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「万場スキー場」は雪質とロングコースが自慢!
「万場スキー場」は神鍋高原にある3つのスキー場のひとつで、隣の「奥神鍋スキー場」と頂上で連結しており、ビッグスケールで楽しめます。
「万場スキー場」は積雪量が豊富で雪質が良く、幅広い中斜面も迫力があり、様々なコースをつなげてロングランで滑ることができます。また、スノーボードやスノースクートも滑走OKです。
広大なゲレンデには緩急自在の7つのコース
「万場スキー場」は下方からファミリーゲレンデ・センターホールゲレンデ・ユートピアゲレンデという構成で、その上方に「トライアングルコースABC」の3本と「林間コース」があります。ペアリフトが3基あり、どのコースに行くにも便利です。
1番下方にある「ファミリーゲレンデ」は、平均斜度11度で初級者向きのエリアです。下方には「スノーエスカレーター」があるキッズパークもあります。
その上方に位置するのは、広くて開放感のある「センターホールゲレンデ」です。このエリアが「万場スキー場」の中腹あたりになります。眺望も良く、広々としたゲレンデで快適に滑れるでしょう。平均斜度23度の初・中級者向きです。
「ユートピアゲレンデ」はセンターゲレンデの上方に位置し、中・上級者向きでスノーボーダーにも人気のあるゲレンデです。このようにキッズからベテランまで満足できるバリエーションに富んだコースが作られています。
全国大会にも使われた本格派「トライアングルコースABC」
平均斜度30度でコブ有りの「トライアングルAコース」は中・上級者向きで、全国大会の大回転競技に使われたこともあります。
「トライアングルBコース」は、適度な緊張と弛緩が味わえる平均斜度20度の中・上級者向きコースで、眺望の素晴らしさも有名です。このBコースから「ユートピアゲレンデ」へと向かうコースも楽しめます。
「トライアングルCコース」は、AとBの間にはさまれた200メートルと短めのコースですが、コブの急斜面があり、圧雪面も少ない平均斜度30度の上級者向けです。
山頂から林道を巡る 林間らくらくコース
上記に紹介したトライアングルコースのほかに、山頂からは林間コースがあります。林のなかを楽しく迂回しながら滑る初心者OKの安心コースです。
平均斜度10度の緩斜面なので、家族みんなで楽しめます。迂回しながら眺める景色や木々の間を舞う粉雪など、自然のなかを滑り降りていく楽しさを味わってみてください。
手ぶらで行ってしっかり学べる!レンタルとスクール
「万場スキー場」は、充実したレンタルアイテム、スキースクールなど、おすすめポイントが沢山あります。
レンタルアイテムとスキースクール
スキーセット、スノーボードセット、ウェアのセットが大人用・子供用とそれぞれレンタル可能です。レンタル場所はスキー場の入口付近に「さかや」「万中荘」「ビステ」という店舗があります。
スキースクール&スノーボードスクール
スキースクールは、基本的に土日開催で、半日・1日コースがあり、一般クラスのほかにプライベートレッスンや講師派遣の団体レッスン、キッズレッスンなどがあり好評です。
スノーボードスクールは、土日祝日の開催で1日2回の90分レッスンになり、フリーライディング中上級者用のスクールも開催しています。
ゲレンデ食はポイントごとのレストハウスで♪
「万場スキー場」は広々としたゲレンデですが、ポイントごとに休憩や食事が取れる場所があり、天候が怪しくなった時や疲れた時に一息入れることができます。
山裾からファミリーゲレンデ付近に3カ所
ファミリーゲレンデの麓付近に3店のレストハウスがあります。「かどや」は明るく清潔感のある空間で、木製のテーブルと椅子がぬくもりを感じさせる雰囲気で、定食や丼もの、麺類など和食が中心です。
「ロッジ33」はカレーやスパゲティ、スイーツなどの洋食メニューが中心です。ゲレンデの一番下側には、ピンクの壁が目印の「ヒュッテ坂之屋」があり、外に自動販売機も並んでいるので、喉が渇いている時はここで飲み物を購入できます。
また、センターホールゲレンデを滑ってくると、「トマトカフェ」というオーガニック系のカフェがあります。こだわりの食材を使ったランチやスイーツ、そして大きなカップのコーヒーが名物です。
トライアングルコース付近に3カ所
トライアングルコースの下方にも3つのレストハウスがあります。三角屋根の「ロッジTEN」は、うどんやカツカレーが評判の店です。「ロッジフォレスト」は丼や定食が並び、うどんもおいしいとの声があります。
「ウインターハウス高原の家」はボリュームある定食や丼などを中心に、ホットケーキやぜんざいなどのスイーツもあり、ちょっと甘いものが欲しい時にもほっとできる嬉しいスポットです。
「万場スキー場」へのアクセスは?
「万場スキー場」への交通手段をご紹介します。旅行計画の前に確認しておきましょう。
車でのアクセスと駐車場情報
京都方面からは約2時間ほどの道のりです。京都縦貫自動車道を丹波ICで降りて、国道9号を利用してアクセスします。
大阪・神戸方面からは約2時間ほどです。北近畿豊岡自動車道の日高神鍋高原ICで降りて左折し、神鍋高原方面へ向かってください。
駐車場はゲレンデ入口付近に数カ所あり、平日は駐車場料金が無料で、土日祝日・年末年始は有料となります。
電車でのアクセスと直通バス
電車でアクセスする場合、最寄り駅はJR江原駅です。駅から全但バスに25~35分ほど乗れば到着します。
各都市から直通バスの運行もあり、大阪からは阪急梅田三番街発で約2時間30分、神戸からは兵庫県庁前発で約2時間で到着です。
スキー後に立ち寄りやすい宿はどこ?
スキー場周辺のおすすめ宿泊施設を2つ紹介します。
神鍋温泉 美肌の湯 ブルーリッジホテル
「ブルーリッジホテル」は、「万場スキー場」から車で約10分と便利な立地にあります。
部屋は全92室で8タイプから選べるようになっており、やわらかなオレンジの灯りとアメリカから輸入された落ち着きのあるウッディな家具で構成されています。
食事は季節ごとにその時期一番の美味しさを味わえる、「但馬」の食材を使った豪華なバイキングです。冬場は牡蠣や蟹などの「海鮮」を使った熱々のグラタンやコロッケ、にぎり寿司や蟹の味噌汁などが楽しめます。
お風呂は、神鍋山より湧き出る「源泉100パーセント」の神鍋温泉です。森の景色を楽しめる露天風呂、開放感のある大浴場など、スキーの疲れを癒してくれるお風呂が用意されています。
神鍋温泉 美肌の湯 ブルーリッジホテル
住所:兵庫県豊岡市日高町栗栖野55
ゆとうや神鍋別館 輪楽の館
スキー場から車で10分ほどのところにある「ゆとうや神鍋別館 輪楽の館」は、ユニークな外観が特徴です。カーブを描いた縁側の曲線が美しく、木のぬくもりを感じる和風旅館です。萱葺き風に見える屋根が周りの自然に調和しています。
和食スタイルの食事でスキーのあとの空腹を満たし、静寂のなかでたっぷりと睡眠をとり、英気を回復させましょう。
ゆとうや神鍋別館
住所:兵庫県豊岡市日高町万場828
初級から上級者まで楽しい!ビッグスケールの「万場スキー場」
「万場スキー場」は初級から上級者までバランス良く楽しめるような作りになっており、家族連れで楽しい思い出を作れるスキー場です。
今年の冬は「万場スキー場」で思い切り楽しみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
神鍋高原万場スキー場 兵庫県
コース | 7 |
リフト | 4 |
最長滑走距離 | 2,000 m |
最大斜度 | 30 ° |