家族で滑りたいならここ！関西圏から抜群のアクセス「ばんしゅう戸倉スノーパーク」

氷ノ山を臨む「ばんしゅう戸倉スノーパーク」

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」は、標高600～950メートルにゲレンデを構えるスキー場です。ファミリーから上級者まで遊べるスキー場として知られていますが、その人気のポイントはどこにあるのでしょうか。

まずはゲレンデの基本スペックからチェックしてみましょう。

地形を生かした多彩な5本のコース

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」では、地形を生かしたコースが特徴です。コースレイアウトは初級40％・中級40％・上級20％というバランスの良い設定です。

平均斜度10度とフラットでありながら斜面変化も楽しめる初級者向けコース「高丸ゲレンデ」、ターンなどの練習に適した「みはらしゲレンデ」、最大傾斜38度のすり鉢状の急斜面に挑戦できる「振子沢ゲレンデ」など多彩なコースが楽しめます。

スキーヤー30％・スノーボーダー70％という比率なので、スノーボードをのびのび楽しみたい人にもおすすめです。上級者向けの「振子沢ゲレンデ」は特にエア系スノーボーダーから人気を集めています。

天気や積雪状況を事前に確認

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」は、標高がそれほど高くはないとはいえ、天気が変わりやすい山の中にあります。訪れる前に、必ず当日のゲレンデの天候情報をチェックしておきましょう。

他のスキー場にない「ばんしゅう戸倉スノーパーク」の魅力とは

ここからは「ばんしゅう戸倉スノーパーク」ならではの魅力を見ていきましょう。他のスキー場との違いはどこにあるのでしょうか。

豊富なアイテムに挑戦スロープパラダイス

中級者向けの「みはらしゲレンデ」には、スキーやスノーボード、ファンスキーの楽しめる「スロープパラダイス」も設置されています。

フリースタイルのゲレンデとなっており、キッカーやポコジャン、BOX、レール、レインボーなど、多彩なアイテムが利用可能です。毎年10種類ほどのアイテムが用意されるので、ぜひチャレンジしてみてください。

「とく子」の見守るキッズパラダイス

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」では、そり・雪遊び専用の「ちびっ子ゲレンデ」と緩斜面の「ファミリーゲレンデ」が、土日祝日には合体して「キッズパラダイス」に！

それぞれ他のコースとしっかり分けられているため、安心して雪遊びやスキー・スノーボードデビューができます。

「ファミリーゲレンデ」にはムービングベルトもあり、斜面を登る際もスムーズです。その他「とく子」というキャラクターの滑り台も人気を集めています。

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」のレンタル設備とスキースクール

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」は、レンタル＆スクールも充実しています。レンタルはスキー3点セットやスノーボード2点セットはもちろん、単品レンタル、ウェアレンタルなどもそろう充実の内容です。ゴーグルや手袋などの小物を持参するだけでいいので、車中の荷物もかさばりません。

土・日・祝日のみ開催のスクールには、小学生以上を対象とする「一般レッスン」、4歳～幼稚園児を対象とする「キッズ」、予約制の「個人レッスン」が用意されています。
それぞれ半日と1日のコースがあるので、レベルと予定に合わせて参加してみてはいかがでしょうか。

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」でちょっとお腹が減った！そんな時は？

スキー場といえば気になるのが休憩場所とゲレンデ食です。「ばんしゅう戸倉スノーパーク」で休憩できるロッジやレストランを紹介します。

ロッジは山腹に2カ所、山裾に2カ所

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」には、山腹に「山頂ロッジ」と「みはらしロッジ」、山裾に「振子沢ロッジ」と「雪だるまのおうち」という休憩・食事スポットがあります。

レストランとしてのメインは「振子沢ロッジ」です。昔懐かしい雰囲気で、カツ丼やカレーライスといった定番のゲレンデ食から、あげいもなどのソウルフードまでそろっています。

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」へのアクセス方法

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」へのアクセス情報もチェックしておきましょう。

車でのアクセスと混雑必須の第1駐車場

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」は国道29号脇にあり、車でのアクセスが便利です。駐車場も約550台分を完備しています。

大阪方面からは中国自動車道山崎ICを経由して約130分、姫路方面からは播但連絡道福崎ICと山崎IC経由で約80分です。

岡山方面からは岡山自動車道北房JCTと山崎ICを経由して約160分の道のりとなります。

電車でのアクセスとバスツアー

電車で行く場合、「ばんしゅう戸倉スノーパーク」の最寄り駅はJR山陰本線「養父駅」となります。駅からスキー場まではタクシーで60分近くかかるので、なるべく車かバスツアーを利用するのがおすすめです。

バスツアーには新大阪や三宮、もしく姫路から出発するコースなどがあります。往復バスとリフト1日券がセットになったお得な内容なので、関西圏の人はぜひ活用しましょう。

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」周辺で宿泊するならここ！

スキーやスノーボードを泊りがけで満喫するなら、「ばんしゅう戸倉スノーパーク」周辺の宿泊施設もチェックしておきましょう。ここでは特におすすめの宿泊施設を紹介します。

森の中のわが家「東山温泉メイプルプラザ」

東山温泉「メイプルプラザ」は、広大な丘陵地に位置する「フォレストステーション波賀」内にある宿泊施設です。「ばんしゅう戸倉スノーパーク」からは車で約30分の距離にあります。

高原ならではの清らかな空気に包まれた「森のホテル」のような雰囲気で、客室は全室フォレストビューです。和室・洋室・メゾネット・バリアフリーの4タイプが用意されています。

高濃度で良質な天然ラドン温泉の大浴場もポイントです。四季を肌で感じる露天風呂をはじめ、打たせ湯やジェット風呂、泡風呂、サウナなど、多彩なお風呂でゆったりくつろげます。

食事は広々と開放感のあるレストランで提供され、和食・洋食ともにバリエーション豊富なメニューから選ぶことができます。

東山温泉メイプルプラザ
住所：兵庫県宍粟市波賀町上野1799-6

関西圏からアクセス良し！初心者から上級者まで満足の「ばんしゅう戸倉スノーパーク」

「ばんしゅう戸倉スノーパーク」はやや小規模なスキー場ですが、地形を生かした多彩な5本のコースがあり、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。

国道29号脇という好ロケーションで、関西圏からのアクセスが非常に便利なところもポイントです。周辺には温泉付きの宿泊施設もあるので、アフタースキーも満喫できます。

兵庫県周辺でスキー・スノーボードを楽しみたい人は、ぜひ「ばんしゅう戸倉スノーパーク」を訪れてみてください。

※この記事の情報（価格や時間など）は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。