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広大なゲレンデ「わかさ氷ノ山スキー場」
自然の地形にあわせて複雑なカーブを取るスキー場もありますが、わかさ氷ノ山スキー場はストレートコースが多く、分かりやすいコース設計になっています。
まずはわかさ氷ノ山スキー場にどんなコースがあるのか見てみましょう。
分かりやすいコース分けで初心者も安心
わかさ氷ノ山スキー場には全部で5本のコースがあり、それぞれの全長が500〜1,000メートルです。
中でも初心者向けの「ロマンスコース」は、緩やかでワイドな作りとなっており、氷ノ山スキー場の中心コースと言えます。
中級者向けには、雪質が安定して滑りやすい全長500メートル・最高傾斜18度の「アルパインコース」と大自然を望めながら滑走する全長1,000メートル・最高斜度32度の「パノラマコース」があります。
さらに上級者には、もっとも標高の高い場所から滑り降りていく「チャレンジコース」が待っています。スキー上級者、スノーボード上級者は挑戦しがいがありますよ。
初心者から上級者まで満足できる
こちらでは、初心者向けのロマンスコースと上級者向けのチャレンジコース、さらにはスノーボードやスキーのスクールについて詳しく紹介します。
ワイドな初心者向けコース
ロマンスコースは、氷ノ山の西麓の中腹に位置する、平均斜度8度、全長500メートルのコースです。
ワイドバーンで初心者でも滑りやすく、基礎的な練習に適しています。子どもも安心して遊ばせることができるコースでしょう。
スリル満点のチャレンジコース
チャレンジコースは、スタート地点からしばらくは急な傾斜が続く、手強いコースとなっています。一方、中間からはワイドで中斜面が続き、スピードを出した滑りを思う存分に楽しむことができます。
条件が良い日はパウダースノーを楽しむことも可能です。ある程度、滑りの技術に自信のある人はぜひ挑戦してみてください。
スノーボード、スキーのスクール
初心者でなかなかコツがつかめず、うまく滑れないという人や、よりスキルアップを目指したいという人におすすめなのがスクールです。
しっかりレッスンを受けたい人には1人でプライベートレッスンを、みんなで受けたいという人にはグループレッスンもあります。
リフト券売り場のすぐ横のレストランがある建物に入って左手に「氷ノ山スノースクール」の受付カウンターがあります。
スキー、スノーボードの両種目で、子どもから大人まで、初心者から上級者までさまざまなニーズにあったレッスンが開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
便利な施設で快適に過ごせる
わかさ氷ノ山スキー場は施設も充実しています。子ども連れでも安心の託児所、スキー場の敷地内に宿泊したい人におすすめの宿泊施設、そしてスキー場に行く楽しみの1つでもあるゲレンデ食もチェックしておきましょう。
無料託児所あり レストランスノーピア
わかさ氷ノ山スキー場の中にある冬季限定オープンの「レストランスノーピア」は、約200名の席数を有する大規模レストランです。
1、2階でゲレンデ食の定番の麺類や丼物を食べることができ、3階には無料託児所が設けられています。小さな子ども連れでも、スキーと食事を満喫することができます。
宿泊施設「アルパインヒュッテ」
さらに敷地内には宿泊施設「アルパインヒュッテ」もあります。少しでも長くゲレンデで遊びたいという人や、移動時間を節約したいというスキー好きの人におすすめです。
客室は全室落ち着く和室となっており、食事は旬のメニューがたくさん準備されています。新鮮な鳥取の味を堪能できるでしょう。特にスキーで冷えた体を温めてくれる各種鍋料理は人気です。
予算に応じてメニューを考えてくれるので、その日の気分で食べたいものを自由に楽しむことができます。
わかさ氷ノ山スキー場へのアクセス方法
わかさ氷ノ山スキー場へは、公共交通機関でも、車でもアクセス可能です。それぞれのアクセス方法を紹介します。
電車、バスでの行き方
電車でアクセスする場合の最寄駅は郡家駅または若桜駅です。それぞれの駅から路線バスに乗り換え、およそ20分でわかさ氷ノ山スキー場へ到着します。
遠方からアクセスの場合は、高速バスを利用することも可能です。
日交特急バスでは、鳥取や大阪などから高速バスが運行されています。所要時間は鳥取からは約1時間、大阪からは約3時間です。
車での行き方と駐車場料金
車でアクセスの場合、最寄のICは中国自動車道の山崎ICです。そこから国道29号線、482号線経由で、わかさ氷ノ山スキー場へ到着します。
大阪からはおよそ3時間、京都からはおよそ3時間30分でアクセス可能です。
駐車場は複数ありますが、メインの駐車場は有料です。ちなみに周辺には無料駐車場もありますよ。
わかさ氷ノ山スキー場周辺の宿泊施設を紹介!
最後に「宿泊してスキーを満喫したい」という方々向けに、わかさ氷ノ山スキー場の周辺にある宿泊施設を2つ紹介します。
高原の宿 氷太くん
「高原の宿 氷太くん」は、10〜15畳の22室の和室、3室の洋室を有する宿泊施設です。氷ノ山の山麓の標高840メートルに位置しており、客室からは壮大な自然の景色を眺めることができます。
若桜町の外郭団体が管理、運営をしているので、リーズナブルな価格で利用することができます。
館内には、大自然パノラマを望みながら食事をいただくことができるレストラン、大浴場の他、大広間や研修室、体育館もあり、大人数での利用にも適しています。
わかさ氷ノ山スキー場へは国道482号線経由で、車でおよそ30分です。
高原の宿 氷太くん
住所:鳥取県八頭郡若桜町つく米635-13
若桜氷ノ山ヒュッテ白樺
「若桜氷ノ山ヒュッテ白樺」は、ゲレンデまでは徒歩約1分という立地の宿泊施設です。どこか懐かしく、落ち着く空間が特徴で、ゆったりとくつろぐことができます。
ここでは体に優しい山菜料理や地元で飼育された豚などをいただくことができます。また、オリジナルのソフトクリームが人気なので、ぜひ試してください。
若桜氷ノ山ヒュッテ白樺ではスキー、スノーボード、ウェアをレンタルすることも可能です。手ぶらでも安心かつゲレンデまですぐなので、宿泊施設で着替えてから出かけることもできます。
さらに、若桜氷ノ山ヒュッテ白樺から車で10分ほどの場所に「天然温泉ふれあいの湯」があります。スキーで疲れた体をしっかり癒すために、利用してみてはいかがでしょうか。
若桜氷ノ山ヒュッテ白樺
住所:鳥取県八頭郡若桜町舂米631-29
初心者用のバーンからハードな上級コースまで!鳥取県指折り「わかさ氷ノ山スキー場」
鳥取県八頭郡若桜町に位置するわかさ氷ノ山スキー場は、初心者でも安心のワイドバーンのコースから、手強い上級者向けまで合計5つのコースで、幅広いスキーヤーのニーズに応えてくれます。ゲレンデからのすぐのところに宿泊施設もあるので、泊まりで行くととても便利です。鳥取県指折りと名高く、誰もが十分楽しめるゲレンデが特徴のわかさ氷ノ山スキー場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
わかさ氷ノ山スキー場
住所:鳥取県八頭郡若桜町つくよね
営業期間:例年12月中旬〜3月中旬
公式サイト:http://www.hyounosen.or.jp/play/ski/
今回ご紹介した「わかさ氷ノ山スキー場」以外にも、鳥取県にはたくさんのスキー場があります。スキーやスノーボードの旅行を計画するなら、WAmazing Snowで日本全国のスキー場やお得な情報をチェックしてみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。