スキーの後はそのまま温泉へ!噴火後も健在の「草津温泉スキー場」

群馬県にある草津は、日本三名泉の1つとして古くから多くの人に親しまれてきた温泉地です。日本人はもちろん、最近では海外からも多くの観光客が訪れる場所となっています。草津は温泉だけでなく、グルメ・観光・自然・名産品など、数多くの魅力があります。 そんな草津でも特に温泉郷に近い位置にあるのが「草津温泉スキー場」。観光や温泉巡りのついでにスキーを楽しむならここしかない!一日で存分に雪遊びを堪能できる「草津温泉スキー場」の魅力を一挙にご紹介します。

上級者を唸らせる名コースが人気の「草津温泉スキー場」

草津温泉スキー場のゲレンデ
「草津温泉スキー場」は、その名の通り、草津温泉街のすぐ近くに位置するスキー場です。コース数は5本と少々コンパクトですが、縦に長いタイプのゲレンデなのでコース一本のボリュームはかなりのもの。本白根山の噴火によりコースは縮小したものの、現在でも全長4,300メートルの滑走を楽しむことができます。

当然温泉街からのアクセスも非常に良いため、「1日目は草津を観光して、2日目は午後までスキーを楽しむ」といったプランを組みやすいのも魅力。温泉とスキー、日本の冬を代表する2つの遊びを思う存分堪能することができます。

草津温泉郷
当日使用済みのスキーリフト券を提示すれば、温泉街にある代表的な日帰り温泉施設「大滝乃湯」「西の河原露天風呂」「御座之湯」の入浴料が割引になるなど、地元温泉街と密着した嬉しいサービスもあります。

ゲレンデ直下にある便利な宿泊施設はありませんが、目と鼻の先には草津温泉街があります。温泉旅館やホテルはいくらでもありますので、宿探しに困ることはないでしょう。また温泉街の近くには有名な観光名所、お土産屋さんが数多く軒を連ねています。ほかのスキーリゾートでは味わえないゆったりとした時間を過ごしたい方に最適!まさに草津のすべてを楽しみ尽くせる「大人のテーマパーク」と言っても過言ではないでしょう。

本白根山噴火で山頂付近のゲレンデ閉鎖

草津ゲレンデマップ
「草津温泉スキー場」は、かつて2,171メートルという最高標高の高さや8,000メートルのロングコースなどで人気を集めていました。それが、2018年に発生した本白根山の噴火により一変。2018-2019シーズンから、白根火山ロープウェイや山頂付近の「本白根ゲレンデ」、山頂部からの「清水沢コース」「振子沢コース」が閉鎖となりました。これにより、最高標高は低くなりましたが、それでもゲレンデトップは1,600メートル、コースの全長も4,300メートルを保持。さらに冬期通行止めの国道292号を滑り降りる「R292コース」が誕生するなど、新たな楽しみも増えています。

「草津温泉スキー場」はコンパクトながら迫力満点

草津ゲレンデ
最高標高は1,600メートルと以前より低くなりましたが、それでも雪質の良さは相当なレベル。ベテランのスキーヤーからは「近い位置にある越後湯沢エリアのスキー場と比べ、雪が軽くて滑りやすい」といった口コミもあります。

草津リフト
リフトの連結も良好で、コース間の移動に不自由はありません。特にリフトの待ち時間はほとんどなく、「週末でも混雑しているのを見たことがない」との意見が多いようです。初めてのスキーを快適に滑りたい方にもオススメしたい場所です。

最大斜度30度の「天狗の壁」

草津温泉スキー場のナイター営業
天狗山ゲレンデにある「天狗の壁」は、最大斜度30度を誇る高難易度コース。うねりが相当激しいので、腕に自信がある上級者でも苦戦を強いられるほど。それだけに滑り降りながら見下ろす景色は格別で、高難度ながら何度も挑戦してしまうスキーヤーがあとを絶たない人気のコースです。

新たに「R292コース」誕生!

本白根山の噴火以降、コースの数は減りましたが、新たなコースも誕生しました。冬期通行止めとなる国道292号を利用したその名も「R292コース」です。カーブが続くコースは全長2,000メートル。青葉山からおなり山を経由して天狗山へ抜けると、最長で約4,300メートルのロングランが実現可能です。グリーンシーズンは車道なので途中道路標識があり、ドライブをしているような感覚にもなります。

家族連れに嬉しいイベントが豊富!

草津温泉スキー場のイベント
小さいお子さんのために、多彩な雪遊びができるキッズパークも完備。安全に練習できるミニゲレンデや、スノーレーサー、そり、雪遊び場などのアクティビティーが充実しています。

キッズパークの上まで運んでくれる「スノーエスカレーター」もあり、初めての雪遊びを教えるにはピッタリの場所ともいえるでしょう。

専属の保育士がいる託児所まで用意されているので、家族連れに大人気!託児所の利用者のみが利用できる無料休憩所もあるため、疲れたときはここでじっくり身体を休めるのも一つの手ですね。全体的にファミリー層が多いので滑走マナーも良く、家族で観光を兼ねて訪れるのがオススメプランと言えるでしょう。

ピザ、ロコモコプレート、酸辣湯麺!種類豊富な「草津温泉スキー場」のゲレンデ食

草津レストラン
「草津温泉スキー場」には、各ゲレンデに喫茶やレストランが揃っています。「草津温泉スキー場」のメインスポット「天狗山メインレストラン」をはじめとして、焼きたてピザが人気のメインレストラン内「天狗喫茶」、天狗山頂上からの眺望が美しい「天狗山展望喫茶」、本格中華料理の「青葉山レストラン」など、食べたいメニューに合わせて滑るコースを選んでも良いですね。

おなり山ゲレンデベースにある「おなりロッヂ」では焼きたてパンの販売があり、小腹を満たすのにはぴったりの軽食。他が混雑している場合はこちらに行くのも良い選択です。

「草津温泉スキー場」を遊びつくそう!

草津温泉スキー場のゲレンデに集まる人たち
スキーを楽しみながら日本三名泉の1つで温泉にもどっぷり浸かれる「草津温泉スキー場」。温泉とスキーが好きな人にとって、たまらないシチュエーションです。スキーを思う存分楽しんだら温泉街を散策して、大人のテーマパーク「草津温泉スキー場」を満喫してください。きっと体も心もリフレッシュできることでしょう。

草津温泉スキー場の詳細情報はこちら

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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11/30~4/7
コース5
リフト8
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