遊びやすいシンプルなゲレンデ構成が自慢の「裏磐梯スキー場」

突き抜けるような景色が魅力！

「裏磐梯スキー場」一番の魅力は、なんといっても景観の良さでしょう。ゲレンデに着いて一番最初に見えるのが、標高1,816メートルにも及ぶ磐梯山の雄大な姿。真下から眺めればその圧倒的な存在感に思わず感動するはずです。

また、磐梯山を背にすれば、遮るものが一切ない吹き抜けるような絶景を楽しむことができます。磐梯エリアすべてを見渡せる絶景は最高の撮影スポット。訪れた記念に一枚写真を撮るのをおすすめします。

初心者には嬉しいシンプルなコース

コースは全部で3つ。それ以外にそりゲレンデがあります。初級者から上級者まで誰もが楽しめるシンプルなゲレンデ構成が特徴です。各コースの終着点が同じなので、知らぬ間にほかの地点へ行ってしまったということもありません。迷子の心配がないのがファミリー層から人気を集めている理由の一つでしょう。

その反面、コースバリエーションが少ないので、変化を楽しみたいという人にはおすすめできません。色々なコースを試すよりも、一つのコースを重点的に滑る遊び方が一般的です。

レベルに合わせてチャレンジしたい3つのコース

初級者コースは緩やかな緩斜面が続く幅の広い一枚バーン。急傾斜やコブがほとんどなく、きちんと圧雪されているので初めて滑る人でも安心です。リフトの接続も良いので繰り返し練習するのにもおすすめ。

中級コースは全長1,200メートルを誇る裏磐梯のメインコース。快晴時には見晴らしの良い景色が広がっています。滑り出しは急斜面ですが、徐々に緩やかな斜面に変化。傾斜のバランスもちょうど良く、程よい滑走感を味わえる人気コースです。

山頂付近から続く500メートルの上級コースは、自然の傾斜をそのままに残した変化の激しい難コース。距離は短いですがスリリングな滑走を楽しむことができます。

運が良ければ「イエローフォール」が見れるかも？！

イエローフォールとは、厳寒期に発生する黄色い氷の滝のこと。硫黄や鉄分が染み出た水が凍るときに現れる現象で、条件が揃ったときにしか見ることができません。見頃は2月上旬～中旬まで。寒さが激しいときに発生する確率が上がるため、本気で見たい方は行く時期を調整してみるのも一つの手。これを目当てにわざわざ裏磐梯に訪れるスキーヤーもいるほどです。

スキーセンターはファミリーの憩いの場

ゲレンデ麓にあるスキーセンターは、過ごしやすさを重視して設計された憩いの場。380人が入れるレストランは、全面ガラス張りで最高の景観を楽しむことができます。そこまで規模が大きくないスキー場なので、食事の混雑もほかのスキー場と比べて少なめ。コースの終着地点にスキーセンターがあるため、疲れたらすぐに休憩できるのもメリットの一つです。

そのほかにも休憩所やレンタルショップ、室内練習場などなど、館内施設はとても充実しています。一日ですべて堪能できるほどの規模なので、訪れたときはぜひ楽しんでみてください。

山奥にあるスキー場なので車で行くのがおすすめ

裏磐梯スキー場は鉄道アクセスの悪い場所にあるため、車でアクセスするのがおすすめです。車で行く場合は郡山インターチェンジから25キロメートル、約30分程度です。悪路は少ないですが雪道を通ることになるため、十分気を付けて運転しましょう。

また裏磐梯エリアのホテルからは無料の送迎バスが走っている場合もあります。こちらはホテルのエリアによって時間・営業の有無が異なるため、事前に確認しておくのが良いでしょう。

シンプルさに定評があるゲレンデ構成

裏磐梯スキー場はとてもシンプルなゲレンデです。コースの種類やリフト配置がとても分かりやすいため、特にファミリー層に人気が高いのも特徴。コースバリエーションは多くありませんが、抜群の景観やシンプルさに魅了されるスキーヤーは多いようです。「コース数は求めていない。とにかくみんなで雪を楽しめればそれでよし！」というスキーヤーにはぴったりの場所といえるでしょう。

裏磐梯スキー場の詳細情報はこちら

※この記事の情報（価格や時間など）は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。