広大な山々でスキーを楽しめる「志賀高原マウンテンリゾート」!ゲレンデ情報をまとめて紹介

2021年11月29日(月)
長野県と群馬県の県境に位置する「志賀高原マウンテンリゾート(旧志賀高原スキー場)」。こちらは単体のスキー場ではなく、約18あるゲレンデを一つにまとめた総称になります。 あまりにも広大すぎて、すべての魅力を語るにはいくら時間があっても足りません。今回は志賀高原全域に広がるスキー場群の特徴・魅力をお伝えします。あくまでも全体像であるため、ここで紹介する魅力は「志賀高原マウンテンリゾート」の一部分にすぎないということだけはご注意ください。

雄大な山々を覆う大規模スキー場の集合体

志賀高原マウンテンリゾート全体のゲレンデマップ
「志賀高原マウンテンリゾート」一番の特徴は、なんといってもその広大なゲレンデでしょう。スキー場全体の総面積は400ヘクタール、コース数は本州で最大規模!あまりにも広すぎるため、一つのスキー場として見るには少し無理があります。中~大規模スキー場の集合体と考えればイメージしやすいかと思います。

各ゲレンデの個性もスキー場によってさまざま。家族でワイワイできる初級者向けのコースもあれば、上級者を唸らせる急傾斜のコースもあります。バリエーションも非常に豊富なので、メインで遊ぶスキー場選びを間違えなければどんな人でも楽しめるスキー場と言って良いでしょう。標高が2,000メートル以上と高い場所が多いため、雪質の良さは北海道にも引けを取らないほどの良さを誇ります。

志賀高原マウンテンリゾートのゲレンデ
各スキー場はそれぞれ独立していますが、全山共通のキーチケットを購入することで、どこのゲレンデでもスキーを楽しむことができます。「滑り飽きたら違うコースを試してみる」「混雑してきたら空いているゲレンデで遊ぶ」など、さまざまなスキー場を転々と移動する遊び方がオススメです。

個性豊かな5つのエリアを紹介

志賀高原マウンテンリゾートのナイター営業
地形の特性によって異なる顔を見せる志賀高原マウンテンリゾート。特徴別に分けると主に以下のエリアに分類することができます。豪華なリゾートステイが楽しめる場所から存分にスキーを楽しめるアクティビティー重視の場所まで、多種多様なゲレンデが揃っています。ぜひ快適なスキーを楽しむうえでの参考にしてくださいね!

サンバレーエリア

サンバレースキー場・丸池スキー場・蓮池スキー場を中心とした志賀高原マウンテンリゾートの玄関口ともいえる場所です。3つのスキー場はつながっているため、移動は非常にスムーズ。周辺にはホテルや旅館が密集しており、周辺スキー場へのアクセスも比較的良好です。毎年多くのスキーヤーが拠点を構える場所になっています。

ジャイアント・ブナ平エリア

主に初級者・中級者コースが多いエリア。コースのバラエティーがとにかく豊富で、世界大会で使用されたコースもあります。こちらも周辺スキー場へのアクセスが良く、ゲレンデの広さも相まって初心者に人気です。

一の瀬エリア

ゲレンデの近くに宿泊施設が多い、志賀高原の中心エリアの一つ。初級者から上級者までどんな方でも楽しめるコースが揃っており、こちらは家族でワイワイ楽しむのに適しています。

焼額山エリア

プリンスホテルが開発を手掛ける、志賀高原の中でもかなり洗練されたスキー場です。初級者にはちょっと厳しいですが、ある程度スキーに慣れた中・上級者を満足させるコースがたくさん用意されています。

熊の湯エリア

最も標高が高いエリア。中・上級者向けのコースがほとんどを占める難易度の高いコース群です。熊の湯スキー場は、長い間スキー専用のスキー場でしたが、最近ではスノーボーダーの滑走も可能になりました。

周辺観光も充実「温泉サル」が見れるレアスポットも…!

地獄谷野猿公苑の温泉に入るサル
志賀高原のふもとに広がる湯田中温泉は昔ながらの風情を残す温泉街。近くに宿泊して、温泉巡りをするのもいいですね。

また、近くには、世界で唯一、野生のニホンザルが温泉に入りに来る「地獄谷野猿公苑」などのレアな観光スポットもあります。運が良ければ、温泉で身体を温めるサルの群れを見ることができるかも…?

唯一の欠点はアクセスと物価の高さ?

志賀高原マウンテンリゾートの子どもエリア
宿泊施設はいたるところにありますが、ほかのスキー場と比べるとやや高めです。そもそもプリンスホテルが運営する焼額山や、高原からやや離れた奥志賀は高級リゾート。ピークシーズンともなれば相場は高くなります。値段を抑えたい方は、ゲレンデから離れた位置にある民宿・ペンションを予約するのがオススメです。

また、アクセスはあまり良いとは言えません。長野駅からは直通バスで80分。頻繁に出ている訳ではないのでやや不便です。日帰りはほぼ不可能に近いといっていいでしょう。ただし、連泊を前提とするなら話は別。じっくりと腰を据えて楽しめるスキーリゾートになること請け合いです!

日本を代表するクラシカルなスキーリゾート

志賀高原マウンテンリゾートの多彩なコース
山々に連なるスキー場の連合体は、それぞれ一言では語り尽くせないほどの魅力を秘めています。初級者から上級者までレベルに合わせて選べる多彩なコース、高級リゾートから民宿まで予算に合わせて宿を選べる自由度の高さ。選択肢が豊富なことも志賀高原マウンテンリゾートの魅力の一つなのかもしれません。

スキー場によってはアクセスがあまり良くなく、リゾートステイをするならばかなり高くつきますが、それを差し引いても魅力があるエリアです。事実、毎年国内外から多くのスキーヤーが志賀高原に足を運びます。

首都圏から日帰りには向きませんが、じっくりと腰を据えてスキーと向き合いたいならば最高のスキー場になることでしょう。ただし全体的にコース難易度が高いため、初心者が練習するのには向きません。そこだけは注意した方が良いです。スキー・スノーボードが好きな方は、一度は訪れておきたいスキー場です。

「志賀高原マウンテンリゾート」が気になる方はこちら!

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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