初心者必見!スキーレッスンを受講するメリットや受講方法について解説

2022年01月24日(月)
日本全国にある多くのスキー場では、初心者向けのスキーレッスンを実施しています。最初にレッスンを受けておくことで、実際にコースに出て滑るときの上達スピードも早くなるものです。今回は、スキーレッスンを受けるメリットについて紹介します。

スキーレッスンってそもそも何?

スキーレッスン
スキーレッスンとは、主に初心者が雪の上で安全に滑る基礎を身に付けるための教室。レッスンコースは、初心者・中級者・上級者の3つに分かれていることがほとんどです。スクールのプラン内容によって異なります。例えば、スキー用具の使い方から滑走姿勢といった基礎を学ぶ「初心者」、傾斜の急な斜面やロングコースでターンテクニックを身に付ける技術メインの「中級者」、コースに設置した障害物ポールバーンをすり抜けながら滑走タイムを上げる検定対策向けの「上級者」などです。

また、インストラクターとマンツーマンで受講者のレベルに合わせてじっくりレッスンを受けられる「プライベート」と、家族や友達、恋人同士など複数人で受講できる「グループ」など2種類のレッスンがあります。

スキーレッスンは誰でも受けられる

スキーレッスンでは、受講者のレベルに合わせたさまざまなプランを用意しています。そのため、初心者から中上級者、子供から大人まで誰でも気軽に受講することが可能です。スキー場によっては、小学生以下の子供を対象にしたキッズレッスンや親子で参加できるファミリーレッスンも実施しています。

ファミリーレッスンなら、子供から目を離すことなく近くで様子を見守りながら受講できるため、家族でゲレンデデビューする方におすすめです。

初スキーならレッスンを受けるのがおすすめ

スキー上達への一番の近道は、見よう見まねでなんとなく滑るのではなく、経験豊富なプロのインストラクターから基礎を教わること。資格を持つベテランのインストラクターが、受講者の目の前で実演を交えながら、スキー板の履き方や正しい滑走姿勢などを丁寧にレクチャーしてくれます。そのため、スキーが本当に初めての初心者が基礎を学ぶのには最適です。

スキーレッスンの良さは、基礎を身に付けて上達スピードがアップすることだけではありません。北海道や長野県、新潟県といった人気のスキーエリアのゲレンデは、シーズン中多くの滑走者で混雑します。慣れない最初のうちは、自分の滑りに集中しすぎて前後を滑る滑走者に気付かず衝突してしまう可能性も。レッスンでは、転倒や怪我といった予期せぬトラブルが起こった場合の対処法についても学ぶことができます。

スキーレッスンに関する豆知識

スキーレッスン
スキー場にもよりますが、新潟県や長野県といった海外の旅行客が多い大型スノーリゾートでは、外国人向けのレッスンプランも充実しています。インストラクターと中国語や英語といった多言語でのやり取りができるため、言葉が通じないことへのストレスもなく安心と外国人にも支持されています。外国人の友人と参加する場合も嬉しいですね。

また、スキー板+スノーブーツ+ストックなどのスキー用具のほかに、ウェア上下やリフト券込みのお得なセットプランがあることも。スキーレッスンを受ける際は、料金だけではなくプランの内容も細かくチェックしておきましょう。

スキーレッスンはどうやって申し込む?

一般的なスキーレッスンの申し込み方法は、当日とインターネットの2種類。多くのスキー場では、リフト券売り場のすぐ近くにレッスンの申し込みができる窓口を併設しています。

スキーレッスンは当日申し込みも可能ですが、受講プランや1〜2月のピーク時などは、希望通りの時間帯で予約が取れないこともあります。また、スキー旅行当日は、スキー用具のレンタルやリフト券の購入など不慣れなことが多くバタバタするため、確実にレッスンを受けるのであればネットで事前申し込みをしておいた方がスムーズです。

スキーレッスンの値段はどれくらい?

スキーレッスンの値段は、受講人数やプランによってさまざまです。例えば、新潟県にあり海外のスキーヤーからも人気の「GALA湯沢スキー場」では、1時間のプライベートレッスンが10,000円前後、 団体レッスンだと2時間4,000円前後。一般的に、グループレッスンよりもプライベートレッスンの方が割高になる傾向にあります。

少し値段が高くても自分のレベルに合わせた少人数の練習を希望するならプライベートがおすすめです。費用をおさえて大人数でわいわい楽しく滑るなら、グループレッスンが良いかもしれません。スキーレベルや人数に合わせて、一番合ったプランを選びましょう。

スキーレッスンの所要時間平均は?

プランにもよりますが、レッスンにかかる平均的な所要時間は、1時間30分から2時間程度。10:00~12:00、13:00~15:00というように、午前と午後の2部制となっている場合がほとんどです。当日にレッスンを申し込む場合、希望するプランが埋まってしまう可能性もあるため、早めに予約をしましょう。スキー場によっても変わりますが、レッスンを受ける場合は開始時間の1時間前までに受付を済ませておきましょう。レッスンの受付を終えてから始まるまでの間に、ウェアやスキー板といったレンタル用具を揃えたりお手洗いを済ませたりしておけば、無駄な待ち時間もなくスムーズです。

スキーレッスンを受ける3つのメリット

初心者
スキーレッスンを受ける最大のメリットといえば、短時間で基礎をみっちり学ぶことができる点。歩く、滑る、ブレーキをかけるといった基礎を身に付けておけば、スキーの上達スピードも格段に早くなります。スキーが本当に初めてで上手に滑れる自信のない方は、レッスンを受講してみてください。

スキーの基本的な動きを学べる

初心者向けの入門コースでは、最初にスキー板&スノーブーツの履き方、ストックの正しい使い方といった用具の説明からスタート。用具の使い方を学んだあとは、スキー板を履いて雪の上で滑らずに歩く方法から、止まる、まっすぐ滑るといった基本的な動作を身に付けていきます。

ほぼ平坦な場所で安全に練習できる

ゲレンデ麓で歩く・止まる・滑るといった基礎を学んだら、リフトに乗ってようやくコースで滑る練習へ。最初は、山の傾斜がなだらかで横幅が広い初心者向けのコースからスタートします。コースは傾斜があるため、平地を歩くのとは違いスピードを自分でうまくコントロールできずに転倒してしまうことも。遠くの景色を見て、慌てずゆっくりと滑るのがコツです。

同じコースで慣れてきたら、滑走中のスピードのかけ方、前後左右にターンしながら滑るターン方法「プルークボーゲン」というように、少しずつステップアップしていきます。滑れるようになると気持ちにも余裕が生まれ、慣れてくればインストラクターのサポートなしで一人で滑れるようになります。ちなみに、コースゴール地点のゲレンデ麓付近は、上から滑り降りてくる他の滑走者でやや混雑するため、自分の前後左右を滑るスキーヤーにも気をつけましょう。

道具の使い方やリフトの乗り方も学べる

スキーは、スキー板を装着しストックで全身のバランスを取りながら雪の上を滑走するスポーツです。レッスンでは、スキー用具の使い方や体に負担をかけずに滑る正しい姿勢なども習得することができます。

また、レッスンでは、リフトの乗り降りの方法も実戦で学ぶことができます。リフトとは、ロープに吊るされた椅子に乗って山頂付近に移動するための運搬設備。乗り方は、自分の順番がまわってきたら、停止線まで進み後ろから流れてきた椅子に深く座るというものです。セーフティバーを必ず下ろし、座った後は手袋を外したり、ポケットからスマホを出したりといった行為は避けましょう。リフト下に落ちると、雪に埋もれて雪が溶ける春先まで見つからないケースが多くあります。

コーススタート地点に近づいたら、セーフティバーをあげてスキー板を真っ直ぐにし両手のストックに体重をかけて立ち上がります。リフトの乗り降りの際は、タイミングが上手く掴めず転倒しやすいためインストラクターの指示に従いましょう。

スキーレッスンは正しく楽しく基礎を学べる

スキーレッスン
スキーレッスンでは、インストラクターが周囲の安全にも気を配りながら丁寧に指導してくれるため練習に集中することができます。コースを滑れるようになるとスキーがどんどん楽しくなり、滑る本数が増えればその分上達スピードも早くなります。ほんの数時間スキーレッスンを受けるだけでも、基本的なスキーテクニックを身に付けられるため、初心者の方は受講することをおすすめします。

今回はスキーレッスンを中心にご紹介しましたが、スキーだけでなく、スノーボードのレッスンが開催されているスキー場も多数あります。ぜひ「WAmazing Snow」でスキー場情報を確認して、この冬はスキーやスノーボードをお得に楽しみましょう。

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※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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