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猪苗代湖と磐梯山に囲まれた絶好のロケーション
「猪苗代スキー場」に行ったら絶対に見ておきたいのが、標高1,255メートルの頂上から見える猪苗代湖(いなわしろこ)と磐梯山(ばんだいさん)。猪苗代湖は、日本国内で4番目に広い湖で、磐梯山は日本百名山にも選ばれる福島県のシンボルです。よく晴れた日には、澄み渡る空気のなかに猪苗代湖と磐梯山がくっきりと浮かび上がり、目の前に広がる大絶景を独り占めできます。優雅にスキーを楽しむことができるのも猪苗代スキー場が人気の理由。
迫り来るような大迫力の猪苗代湖と磐梯山を目がけて滑り降りる瞬間は気持ちよく、壮大な自然を眺めながらの滑走は気分爽快。猪苗代湖の眺望は一見の価値ありです。
中央・ミネロの2つのゲレンデを自由に行き来できる立地の良さ
「猪苗代スキー場」は、中央エリアとミネロエリアの2つのゲレンデが隣接しています。そのため、滑りながら中央とミネロの2箇所を自由に行き来することが可能。1つのエリアに飽きてしまっても、もう一方のエリアを楽しめます。1つのスキー場で2つのエリアを楽しめるのはなんだか得した気分になれます。
中央エリアは、傾斜が緩めのビギナー向けのコースや小さな子どもも遊べるスノーアクティビティーが充実。雪に慣れていない初心者にとっては、練習に持ってこいの絶好の環境と言えるでしょう。
このほかにも、スキーヤーを飽きさせない工夫が施されています。コースの両脇が雪の壁に挟まれた崖のようなコースをはじめ、膝をすっぽり覆ってしまうほどの積もりたての雪の上を滑るコースなど、コース一つひとつの変化を楽しめるのも「猪苗代スキー場」の魅力です。
また、テクニックを磨いたり技を取り入れた滑走を楽しみたい人には、ミネロエリアがオススメです。コースの途中にあるコブをかわしながら滑る上級者向けのコースはスリル満点。滑り終えたときには、普通のコースでは味わえない達成感を感じられることでしょう。
昼食の目玉は元祖会津ラーメンの名店「牛乳屋食堂」
「猪苗代スキー場」には、中央エリアに3つ、ミネロエリアに1つの計4つのレストランが併設されています。ぜひ食べていただきたいのが、ミネロエリアの「レストランニーナ」内にある「牛乳屋食堂」のラーメン。
「牛乳屋食堂」は、創業80年あまり古い歴史を持つ老舗のラーメン屋。もともとは牛乳屋だったという「牛乳屋食堂」の一番の人気メニューは、「ミルクみそラーメン」。濃厚な味わいの牛乳に自家製味噌を混ぜたスープは、クセがなくマイルドな味わい。口の中に残るほのかな甘みが食欲を掻き立て、丼ぶりを持ってスープを飲み干してしまうほどの美味しさです。
コーンの上にパラパラとトッピングされたチーズが、温かいスープに溶けだすと、クリームシチューのようなまろやかで奥深い味わいに。ちなみに、残ったスープにライスを入れるとリゾット感覚で、2度おいしく食べられます。
ゲレンデ直結の「猪苗代ライジングサンホテル ヴィライナワシロ」の日帰り温泉でひと休み
山は風が強いので、数時間外にいただけで体は冷えきってしまいます。楽しくスキーを楽しんだあと、気がついたら体は寒さと疲れでガチガチになっていた、なんてことも……!そんなときにオススメしたいのが、ゲレンデ麓の「猪苗代ライジングサンホテル ヴィライナワシロ」内にある「温泉大浴場 はやま温泉」で、大きなお風呂に浸かって少し骨を休めましょう。
ガラス張りの広々とした大浴場のドアを開けると、湯船から立ち込める湯気が全身を心地よく包み込みます。60.5度の炭酸水素塩泉にゆっくりと浸かってその高い美肌効果を感じてみてください。ゆっくりと浸かることによって肌表面を覆う細かな炭酸が、要らない角質を取り除いて肌をすべすべにしてくれると言われています。
仕事や子育てのことは一切考えずに、窓の外の景色をぼんやり眺めながら非日常の世界にどっぷり浸かってみるのもなかなかいいものですよ。
猪苗代ライジングサンホテル ヴィライナワシロ
住所:福島県耶麻郡猪苗代町葉山7105
スキー初心者に最高の環境
幅が広く傾斜が緩やかなコースが多い「猪苗代スキー場」は、スキーやスノーボードのビギナーのデビューには最高の環境と言えるでしょう。朝は8:30〜、夜は23:00と深夜までロングタイムでスキーを楽しめるほか、2つのゲレンデを自由に行き来できるので、1日中スキーに没頭したい人にぜひオススメです。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
絶景・猪苗代スキー場 福島県
コース | 18 |
リフト | 10 |
最長滑走距離 | 3,550 m |
最大斜度 | 32 ° |