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縦に長いゲレンデが広がる初級ゾーン
ゲレンデ下部に位置する「第1ゲレンデ」は、縦に長く平坦な斜面が広がる初心者用コース。コース幅はそれほど広くありませんが、遠く向こうまで見渡せる抜群の景観と滑りやすさを備えています。
初心者がたくさん練習しているため、所々雪が硬くなっているので注意が必要。標高が低いので、雪質もそこまで良くないことも多いとか。ただしこちらはその日の気温や天候によってコンディションが左右されるので、滑りにくい場合はほかのスキー場に行って練習するのも手です。
幸い志賀高原はエリア共通リフト券なので、コンディションに応じて好きなスキー場に行けるのは嬉しいポイントですね。
麓から山頂まで一気に行ける効率的なリフト配置
第1リフトから第3リフトまでのルートはほぼノンストップで繋がっているため、麓から山頂付近まで一気にアクセスできる効率の良いリフト配置になっています。
移動距離が長いので山頂まで行くためにはある程度時間がかかりますが、移動の手間がほとんどないのは嬉しいポイント。
また、山の斜面にあまり手を加えずにゲレンデを作っているので、大自然の景観をそのままに楽しむことができるのも魅力です。特に第3リフトから見える樹氷群の迫力はもの凄く、間近で巨大な樹氷を見ることができると大評判。志賀高原でトップクラスの標高から見える山々の景色をぜひ堪能してください。
幅の狭い急傾斜コースが揃う山頂エリア
山頂エリアは手強い急傾斜が揃う上級者向けコースになっています。変化が多く幅の狭いコースが多いので、初心者スキーヤー・ボーダーが滑り切るのはかなり厳しいかもしれません。最低限ターン・ブレーキの基礎を習得している方でないと制覇は難しいでしょう。
標高が高いところにある分、雪質のレベルはトップクラス。非圧雪エリアも豊富にあるため、手強いコースを攻略したい上級者にはたまらないゲレンデでしょう。山頂エリアから続くコースからは抜群の景観を見ることができます。
実力が伴なっていないスキーヤーでも、景色を目当てにリフトに上がっても良いでしょう。一応迂回コースもあるので、コースアウトに気を付けてゆっくり下っていけば初心者でも最後まで下りきることは可能です。
中腹にある「クイーンゲレンデ」はスノーボード滑走禁止
第1リフトから分岐して行けるのが「クイーンゲレンデ」。こちらはスキーのみ滑走することができる限定エリアです。初心者に人気の第1ゲレンデが混雑している場合はこちらを使うのも手。特に子どもを練習させたい家族連れスキーヤーにはピッタリです。
山頂にある「横手山頂ヒュッテ」には日本一標高の高いパン屋さんが!
山頂に着いたらぜひ寄りたいのが「横手山頂ヒュッテ」。ここには日本一高い標高にあるパン屋が営業しています。テレビなどでも多数取り上げられる人気のお店。パンは午前中でほとんど売り切れてしまうため、本気で行きたい人はスキー場の営業開始直後に急いでリフトを上がった方が良いです。
「横手山頂ヒュッテ」ではなんと宿泊も可能!運が良ければ朝早くに雲海を見ることができるかもしれません。志賀高原にある山々の上に現れる壮大な雲海は、「一度見たら一生忘れられない。また絶対に見に来たい!」との口コミが多数。宿泊は少人数しかできませんが、本州でも珍しい雲海を見たい方はぜひ予約してみることをおすすめします。
山頂から渋峠エリアにアクセス可能
山頂までリフトで上り切ったら、山の裏手にある斜面から渋峠エリアにアクセスすることができます。コースが2本しかない小規模エリアですが、変化の多い急斜面が広がるゲレンデになっています。
辿り着くまでの難易度は少々高いですが、林に囲まれた急斜面を攻略したいという方はぜひチャレンジしてみてください。
宿泊施設が密集するエリアだから遊びやすい
「横手山・渋峠スキー場」の魅力の一つは、周辺にある宿泊施設からとても近い位置にあること。場所にもよりますが、周辺にある宿からは徒歩5分程度で到着することが可能です。拠点が近いので忘れ物やアクシデントがあったときでも安心。周辺スキー場へのアクセスも良く、遊びやすさは抜群と言えるでしょう。
初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースを備えたスキー場
「横手山・渋峠スキー場」は、初心者と上級者の住み分けがきっちりされているスキー場と評価できるでしょう。平坦で距離の長い初心者向けコースが広がる麓エリアと、急傾斜で幅は狭いが抜群の雪質を誇る山頂エリア、それぞれの魅力・特徴がはっきり分かれているので遊びの幅が広いです。周辺にはアクセスの良い宿泊施設が多いので、家族で楽しみやすいのもポイントの一つですね。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。