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「熊雪」を味わう志賀高原 熊の湯スキー場
志賀高原では11月中旬から5月まで、約半年にわたりウインタースポーツを楽しめることから、18ものスキー場が営業しています。
中でも、熊の湯スキー場のあるエリアは標高が高いうえに北向きの斜面なので、ほかのスキー場に比べてサラサラの新雪を堪能できるチャンスが多くなっています。
こうした雪質への人気から、熊の湯スキー場の雪は「熊雪」と呼ばれ、多くのウィンタースポーツファンに愛されているのです。
北アルプスの絶景を臨む雄大な12コース
熊の湯スキー場には5本のリフトと12のコースがあります。第2ペアリフトの頂上からは、乗鞍岳、槍ヶ岳、立山といった有名な北アルプスの山々を一望でき、まるで大自然の一部になったような感覚を味わえるでしょう。
コースは初級から上級までバランスよくレイアウトされています。山頂に向かって右側の第1ペアリフトの脇にある「モーグルバーン」は、コブ斜面の練習に適した人気コースです。
このリフトの乗り場近くには「ちびっこ広場」があり、小さな子どもがソリに乗ったり、おもちゃで遊んだりできるようになっています。
向かって左側の「第3Aコース」の先は、隣の「横手山・渋峠スキー場」に行く連絡コースに続いており、1日で2つのスキー場を滑走することもできます。
志賀高原 熊の湯スキー場の魅力とは
熊の湯スキー場を含めた志賀高原のスキー場の魅力は、なんといっても特徴の違う様々なゲレンデを1度に楽しめることです。共通のリフト券と、使いやすいレンタルショップで楽にお得に滑りつくしましょう。
周辺の温泉施設も、どこに行こうか迷ってしまうほど沢山あります。たっぷり遊んで疲れた身体を癒やしましょう。
志賀高原3エリアで使えるリフト券が便利
熊の湯スキー場限定の1日リフト券は、比較的リーズナブルな価格です。これでも充分楽しめますが、せっかく行くのなら「スカイベア券」を購入しましょう。熊の湯スキー場と同じエリアにある「横手山・渋峠スキー場」でも使えるリフト券で、2つのゲレンデを利用できるので大変お得です。
さらに志賀高原のすべてのスキー場を行き来できる共通リフト券もあります。どれも2日や3日の連続券も選べるようになっていますが、中でも志賀高原共通リフト券は、7日券や10日券までバラエティ豊かです。
各スキー場間は、無料シャトルバスが運行しているので移動も楽です。
手ぶらでも安心レンタルのSNOWCAN
「SNOWCAN」は熊の湯スキー場のほか、志賀高原エリアに合計5店舗出店しているレンタルショップです。スキーもスノーボードも、初心者用のセットから上級者モデルまで豊富な品ぞろえで、レンタル中にモデルを交換できるプランもあります。
ウエアやアクセサリー類もすべてそろっていて、販売もしているので完全に手ぶらで行っても大丈夫です。
長く借りるほどお得になったり、借りた店と違う店で返却できたりと、たくさんのスキー場がある志賀高原ならではの仕組みが整っていて、非常に使いやすいショップです。
周辺に散在する情緒あふれる温泉
スキーやスノーボードで疲れたあとに、楽しみなのが温泉ですね。熊の湯スキー場の名前の由来「熊の湯温泉」は、なんと野生の熊が傷をいやしに来ていたという言い伝えがある古い温泉で、ヒスイ色のお湯が特徴です。
ほかにも志賀高原には色や泉質の異なる温泉が点在しています。スキー場同様、温泉巡りも大きな楽しみとなるでしょう。
レストラン ベル・ドールでゲレンデ食
熊の湯スキー場でのランチは、パトロールセンターがある建物の2階、レストラン「ベル・ドール」で食べることができます。ソースカツ丼やからあげ丼などボリューム満点メニューのほか、麺類も充実しています。
サイドメニューやおしるこ、ケーキなどのスイーツもあるので、食事だけでなくちょっとした休憩にもおすすめです。
おすすめは限定カレーパン
ベル・ドールでとくにおすすめのメニューは、数量限定のカレーパンです。カレーをパンで包んで揚げる一般的なカレーパンとは違い、丸いフランスパンをくりぬいたところに、温野菜とカレーがたっぷり入っています。見た目もおしゃれなので、1度は食べてみてくださいね。
冬季の来場には滑り止めが必須の豪雪地帯
志賀高原は豪雪地帯にありますので、車で行くためにはスタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの滑り止め対策が必須です。
高速道路のインターチェンジを降りたあとは、雪の山道を長時間走ることになるため時間に余裕を持ち、安全運転をこころがけてください。
雪道の運転に自信がない方には、JR長野駅から運行しているバスの利用をおすすめします。
2つの駐車場には300台収容
車でのアクセス方法と所要時間は、関越自動車道の練馬ICより上信越自動車道の信州中野ICまで約3時間、そこからスキー場まで約50分です。スキー場近くに駐車場が2つあり、計300台まで駐車できます。
JR長野駅からは直通バスが運行
電車で行く場合は、北陸新幹線がおすすめです。JR東京駅からJR長野駅まで約90分で行くことができます。
さらに、JR長野駅から熊の湯スキー場までは直通バスが運行しており、約90分で行くことができます。
志賀高原熊の湯スキー場周辺の宿泊施設
熊の湯スキー場周辺には、さまざまな宿泊施設があります。ここではお得な公式ホテルと、温泉にいつでも入れるおすすめのホテルを紹介します。
リフト券付プランがお得 熊の湯ホテル
熊の湯スキー場のふもとにある「熊の湯ホテル」は、リフト券が付いた宿泊プランがお得です。志賀高原共通リフト券と熊の湯スキー場リフト券から、滞在スケジュールに合わせて選ぶことができます。
客室は和室、和洋室、洋室の3タイプで、地下にはチェックアウト後に荷物を預けられるロッカールームやレンタルコーナーもあります。
地元長野県の食材を使ったおいしい料理を味わったあとは、ぜひ志賀高原最古と言われる源泉掛け流しの温泉に、ゆっくり浸かって温まりましょう。露天風呂から見る雪景色や星空は、きっと素敵な思い出になりますよ。
熊の湯ホテル
住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7148
源泉掛け流しが魅力 木戸池温泉ホテル
熊の湯スキー場の手前、木戸池スノーパークの近くにある「木戸池温泉ホテル」では、高温と低温の2つの源泉をブレンドした絶妙な湯加減の温泉を24時間楽しめます。
もちろんこちらも源泉掛け流しで、筋肉痛や冷え症改善などに効能があると言われています。
木戸池温泉ホテル
住所:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原木戸池
志賀高原でパウダースノーを求めるなら「熊の湯スキー場」へ
「熊雪」と呼ばれる上質な雪が自慢の熊の湯スキー場は、パウダースノーを求める上級者にはもちろん、ウインタースポーツ初心者にもおすすめのスキー場です。サラサラの雪で練習すれば、上達も早いでしょう。
きれいな雪景色と山の絶景、温泉も最高な志賀高原熊の湯スキー場にぜひ1度お出かけください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。