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家族みんなで楽しめる「花巻市鉛温泉スキー場」
まずは「花巻市鉛温泉スキー場」の基本情報として、コースの特徴を紹介します。全くの初心者でも安全に練習できる平坦なコースから最高斜度32度の上級者コースまで、レベルに合わせた楽しみ方ができる構成です。
初心者から上級者まで満足のコース
「花巻市鉛温泉スキー場」は全5コースと数は多くないですが、平易なコースから難易度の高いコースまでバリエーションがあることで人気です。
初心者また初級者は、第1ペアリフトで登ったところに位置する「ポランの広場」で、雪の上を滑ってみましょう。ここはトレーニングゾーンとして使うことができるエリアです。平坦なエリアなので、子どもの練習にも適しています。家族連れでも安全に楽しむことができますよ。
雪の感覚に慣れてきたら、「第1ゲレンデ」へ向かいましょう。ここも初心者・初級者向けのゲレンデです。緩やかな600メートルのコースなので、練習するのに最適でしょう。
中級〜上級者には、「第2ゲレンデ」「チャンピオンコース」「サターンコース」の3コースが用意されています。
中でも「チャンピオンコース」は、滑走距離が1,100メートルにもおよぶロングコースで、最高斜度は32度という難易度の高いコースです。大自然の中を滑り降りるので、長距離を風を切って一気に滑り降りる「スキーの醍醐味」を味わうことができます。
「花巻市鉛温泉スキー場」のおすすめポイント
こちらでは、「花巻市鉛温泉スキー場」のおすすめポイントをまとめてみました。スキー場の天候の特徴やレンタル、スクールなどを見ていきましょう。
気象条件が良くリフト運行率が高い
スキー場に到着すると、その日の天気によってリフトが運行されず、あるコースが閉鎖されていたという経験があるスキーヤーは多いのではないでしょうか。最近ではスキー場のホームページで、天気やコースのオープン状況がわかるようになってきていますが、閉鎖される日が意外と多いのは事実です。しかし「花巻市鉛温泉スキー場」は、比較的気象条件がおだやかで、リフト運行率が高いと言われています。不慣れな初心者や、子どもでも天気を気にせずスキーを楽しめますね。
レンタルとスキースクールも完備
スキーを始めたいと思っても、きっかけがないとなかなか難しいものです。スキー用品を揃えるにも、また練習するにも、初心者1人ではわからないことだらけでしょう。
「花巻市鉛温泉スキー場」では、そういった初心者にもやさしい施設が揃っています。
レンタルショップ「フジワラレンタル」では、フルセットはもちろん単品でもレンタルすることができます。プロによるレッスンスクール「鉛温泉スキー学校」もあり、個人レッスンまたは団体レッスンで、自分のレベルに応じた指導を受けることが可能です。
スキーを楽しんだ後は花巻温泉郷へ行こう
目一杯ゲレンデでスキーを満喫した後は、しっかり体を労ってあげましょう。
「花巻市鉛温泉スキー場」は、東北でも有数の温泉地として知られる花巻温泉郷が近くにあり、多くの温泉施設があります。ぜひ体を温めて、筋肉をほぐしてあげることで、その日のうちに疲労を取り除いてあげましょう。
ゲレンデ内のレストランで昼食休憩を取ろう!
スキーに行くとなると、ゲレンデ食も見逃せません。「花巻市鉛温泉スキー場」のレストラン情報を紹介します。
「銀河ステーション」でゲレンデ食を満喫
「花巻市鉛温泉スキー場」のレストランは、ゲレンデが一望できる300席の「銀河ステーション」です。ゲレンデ食定番のボリューミーな食事メニューはもちろん、コーヒーやお茶など、休憩にも気軽に利用することができます。
「花巻市鉛温泉スキー場」への交通アクセス
「花巻市鉛温泉スキー場」へは、車でも公共交通機関でもアクセスすることができます。それぞれのアクセス方法をチェックしてみましょう。
車でのアクセス方法
最寄りの高速道路のICは、東北自動車道の花巻南ICです。そこから「花巻市鉛温泉スキー場」まではおよそ20分の道のりです。花巻南ICを降りて左折し、突き当たりのT字路の信号を右折。道なりに進めば到着します。花巻南ICからスキー場まではおよそ20分です。
JR東北新幹線、路線バスでのアクセス方法
公共交通機関を利用する場合は、路線バスが便利です。花巻駅から岩手県交通のバスが運行しており、「花巻市鉛温泉スキー場」まで約30分でアクセス可能です。
遠方から新幹線でアクセスの場合は、JR東北新幹線の新花巻駅で下車し、そこからJR釜石線に乗り換えて約8分で花巻駅へ移動することができます。
「花巻市鉛温泉スキー場」周辺の人気宿泊施設
最後に「花巻市鉛温泉スキー場」の周辺にある人気の宿泊施設を3軒紹介します。
どれも温泉が魅力の宿泊施設ですが、それ以外のおすすめポイントも見ていきましょう。
日本温泉遺産にも選出された鉛温泉の「藤三旅館」
「花巻市鉛温泉スキー場」から歩いて約5分の「藤三旅館」は、新日本百名湯や日本温泉遺産にも選出された由緒正しき旅館です。館内にある4つの浴場はすべて100%源泉掛け流しのこだわりの温泉として人気を得ています。
「白猿の湯」は藤三旅館の顔とも言える浴場で、深さが平均1.25メートルもあり、立って入る浴場です。全身にまんべんなく湯圧がかかることで、血行促進や循環器系を整えることにもつながると言われています。
くつろぐことができるように貸切可能の「銀の湯」は、誰でも使いやすいように段差を少なくしたり、床暖房を備えたりと、心温まる設備の浴場です。
「桂の湯」は内風呂、露天風呂、そして川のせせらぎを目の前に望むお風呂があります。自然を感じながら、ゆっくりした時間を過ごすことができます。
「白糸の湯」は白糸の滝が目の前というロケーションで、展望半露天風呂になっています。
このように、4つの浴場を持つ「藤三旅館」の客室は、本館、別館に分かれています。
本館には「絶景のこだわり部屋」「文人ゆかりの部屋」「寛ぎのゆったり部屋」「純和風の一般部屋」とコンセプトの異なる部屋があり、別館には階ごとに、さまざまな広さや間取りの部屋があります。
藤三旅館
住所:岩手県花巻市鉛中平75-1
新鉛温泉 結びの宿「愛隣館」
「花巻市鉛温泉スキー場」からは徒歩約10分の「愛隣館」は、3つの自家源泉のお湯を17もの浴槽で堪能できるという多様な浴場があることで人気の宿泊施設です。
内湯からもしっかりと自然を感じることができるように設計されており、マイナスイオンたっぷりの森林浴がテーマとなっています。
内風呂と露天風呂ともに楽しめる貸切風呂など、プライベートの温泉を楽しむこともできます。女性には岩盤浴も人気です。
館内施設も充実しており、カフェラウンジ「花うらない」では宿泊者は無料でドリンクを楽しめたり、キッズコーナーでは子どもが遊べる遊具やおもちゃが充実しています。
部屋は12タイプから選ぶことができ、露天風呂付きの特別室から、ベッドで寝たいというニーズに応える和モダンな部屋、マッサージチェア付きの部屋など多種多様です。
愛隣館
住所:岩手県花巻市鉛字西鉛23
花巻温泉 山の神温泉「優香苑」
「優香苑」は、「花巻市鉛温泉スキー場」から車で約3分、同じく花巻温泉郷でも山の神温泉にあります。宿は、宮大工によって格子模様の格天井や巧みな細工が施されており、それらの細かなこだわりが温かみのある雰囲気を作り出しています。
温泉は全部で4つあり、内風呂2つ、露天風呂2つとなっています。「こもれび乃湯 内風呂」は自然を感じることのできる明るく、開放感と安らぎを感じる空間に設計されています。「とよさわ乃湯 内風呂」は高い天井と、中国製の陶器から作られた壁が特徴的で、湯屋のイメージそのものです。
澄んだ冬の空気を感じながら入る露天風呂も忘れてはいけません。
「こもれび乃湯 新露天風呂」はモダンな雰囲気の露天風呂で、「とよさわ乃湯 大露天風呂」は男女合わせて50畳という広さと開放感あふれる作りが特徴的です。
また、料理は前沢牛、白金豚、そして三陸の新鮮な海の幸に、花巻の山の幸といった地元の新鮮食材を贅沢に使用しています。
山の神温泉 優香苑
住所:岩手県花巻市下シ沢中野53-1
穏やかな気象条件でスキーも温泉も満喫できる「花巻市鉛温泉スキー場」
「花巻市鉛温泉スキー場」の魅力を様々な角度で紹介しました。天候が穏やかで施設も充実しているので、初めてスキーに挑戦するという方にとっても比較的過ごしやすいスキー場と言えるでしょう。スキー場でのウィンタースポーツはもちろん花巻温泉郷を巡る楽しみもある「花巻市鉛温泉スキー場」へぜひ行ってみてください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
花巻市鉛温泉スキー場 岩手県
コース | 5 |
リフト | 2 |
最長滑走距離 | 2,000 m |
最大斜度 | 32 ° |