秘湯からリゾート、City型まで!きっと記憶に残る、東北のスノー×温泉旅

日本の本州の東北部に位置し、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県からなる東北地方。蔵王連峰や八甲田山などの豊かな自然に囲まれ、温泉にも恵まれているエリアです。豪雪地帯としての印象も強い東北地方には、冬になると、雪質の良いパウダースノーを求めて、エリア内に60か所以上あるスキー場には多くの人が訪れます。今回は、雪と温泉の両方を堪能できる冬の旅を、秘湯からリゾート地、City型まで幅広くご紹介します。

神秘の湖と秘湯を堪能する秋田の旅

きりたんぽ
東京から飛行機で約1時間、新幹線で約4時間の場所に位置する秋田県。秋田県といえば、お米が有名。昼と夜の寒暖差が大きい気候や、奥羽山脈から湧く清らかな水から、美味しいお米が作られるのです。秋田県へ旅行するなら、食事は秋田を代表するお米「あきたこまち」や郷土料理「きりたんぽ」(つぶしたうるち米を棒に巻き付けて焼いて、棒から外したお餅)などの秋田グルメをぜひ味わいたいものです。

田沢湖
そして、秋田県で外せない定番観光スポットといえば「田沢湖」です。日本一の深さを誇り、水の色がコバルトブルーで神秘的な雰囲気が特徴。春から秋にかけては、遊覧船で湖一周40分ほどの船旅を楽しむことができます。船から見える自然の景色に癒されること間違いなしです。

たざわ湖スキー場
冬は「たざわ湖スキー場」で、田沢湖のレイクビューを楽しみながら、スキーやスノーボードを堪能しましょう。同スキー場では、スキーやスノーボードの他にソリやスノーストライダーもレンタル可能。気軽にいろんな遊び方ができるのが魅力です。

乳頭温泉郷
スノーアクティビティを満喫した後は「乳頭温泉郷」で温泉に浸かるのがおすすめ。山深い地にひっそりと7つの温泉宿が佇み、温泉ファンが一度は訪れたいと憧れる秘湯です。スキー場からは車で20分ほどのところにあります。独自の源泉を持つ7つの湯があるので、宿泊者限定で購入できる「湯めぐり帖」を使って温泉巡りするもよし、一軒の宿でゆっくりくつろぐもよし。それぞれ思い思いに過ごしてみてください。

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東北最大級のスノーリゾート!樹氷で有名な山形県 蔵王の旅

樹氷
山形県と宮城県にまたがる蔵王は、県境にある蔵王連峰の周辺エリアを指します。東北地方で最大級のスノーリゾート地として知られており、冬になるとパウダースノーを求めて国内外から多くの人が訪れます。蔵王は樹氷が有名。樹氷とは、0℃以下でも凍ってない過冷却の水滴からなる濃霧や雲が樹木に衝突した時に、凍結付着して白い氷層ができる現象です。蔵王では、この樹氷が大きく成長した「スノーモンスター」や「アイスモンスター」と呼ばれる樹氷を見ることができます。東北地方でも限られた地域でしか見られない、この迫力ある樹氷原は必見です。

蔵王温泉スキー場
山形県側の蔵王でおすすめの過ごし方は、昼間は広大な「蔵王温泉スキー場」でスキーや雪遊びを楽しみ、夜は幻想的な雰囲気の「樹氷ライトアップ」を観賞すること。思いっきり遊んだ後は、ゲレンデ麓の蔵王温泉街で山形グルメの芋煮や玉こんにゃく、山形牛のすき焼きなどを堪能し、温泉にゆっくり浸かって癒されましょう。東京から山形県 蔵王へのアクセスは、山形新幹線で山形駅まで約2時間30分、山形駅からはバスで約40分で蔵王エリアに到着できます。

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仙台市内や温泉宿からも好アクセス!宮城県のCity型スキー旅

スノーボーダー
宮城県のほぼ中央部に位置する仙台市。東京からは新幹線で最短約1時間30分でいくことができます。また、飛行機を利用する場合も、仙台空港から仙台市内へは電車で最短約17分とアクセス良好。そんな仙台市内では、仙台牛の牛たんやずんだ餅などのグルメをはじめ、「仙台うみの杜水族館」などの観光はもちろん、冬はスキーまで楽しめるのが魅力です。近郊で自然に親しみたいなら、おすすめは「スプリングバレー泉高原」。仙台市内から車でわずか45分ほどのところに、マウンテンリゾートが広がっています。グリーンシーズンにはジップラインアドベンチャーやバーベキューで大自然を満喫できる高原では、冬になると「スプリングバレー仙台泉スキー場」がオープン。スキーやスノーボード、スノーチュービングなどのスノーアクティビティで遊ぶことができます。City型だから短期間の滞在でも、都市観光とスキーの両方を楽しめるのが嬉しいポイントですね。

冬の秋保
「スプリングバレー仙台泉スキー場」から車で40分ほどのところには、秋は紅葉スポットとしても知られる「作並温泉」や「秋保温泉」があります。スキーで汗を流した後は、温泉宿へ移動して疲れを癒しましょう。作並温泉は、「美女づくりの湯」とも言われている肌に優しい泉質が好評の温泉地です。一方、秋保温泉は1500年という長い歴史を持ち、奥州三名湯や日本三御湯の1つに数えられている温泉地です。どちらも魅力的で、さらに、仙台市内から好アクセスなので、どちらか一方を選ぶのが迷ってしまいそう。夜は温泉宿でのんびり過ごして翌日は市内観光を楽しみましょう。

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夜まで雪を楽しみ尽くす!青森県 八甲田山の旅

奥入瀬渓流
本州の最北端に位置する青森県。秋田県との県境には原生林に囲まれた「十和田湖」があります。そこから約14キロの散策路が続く「奥入瀬渓流」は、十和田湖と共に青森県を代表する景勝地のひとつとして人気の観光スポットです。春には新緑、秋には紅葉を楽しめる名所としても知られています。

八甲田山
青森ならではの自然を満喫するなら、八甲田山も外せません。八甲田山は、大岳や高田大岳など10以上が連なる連峰の総称で、日本百名山のひとつです。いつ訪れても、季節ごとの自然の美しさを感じることができますが、冬に訪れるなら、近くにある「奥入瀬渓流温泉スキー場(旧:十和田湖温泉スキー場)」がおすすめ。スキー場では、八甲田山の綺麗な眺望を楽しみながら、スキーやスノーボードで斜面を爽快に滑走しましょう。初めて挑戦する方もスクールがあるので安心。しっかり教えてもらうことで、きっと楽しく滑れるはずです。自信がついたら八甲田のバックカントリースキーに挑戦。巨大な樹氷(JYUHYOU)も観光できます。

スキーをする子供
夜には、ゲレンデ麓にある奥入瀬渓流温泉街の宿でゆっくりと食事と温泉を堪能しましょう。さらに、夜までアクティブに雪を満喫したい方は、「冬の奥入瀬氷瀑ナイトツアー」に参加するのがおすすめです。ネイチャーガイドが、ライトアップされた奥入瀬渓流の5か所を案内してくれます。真冬の澄んだ空気の中、幻想的な景色を鑑賞すれば、青森旅の良い思い出になること間違いなし!ぜひ参加してみてください。

奥入瀬渓流温泉スキー場(旧:十和田湖温泉スキー場)の詳細はこちら

あなたの過ごしてみたい冬がきっと見つかる東北へ

スノボを楽しむカップル
スノーも温泉も楽しめる、東北のおすすめエリアを厳選してご紹介しました。東北では、リゾート地や秘湯でゆっくり滞在したり、都市観光と合わせてCity型スキー場でアクティブに過ごしたりと様々な過ごし方ができます。ご紹介した以外にも、まだまだ魅力的なスキー場や観光スポット、グルメはたくさんあります。豪雪地帯も多くあり、冬の旅の魅力が溢れる東北で、あなたの理想の冬を過ごしてみてください。

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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