神戸からアクセス抜群!お手軽にスキーを楽しめる「六甲山スノーパーク」

2024年07月10日(水)
六甲山の山頂エリアにある「六甲山スノーパーク」は、神戸からアクセスしやすい初心者向けのスキー場です。山の麓からケーブルカーとバスに乗って25分程度、日帰りで十分遊べるコンパクトなコースが揃っています。今回はそんな「六甲山スノーパーク」への行き方・遊び方・周辺観光スポットなどを一挙に紹介します。

「六甲山スノーパーク」ってどんなところ?

六甲山の街並み
「六甲山スノーパーク」があるのは、兵庫県神戸市灘区にある六甲山の山頂付近。神戸市内にあるので、電車や直通バス、もしくはレンタカーで簡単にアクセスすることができます。あまり雪が降るイメージのない神戸ですが、冬シーズンの山の気温はかなり低め。降雪自体は少ないですが人工降雪機を完備しているので、抜群のコンディションの中で思う存分スキーを楽しむことができます。

ケーブルカーで楽々山頂へ!神戸市街から約35分の好アクセス

六甲ケーブル駅
「六甲山スノーパーク」の魅力は、なんといってもアクセスの良さにあります。神戸市街から車で30~35分程度、大阪からでも60分程度で到着します。関西の一部エリアからはスキー場行きの直通バスも出ています。駐車場は約800台収容可能。運転に慣れている人は車で行くのも一つの手でしょう。ただし降雪時は悪路になるので避けたほうが無難。神戸市内なのでバス・鉄道などの交通機関も充実しており、最寄り駅にはスキー場までの送迎バスもあります。

コースは全部で3つ!初心者でも楽しめる滑りやすいゲレンデ

コース麓
「六甲山スノーパーク」にある3つのコースは、いずれも初心者向けの緩やかな傾斜のコースです。どれもちょうど良い長さなので、スキーが初めてという人でも全く問題なく遊べる難易度です。上級者でもシーズン初めの練習に訪れる人が多いのだとか。中央の「ウォーキングロード」を挟んで左右に第1・第2ゲレンデが並んでおり、第2ゲレンデの横には、ジャンプ台やボックスを配置した第3ゲレンデがあります。リフトの配置・稼働スピードはかなり早いので、効率良く初心者向けコースを周れるのが特徴。初心者の練習には最適なゲレンデ構成といえるでしょう。

「六甲山スノーパーク」のリフトとレンタル

平坦なコース
「六甲山スノーパーク」には、デイタイムかナイターの入場料金にリフト料金を支払うことでスキーを楽しめます。各種チケットは「六甲山スノーパーク」入り口にあるチケット売り場で購入しましょう。(※土日祝日は売り場がゲレンデ下に変わります)レンタル品も一式レンタルが可能です。

「六甲山スノーパーク」の楽しみ方や魅力を紹介

スキーレッスン
「六甲山スノーパーク」の人気の秘密は、初心者向けコースの多さやアクセスの良さ以外にもたくさんあります。今回は口コミで評判の良かったポイントを3つほどピックアップして紹介します。

初心者・家族連れに嬉しいスノーランドが充実

雪そり
初級コースが充実しているのはもちろんですが、「六甲山スノーパーク」には、メインのゲレンデ以外にも雪遊び専用のゲレンデ「スノーランド」があります。面積は1万平方メートルと関西エリアで最大級の広さを誇っています。スキー用のゲレンデとは完全に独立しているため、小さな子どもが思いっきり遊べる環境が整っています。衝突や迷子の心配なく遊べるのでお父さんやお母さんも安心!シーズン中は「じゃんけん大会」や「宝探しゲーム」など、子どもと一緒に遊べるイベントが盛りだくさん。親子で一緒にそりで滑ったり、雪だるまを作ったり、楽しいイベントに参加したり…ワクワクいっぱいの雪遊びを体験しましょう。

豊富なレンタルプランを用意!手ぶらで日帰りスキーを

スキー板
「六甲山スノーパーク」は、レンタル品の種類が充実しているのも嬉しいポイントです。レンタル用品は、スキー板・スノーボードはもちろん、ウェア、グローブ、帽子まで、スキーに必要な装備一式をレンタルすることができます。ウェアはシーズン最新のものを用意しているので、気分によって色やタイプの異なるウェアを選べます。レンタル品は一式・個別でもレンタル可能。なお、レンタル品の手続き・受け取りは、「六甲山スノーパーク」入り口左奥にある場所で行っています。おしゃれな格好と万全の装備で、白銀のゲレンデをかっこよく滑りましょう!

ゲレンデ以外のスポットも充実!六甲山周辺を観光しよう

六甲ガーデンテラス
「六甲山スノーパーク」周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。ケーブルカーでアクセスできる「六甲山上駅」の近くには、美しい神戸の街並みを一望できる展望台や、おしゃれなカフェ・ショップがある「六甲ガーデンテラス」、1,500種類以上の植物に出会える「六甲高山植物園」などなど、数多くの名所が点在しています。各区間の移動もしやすいので、自由度の高い旅行プランを組むことも可能。スキーと観光を一緒に楽しみたい人にはとてもおすすめです。

「六甲山スノーパーク」内にあるグルメスポットを紹介

ゲレンデ食
スキーの合間にぜひ味わいたいのが、ゲレンデの休憩所で食べる暖かい食事の数々。今回は「六甲山スノーパーク」の食事エリアやメニューを紹介していきます。

ガッツリ食べたい派にぴったり「レストラン アルペンローゼ」

「六甲山スノーパーク」の入り口を入って、右手にあるのが「レストラン アルペンローゼ」です。こちらは特に「ガッツリ食べたい」人に人気のレストランで、ボリューム満点のメニューが勢揃いしています。中でも特におすすめなのは「六甲山山盛りローストビーフ丼」。お店で焼き上げたローストビーフを「六甲山」に見立てており、そびえたつローストビーフの山が食欲をそそる一品です。ちょっとした休憩、がっつり食べる昼食、どちらでも利用しやすいレストランです。

子どもに人気の軽食が揃う「スノイルキッチン」

「スノイルキッチン」は、ゲレンデ下にある小さな軽食レストラン。メニューは焼きそばやフライドポテトなど、すぐに食べられる軽食系が中心。小さな子どもに人気のメニューが揃っています。スキーの合間に手早く栄養補給したいときにはピッタリ!片手で持てるサイズなので、ゲレンデでも簡単に食べられます。

雪だるまカレーがおすすめ「雪だるま食堂」

「雪だるま食堂」は、雪遊び専用のゲレンデ「スノーランド」の横にある軽食レストラン。普通の食事から、軽食・デザートまで一通り揃っているバランスの良い食堂です。席数も多いので休憩にもおすすめ。暖かいコーヒーにデザートを合わせてホッと一息休むのも良さそう。雪だるま食堂の一押しメニューは、見た目が印象的な「雪だるまカレー」。ニンジンの帽子をかぶった雪だるまがにっこり微笑む可愛い姿と一緒に記念撮影すれば、インスタ映え間違いなしです!

「六甲山スノーパーク」へのアクセス方法は?

六甲ケーブルカー
「六甲山スノーパーク」は、関西でもトップクラスのアクセスの良さを誇っています。電車・バス・レンタカーそれぞれの交通手段と、山頂付近までの行き方を詳しく解説します。

電車・バスを経由して向かう方法

六甲駅の看板
まずは大阪方面から電車・バスを使ってアクセスする方法を解説します。JR神戸線「大阪駅」から「六甲道駅」まで行き、市バスに乗り換えて「六甲ケーブル下」で下車。六甲ケーブルに乗って「六甲山上駅」へ。最後に「六甲山上バス」に乗って「六甲山スノーパーク」まで、所要時間は90分程度になります。

また、大阪の難波からは「六甲山スノーパーク」への直行バスが出ています。所要時間はおよそ60分。乗り換えの手間がないので、時間が合えばかなり楽な交通手段です。往復バス代と入場券が付いているのでかなりお得です。

レンタカーで向かう方法

大阪市街から行く場合は、「阪神高速11号池田線」と「中国自動車道」を経由して、裏六甲ドライブウェイを目指しましょう。現地までの所要時間はトータルで60分ほど。こちらは乗り換えの手間がなく、駐車場に車を停めたらすぐにスキーを楽しむことができます。ただし、天候によっては六甲山の六甲道入り口付近で「チェーン規制」が行われる場合があるので注意!悪天候のときはスタッドレスタイヤでもスリップする危険があるので、運転に自信がない人は避けておくのが無難です。

六甲ケーブル下駅から「六甲山スノーパーク」までのアクセス方法

六甲ケーブルカー
「六甲山スノーパーク」に行く場合、基本的にどの交通手段でも六甲ケーブルを利用することになります。「六甲ケーブル下駅」から「六甲山上駅」までの所要時間は10分程度。車両はクラシックタイプとレトロタイプの二両編成。緑溢れる六甲山の美しい景色を見ながら優雅な時間を過ごせます。山頂の拠点となる六甲山上駅には各施設を結ぶバスが運行しているので、こちらに乗ってスキー場を目指しましょう。

「六甲山スノーパーク」周辺にあるおすすめ宿泊施設を紹介

有馬温泉
「六甲山スノーパーク」周辺には、スキーや観光の拠点に便利な温泉旅館・ホテルが充実しています。今回はその中でも特におすすめの宿泊施設を3つご紹介します。どこも「六甲山スノーパーク」から近く、快適に過ごせる宿泊施設ばかり!宿泊してゆっくりスキーを楽しみたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

天空の楽園でリゾート気分を味わえる「グランドホテル 六甲スカイヴィラ」

「グランドホテル 六甲スカイヴィラ」は、標高931メートルに位置する山岳リゾートホテルです。「天空の楽園」をコンセプトに建てられたホテルからは、神戸市の綺麗な街並みや、四季が織りなす自然の絶景を見ることができます。カフェラウンジや各種施設の作りはコンパクトにまとまっていて、まるで山の上に建つ別荘のような落ち着いた雰囲気。3つのベッドが並ぶ大きなお部屋から、豪華な装飾をあしらった和室まで、タイプ別にさまざまなお部屋を用意しています。部屋から見える神戸の夜景は一見の価値あり!山の上のリゾートでゆっくり過ごしたい人にはおすすめです。

グランドホテル 六甲スカイヴィラ
住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山1878-86

1000万ドルの夜景を独り占め「オテル・ド・摩耶」

「オテル・ド・摩耶」は、日本三大夜景にも選ばれたことがある摩耶山・掬星台に建つリゾートホテル。山の奥地にひっそりと佇む別荘のような外観が特徴的です。お部屋はツインルームとファミリールームの2種類から選べます。自然豊かな六甲山の緑に囲まれた好立地にあるので、昼は小鳥たちのさえずりで癒されて、夜は輝く星空を見て眠りにつくことができるでしょう。ホテルの名物は、展望エリアに設置された「野外ジャグジー」。お風呂に入りながら神戸の夜景を独り占めできるのは、最高に贅沢な体験です。

オテル・ド・摩耶
住所:兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-8

名湯有馬温泉の旅館で湯巡り「有馬グランドホテル」

有馬グランドホテル
「有馬グランドホテル」は、神戸を代表する温泉郷「有馬温泉」の高台エリアに位置する温泉旅館です。有馬名物の名湯「金泉」「銀泉」を楽しめるお風呂はもちろん、開放感溢れる景色を楽しめる展望大浴場「雲海」、大自然に囲まれた露天風呂「大浴場ゆらり」など、四季折々の魅力を味わえるお風呂がたくさんあります。お部屋はおしゃれな和室テイストが多め。どのお部屋も窓を開ければ山々の雄大な景色が広がっています。海の幸・山の幸をふんだんに盛り込んだ特製会席料理もおすすめ!旅のプランに合わせて様々な過ごし方ができるでしょう。

有馬グランドホテル
住所:兵庫県神戸市北区有馬町1304-1

手軽にスキーを満喫!「六甲山スノーパーク」で神戸観光をもっと楽しく

メインゲレンデ
今回は神戸市内からアクセス抜群のスキー場「六甲山スノーパーク」の特徴を紹介しました。遊びやすいコースが揃っている初心者向けのスキー場なので、スキーを始めたばかり人や子どもでも安心して楽しめる場所になっています。レンタル品のバリエーションも充実しているので、手ぶらで日帰りスキーを楽しめるのも魅力!周辺には日本三古湯の一つ「有馬温泉」や、港町神戸の観光スポットも充実しています。神戸から足を延ばして、ぜひ「六甲山スノーパーク」のスキーも楽しんでくださいね。

「六甲山スノーパーク」が気になる方はこちら!

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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