楽しめる「プリンスゲレンデ」やコース幅が広くのびのび練習できる「ファミリーコース」、急勾配の斜面にコブを配置した「アリエスカコース」といった多種多様なコースが充実しています。
「軽井沢プリンスホテルスキー場」ゲレンデ麓の軽井沢プリンスホテルには、超巨大なショッピングモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」が併設。プラザ内には、軽井沢の特産品を豊富に取り揃える「スーベニアコート」をはじめ、カジュアルファッションアイテムが充実した「ニューウエストエリア」など、インテリアや雑貨を含め合計200以上のショップが集結。
ホテルに宿泊してスキーとショッピングの両方を楽しみたいという方は、「軽井沢プリンスホテルスキー場」がおすすめです。
東京から最寄り駅の軽井沢駅まで、北陸新幹線で1時間20分とアクセスも抜群。軽井沢駅からはゲレンデまで1分で行ける、無料シャトルバスも運行されていて便利です。
北海道を代表する滞在型リゾート施設「ルスツリゾート」
北海道虻田郡留寿都村の「ルスツリゾート」は、道内屈指の広さを誇る一大スノーリゾート。1日では滑り尽くせないほどの広大なゲレンデには、最大40度の急斜面がスリル満点な「スーパーイーストコース」、なだらかな傾斜でコース幅が広い初心者向けの「イージートレイルコース」など、合計37種類のバラエティに富んだコースが充実しています。
スキー以外にも、16歳以上限定の「スノーバイク」や辺り一面の雪景色の中を駆け抜ける「スノーモービル」、ゴムボートに乗りながら粉雪が舞う中を滑る「スノーラフティング」、「犬ぞり体験」などのアクティビティーが満載です。「ルスツリゾート」を訪れたら、スキーだけでなくアクティビティーも挑戦してみてください。
スキーコースやアクティビティーが充実したルスツリゾートは、滞在型複合スノーリゾートとしてファミリー層から高い支持を集めています。というのも、スキー場に隣接している宿泊施設「ルスツリゾートホテル&コンベンション」には、メリーゴーランドや4Dシアター、ショッピングモール、室内プールが併設されていて、アフタースキーも遊べる環境があるからです。
絞りたての牛乳とバターをふんだんに使ったシュークリームがシュークリーム専門店やアウトドア用品を豊富に取り扱うショップ、北海道の旬のグルメを堪能できるレストランなどが充実しています。
ひとしきりスキーを楽しんだあとは、ホテル館内の施設で有意義な時間を過ごしてくださいね。
自家製パンが絶品な宿がある「志賀高原横手山・渋峠スキー場」
長野県下高井郡の「志賀高原横手山・渋峠スキー場」は、標高2,307メートルの横手山の麓に広がるスキー場です。日本に数百あるスキー場の中で、もっとも高い標高に位置しています。ハイシーズンの最低気温はマイナス13.4度まで気温が下がることもあることから、豊富な雪に恵まれているのです。ゲレンデには、スキー初心者の練習に最適な「横手山第1ゲレンデ」、急斜面がスリル満点の「横手山キングコース」など、天然雪を存分に味わえるコースが充実。
ターンをする度に宙に舞った粉雪がキラキラと輝く神秘的な光景は、とても綺麗です。見渡す限りの銀世界でのびのびとスキーを楽しんでください。
「志賀高原横手山・渋峠スキー場」で存分にスキーを楽しむなら、ゲレンデ山頂の「横手山頂ヒュッテ」に宿泊するのがおすすめです。
ヒュッテで販売されている、職人が丹精込めて手作りした焼きたてのパンは絶品です。標高の高い場所にあることから「雲の上のパン屋さん」と呼ばれ、夏はパンを目当てに登頂する登山者でごった返すほどの人気店なのです。
クリームシチューをパンで包んだきのこスープや熱々のボルシチの優しい味わいが、疲れきった体にじんわりと染み渡ります。ぜひ、焼きたてパンと一緒に食べてみてください。
標高2,307メートルの山頂からは、世界遺産に登録されている富士山や北アルプスをはじめとする雄大な山々の絶景を一望することができます。朝は空を真っ赤に染める朝焼けが、夜には宝石をちりばめたような満天の星があなたを癒してくれるでしょう。
スキーをした後も宿で充実した時間を過ごそう
いかがでしたでしょうか?スキー場周辺の温泉宿やリゾートホテルに泊まるのも良いものですが、ユニークな宿泊施設が併設されているスキー場に滞在すれば、他では体験できない旅の思い出ができるかもしれませんね。
スキーもアフタースキーも一緒に楽しめるスキー場、ぜひ訪れてみてください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
軽井沢プリンスホテルスキー場 長野県
志賀高原マウンテンリゾート 長野県
ルスツリゾート 北海道
コース | 37 |
リフト | 19 |
最長滑走距離 | 3,500 m |
最大斜度 | 40 ° |