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遊園地に隣接!コンパクトなゲレンデ「北海道グリーンランド ホワイトパーク」
北海道グリーンランドホワイトパークは、北海道の岩見沢市にある遊園地「北海道グリーンランド」に隣接したスキー場です。規模はそれほど大きくありませんが、幅広いレベルが楽しめる多彩なコースがあります。岩見沢の市街地から近距離にあるので、週末を利用して地元のファミリーが気軽に来場することもあります。
初心者から上級者まで楽しめるコース
北海道グリーンランドホワイトパーク内には初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースとパークアイテムが設置されています。第1ペアリフトの頂上付近から続く「バンビコース」はゲレンデ最深部の林の中を滑走できるコースで、別名「林間コース」ともよばれています。
バンビコースと平行するのがゲレンデ唯一の上級者向け「アトミックコース」で、その下部にはミドル・ラージ・スモールのキッカーが配置されています。第2ペアリフト沿いには麓のセンターロッジまで思いきり滑走ができる「ウッドヒルコース」があり、初級者や中級者が練習を繰り返すのに最適でしょう。
なお、スノーボードは全面滑走が可能ですが、残念ながらそり遊びはできません。
北海道でも特に雪が多い岩見沢市
北海道の冬は気温がグンと下がり、吹雪で視界が悪くなることもあります。岩見沢市は国から特別豪雪地帯の指定を受けた地域で、雪の多さは格別です。安全にスキーを楽しむためには、天気予報や積雪量のチェックを欠かさないようにしましょう。積雪状況によって変わりますが、北海道グリーンランドホワイトパークの滑走可能期間は12月初旬~3月中旬までです。
「北海道グリーンランドホワイトパーク」はスクールやレンタルも充実
北海道グリーンランドホワイトパークは、岩見沢市街地からほど近く、街中のスキー場というイメージが強いですが、幅広い年齢・レベルのスキーヤーを惹きつける魅力があります。人気のポイントを3つ紹介します。
石狩平野を見下ろすダウンヒルが人気
スキー場内にあるリフトは2基。頂上に続く第1ペアリフトやメインとなる第2ペアリフトを上ると、眼下に石狩平野が望めます。雄大な景色を正面に見ながら滑走する爽快さを味わってみてください。
第2ペアリフト沿い、および第1ペアリフトの中腹付近は、立木がほとんどなく、スキーヤーがのびのびと滑走できるオープンバーンとなっています。
全体的に初級・中級向けコースが中心ですが、傾斜変化やうねりがあり、スリルや充実感が感じられるでしょう。
スクールは幼児からバッジテストまで幅広い
北海道グリーンランドホワイトパークでは、スキーおよびスノーボードのスクールを開講しています。幼稚園の年中・年長が参加できる「幼稚園児スキー講習会」や、競技に特化した「ジュニア競技スキー教室」、スキーの基礎をマスターしたい人向けの「基礎スキー講習会」など、目的に応じた多様な講習会があるのが特徴です。
また、全日本スキー連盟が定めるアルペンスキーの技能テスト「スキーバッジテスト」の講習会や検定会も行われています。
アットホームながら、スキルアップを目指すスキーヤーをしっかりサポートしてくれる良心的なスキー場といえますね。
スキーやスノボ用具、ウェアもレンタル可
スキー場内では、スキー・スノーボード・ウェア類のレンタルができるため、遠方から重い荷物をわざわざ持ってくる必要はありません。帽子やゴーグル、手袋などの小物類の貸し出しは行っていないため自分のものを用意しましょう。ロッジ内には更衣室やロッカーがあるので、着替えも楽々できます。
休憩や食事をする場所に困らない「北海道グリーンランドホワイトパーク」
スキー場に行く際、食事や休憩ができる場所がどこにあるか確認しておくと安心です。北海道グリーンランドホワイトパーク内には、3つのロッジと「レストハウス太陽」があります。スキー場内や徒歩で行ける距離に食事処があるのは便利で、魅力的なポイントですね。
ロッジ内の食堂で食べよう
北海道グリーンランドホワイトパークの麓には、センターロッジ・セカンドロッジ・サードロッジの3つのロッジがあり、食事を提供しているのは「センターロッジ」と「セカンドロッジ」です。
センターロッジは、ゲレンデが一望できる大きな窓が特徴的で、店内の家具はシックな色使いで統一されています。館内には売店もあるため、食事や休憩には困らないでしょう。食堂では体が温まるさまざまなメニューを提供しています。
レストハウス太陽は豚丼が好評
「レストハウス太陽」は隣接する遊園地の食事処ですが、冬期間は、ホワイトパーク向けの営業をしています。価格は全体的にリーズナブルで、オリジナルの料理も提供しています。メニューには、豚丼・ホワイトカレー・チャーハン・ラーメンなどがあり、中でも「豚丼」は、たっぷりの岩見沢特産のたまねぎと豚肉がマッチしたイチオシの一杯です。せっかくならこの豚丼を食べてみてください。
札幌からもアクセス良好!「北海道グリーンランドホワイトパーク」へのアクセス方法
北海道グリーンランドホワイトパークのある岩見沢市は北海道の中央部に位置し、夕張市や江別市と隣接しています。北海道内における陸上交通の要となっているため、札幌・旭川・苫小牧など各方面からのアクセスは良好です。今回は車およびバスで行く際のアクセス方法をお伝えします。
車を利用する場合
札幌方面から車を利用する場合は、道央自動車道を経由します。岩見沢市の岩見沢I.C.を出た後、国道234号線を進みます。道路状況にもよりますが、所要時間は1時間弱を目安にしましょう。
旭川の旭川鷹栖I.C.からは、道央自動車道を経由して約1時間です。苫小牧方面からは、国道36号線・国道259号線・国道234号線を経由すると、1時間40分前後で到着できます。
スキー場には無料駐車場が完備されているので、車でのアクセスに便利です。
バスを利用する場合
スキー場の最寄りの駅はJR岩見沢駅です。駅前の「岩見沢ターミナル」から「グリーンランド行」または「毛陽交流センター行」の路線バス(北海道中央バス)に乗車しましょう。
「スキー場入り口」の停留所で下車するとスキー場までは徒歩で約5分です。運行日および運行時間は北海道中央バスの時刻表で確認しましょう。
また、札幌方面から岩見沢ターミナルまでは高速バス「高速いわみざわ号」が運行しており、札幌~岩見沢間が約1時間で移動できます。
「北海道グリーンランドホワイトパーク」周辺の宿泊施設
北海道グリーンランドホワイトパークは岩見沢の市街地から近いため、宿探しには困らないでしょう。とはいえ、スキーシーズンは混雑する可能性があるので、早めの予約をおすすめします。今回はスキー場からアクセスしやすい宿を2カ所紹介します。
「北海道グリーンランド ホテルサンプラザ」
スキー場に隣接する遊園地「北海道グリーンランド」のオフィシャルホテルで、JR函館本線の岩見沢駅から徒歩10分、スキー場からは車で15分の好立地にあります。
客室はシングル・ツインの洋室のほかに、4名から8名まで宿泊できる和室があります。幅広い年齢層に好まれる清潔感のある内装で、自宅にいる時のようにくつろげるでしょう。
「レストランシルクロード」では海鮮丼や鍋焼きうどん、担々麺やロコモコ丼など、さまざまなメニューが提供されています。50種類以上の品が並ぶ朝食バイキングも好評です。
北海道グリーンランド ホテルサンプラザ
住所:北海道岩見沢市4条東1丁目6番1号
100%源泉掛け流し「北村温泉ホテル」
スキー場から車で30分ほどの場所にある温泉自慢の宿です。天然温泉(ナトリウム塩化物強塩泉)の大浴場と露天風呂を有し、スキーで冷えた体をじっくりと癒せるのが魅力です。館内はバリアフリー対応の快適な設計で明るく広々としています。客室は16室のみですが、最大8名が宿泊できる和室も備えられていて、グループやファミリーでも安心ですよ。
朝食や夕食には、地元の旬菜をふんだんに使った料理を堪能しましょう。地元の農家が作ったお米の美味しさには定評があります。
※2020年7月1日から2021年2月28日まで改修工事のため休館しています。
北村温泉ホテル
住所:北海道岩見沢市北村赤川156-7
周辺宿に滞在してゆっくりスキーを楽しもう
岩見沢の市街地から近距離にある使い勝手の良いスキー場「北海道グリーンランドホワイトパーク」。スキーをはじめたばかりの初心者やレベルアップを目指す方、自由自在に滑走を楽しみたい上級者など、全ての人におすすめできます。各方面からのアクセスは良好ですが、一日中たっぷりと遊びたい人やナイターを楽しみたい人は、スキー場付近に宿をとって泊まりで行くのがいいでしょう。
北海道グリーンランドホワイトパーク
住所:北海道岩見沢市志文町1015
営業期間:例年12月初旬〜3月中旬
公式サイト:http://www.h-greenland.com/whitepark/
今回ご紹介した「北海道グリーンランドホワイトパーク」のほかにも、北海道にはスキー場がたくさんあります。スキーやスノーボード旅行を計画するなら、WAmazing Snowで北海道をはじめとする日本全国のスキー場やお得な情報を探してみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。